自身の経験から生まれた「親身に、分かりやすく」という信念

――お仕事におけるご自身のアピールポイントを教えてください。

依頼者に寄り添い、問題解決の道筋を分かりやすく示すことを常に心がけています。

――依頼者に寄り添うというのは具体的にはどのようなことをされていますか？

相談にこられた方の話をよく聞いて、共感して受け入れながら、正しいことを伝えるようにしています。

たとえば、法的に認められないことを求められた場合でも、頭ごなしに否定しないようにしています。心が傷つき弱っている方が多いので、「拒否された、わかってもらえない」とならないように、柔らかく説明することを心がけています。

離婚問題は感情が先立ち、ネットに氾濫する情報の正誤をきちんと判断できなくなっている場合も少なくありません。法律上の正しい情報を提供し、安心していただけるよう努めています。

――離婚事件ならではのやりがいを感じるのはどんなときですか。

依頼者に「自分だけでは絶対に無理だったけれど、先生にお願いして本当に良かった」と言っていただけるとやりがいを感じます。弁護士に相談することは人生の一大決心ですので、依頼者の心の支えとなり、良い結果に導く存在であることを大事にしています。

――ご相談者様に関わる際に、どのようなことを大切していますか。

依頼者が自力で解決することが難しい場合、特に感情的な問題が絡む離婚事件では、弁護士の介入が非常に重要です。たとえば、力関係が固定化されている夫婦の場合、ご主人が強すぎて話も聞いてくれないという状況では、自分一人で解決するのは非常に困難です。そのような場合に弁護士が介入することで、問題解決の大きな助けになることが多いです。

――離婚、夫婦問題に関わる案件で印象的な解決事例を教えてください。

弁護士をつけずにご本人対応されていて暗礁に乗り上げているような案件で、私が介入したことにより、一気に形勢逆転できたり、高額の財産分与・婚姻費用を獲得できたりしたことが何度もあります。

たとえば、ある依頼者は半年間自力で対応していましたが、全く成果が得られずにいました。連れ去られた子どもが転校させられて、住所もわからない状態だったのです。そこから、私が介入し、裁判所の調停委員をリードしながら法的手続きを進めた結果、最終的に子どもを取り戻すことに成功しました。

特に子どもの監護権が関わる離婚事件では迅速な対応が求められるため、弁護士が介入することでスムーズに問題解決が図れるのです。

――事務所の特徴を教えてください。

明るく清潔感のある事務所を心がけています。事務局スタッフも全員女性で、話しやすく安心して任せていただける環境を作っています。スタッフ全員が依頼者に対して柔らかい対応ときめ細かいリーガルサービスを心がけています。

――弁護士になろうと思ったきっかけを聞かせてください。

高校生の時に家族に降りかかった問題に困り果て、母とともに法律相談に行った経験がきっかけです。最初に相談した弁護士は無愛想で不親切でしたが、藁をも掴む思いで次に相談した弁護士は親身に対応してくれました。同じことを相談しているのに、ここまで違うのかと衝撃を受けた原体験です。

弁護士さんに的確なアドバイスを頂き、救われたという経験から、同じように人助けをしたいと思って「親身に、分かりやすく」を心がける弁護士になろうと決心しました。

――その経験が現在の姿勢に繋がっているのですね。

はい。依頼者がどれだけ大きな不安を抱えているかを理解し、どんな小さな問題でも真剣に向き合うようにしています。また、依頼者が私を信頼してくれる以上、最初から最後まで対応する安心感を大切にしたいと考え、所属弁護士は私一人。全て私が対応します。。依頼者に「相談して良かった」と思ってもらえるように、全力でサポートしています。

――離婚や夫婦問題について相談をしようか悩まれている方へ一言お願いします。

昨今、インターネット上には多くの情報があふれていますが、間違った情報も少なくありません。一人で悩んでいるストレスは、ご自身が思っている以上に重い負担となっています。

弁護士という強力な助っ人がいるのといないのとでは、あらゆる面で必ず大きな差が出ます。法律の専門家がサポートすることで、正しい解決策を見つけることができ、安心して前に進むことができます。「相談して良かった」「依頼して良かった」と思っていただける自信がありますので、ぜひ早いうちに一度ご相談ください。