刑務所に入るよりもストレス度の高い離婚…不安を取り除きよりよい解決へ

――先生のアピールポイントを教えてください。

弁護士になって10年目を超えましたが、この間は濃厚に事件数をこなしてきました。そして、それぞれの事件でよい結果を出せたと思っています。

相談しやすさ、質問しやすさに関しては特に意識しており、実際に「弁護士なのに親しみやすい」と評価をいただいています。弁護士はまだまだ敷居が高いと感じる方が多い中で、「かかりつけ弁護士」として気軽にご相談していただけているようで嬉しいです。

――離婚事件ならではの特徴について、どのようにお考えですか。

お金の面だけではなく、感情的対立や、取り巻く環境が大きく変わる離婚は大きなストレスがかかります。ワシントン大学で1960年代に行われた調査によると、離婚は刑務所に入るよりもストレス指数が高いという結果となったそうです。

そのため、不安をできるだけ取り除けるように感情面も考慮しつつ、よりよい解決に結びつけるよう目指しています。

また、対応の素早さも強みのひとつです。「自分の事件は今どうなっているんだろう」などと不安を抱かせないよう、動きがあればすぐに報告するようにしています。

――得意分野を教えてください。

財産分与は一つのミスで得られる金額が大きく変わることがあるのですが、不動産や株式等、さまざまな財産があり、財産分与が複雑になっている事件であっても、処理は得意ですのでお任せください。

また、探偵社の顧問をしておりますので、不貞による慰謝料請求に関する経験が豊富にあります。

――印象に残っている解決事例はありますか？

印象的な解決事例としては、夫婦互いに慰謝料を請求した事件で、当方の請求のみ認められたケースがございます。夫の側からの依頼で、妻の不貞行為に対して慰謝料を請求。一方、妻は夫のDVを主張して慰謝料を請求し、裁判となりました。

当事務所による裁判での尋問が功を奏し、夫の行為に違法性がないと認定がされ、不貞相手への尋問で長期の不貞があったことが認められました。結果、妻からの請求は退けられ、夫からの不貞の慰謝料請求だけが認められる結果となりました。

――他のケースもあればお話いただきたいです。

別のケースとしては、26歳までの養育費及び将来の退職金を財産分与で獲得できたケースがあります。

養育費は一般的に20歳までの支払いとされるのが通常ですが、子どもが浪人後に大学に入学していた等の事情から、裁判所及び相手方を説得し、20歳を大幅に上回る26歳までの養育費が認められました。

また、慰謝料について相場を上回る約500万円、財産分与について退職金の半分を手にする条件での調停離婚となりました。退職金は退職時期が迫っていなければ認められない場合が多いですが、夫は40歳代の若さにも関わらず将来の退職金まで財産分与の対象となりました。

――事務所の特徴を教えてください。

特徴は3つあります。

一つ目は、依頼者の利益の最大化すること。じっくりと丁寧に話をうかがい、依頼者にとって法律的にどのような成果をあげられるのか確認し、利益の最大化に向けて最善を尽くします。

二つ目は、スピード解決。離婚問題はストレスが訴訟まで至れば1、2年かかることもよくあるものです。当事務所は、ご依頼いただいた翌営業日までに事件に着手し、最短での解決を目指します。結果、交渉での解決や調停になったものの2度の期日で解決した事件が多くあります。

三つ目は料金体系を明示していることです。相談者の方に安心してご依頼いただけるよう、ご依頼前に費用を明確に提示しますし、ホームページにもできる限り細かく料金体系を掲載しています。

――最後に一言お願いします。

知識がなければ、その判断や行動が正しいかどうかわかりません。相談したからといって必ずしもご依頼いただく必要はありませんので、弁護士が入った方がよいか、ご自身で進められるのか確認をしに来ていただければと思います。

私は、今後の人生にとって何が良いのかを依頼者様と共に考え、最大限に満足してもらうことを追求しています。どうしようか悩まれていましたらぜひ一度ご相談ください。