気持ちに寄り添いながら状況を冷静に分析し、最善の解決を目指す

更新日: 2024年09月11日

ご依頼者さまに寄り添いながら、常に変化する状況を法的に整理し、最善の解決を目指す弁護士法人プロテクトスタンス大宮事務所の髙野 喜有弁護士。妥協を許さない姿勢でご依頼に取り組む髙野弁護士が心がけていることや、大切にしていることなどをインタビューしました。

迅速なレスポンスで不安を取り除く

――先生のアピールポイントを教えてください。

法律トラブルにお悩みの方は、心配事や不安を抱えていらっしゃいます。そのため、素早いレスポンスを大切にしています。

たとえば、別居中の配偶者に子どもを連れ去られたという緊急事態で、弁護士からの連絡が遅いと非常に不安を感じるでしょう。また、迅速に対応しなければ、ご依頼者さまにとって不利な状況になってしまう可能性もあります。

もちろん、切迫した状況に限らず、ご依頼者さまの不安を取り除き、信頼してお任せいただけるよう、常に素早いレスポンスを心がけながら業務に取り組んでいます。

――ご相談を受ける際に意識していることはありますか?

まずは、じっくりとご相談者さまのお話を伺うことです。ご自身にとって有利な事情ばかり話されるご相談者さまも多いですが、お話を伺っていると、ご相談者さまにとって不利な事実が出てくるケースも少なくありません。

不利になる事実も把握しておかなければ、相手側がどのような主張をしてくるのか予測できず、適切な対策を講じるのは困難です。ご相談時に私からさまざまな質問をすることも多いですが、安心してお話しいただけるよう、ご相談者さまの気持ちに寄り添う親身な姿勢を大切にしています。

また、状況を常に法的な視点から分析し、必要に応じて解決に向けた方針を微調整することも心がけています。

離婚問題は解決まで一筋縄ではいかないことが多く、必ずしも最初に決めた方針や結論に固執するべきではありません。ご依頼を進める途中で状況に変化が生じた場合には、すぐにご依頼者さまへ報告し、今後の方針を検討したうえで、より良い解決策があればご提案いたします。

慰謝料や財産分与など、離婚に伴うお金の問題はご相談を

――離婚案件ならではのやりがいはどんなところにあるのでしょうか。

離婚問題は、法律や感情の問題が複雑に絡み合うため、当事者だけで解決するのは簡単ではありません。夫婦の双方が100%納得し、すっきりした気持ちで離婚できるケースは少ないでしょう。

そのため、離婚に関するお悩みやご希望をお伺いしたうえで問題点を把握し、法的に実現可能な部分と不可能な部分を整理することが重要です。ご依頼者さまにご納得いただける解決を目指し、相手方との交渉を進めるのは決して簡単ではありませんが、その分、非常にやりがいを感じます。

――得意分野や、積極的に携わっていきたい分野を教えてください。

慰謝料や財産分与、婚姻費用など、離婚に伴うお金の問題は、これまで多くのご依頼をお受けしたので得意分野だと思います。少しでも多くの金額を支払わせたいというご相談はもちろん、請求されたお金を減額したい、支払いたくないといったご相談もお受けしております。

また、積極的に携わっていきたいのは、親権などのお子さんに関連する問題です。お金に関する問題は、金額が決まればスムーズに解決する可能性もありますが、お子さんに関する問題は利害が激しく対立するケースが少なくありません。

お子さんの将来にもかかわる問題ですし、解決が簡単ではないからこそ、注力したいと考えています。

――印象に残っている事件はありますか?

夫が子どもを連れて突然、出て行ってしまったという女性からのご依頼が印象に残っています。

女性は子どもを取り戻して親権を得たいと考え、すでに複数の法律事務所に相談していましたが、どこからも断られていました。女性自身が精神的な問題を抱えており、親から支援を受けられる状況でもなかったので、どの法律事務所も親権を得るのは無理だと判断したのでしょう。

私は女性だけでなく夫の状況なども慎重に確認し、親権を得られる可能性はゼロではないと判断できたため、ご依頼をお受けすることにしました。確かに女性には問題点がありましたが、夫の環境も子どもを育てるには良い状況ではなかったからです。

調停などを通じて、女性の問題が一時的であることや、夫のもとで子どもを育てるべきではない点などを丁寧に主張した結果、無事に親権が認められました。解決が不可能に思える問題でも、丁寧にご相談をお伺いし、冷静に状況を分析すれば、道が開ける可能性があると実感した事件でした。

【離婚に悩むあなたへ】ご相談は解決への第一歩です

――夫婦関係や離婚問題に悩む方に、どのような言葉をかけたいですか?

私は、「なせば成る、なさねば成らぬ何事も」という言葉を大事にしています。離婚問題についても、行動しなければ納得できる解決を目指すことは困難です。

弁護士に依頼すれば、財産分与や婚姻費用などの条件を、より有利な内容で離婚できるはずなのに、最初からあきらめてしまう方がいらっしゃいます。「相手に何を言っても無駄」とか「大きなトラブルしたくない」などと考えてしまうのでしょう。

しかし、何も行動しないでいるとモヤモヤした気持ちを抱えたまま離婚し、後悔してしまうかもしれません。人生の新しいスタートに向けて最後まで一緒に戦いますので、ぜひご相談ください。

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弁護士: 埼玉弁護士会

髙野 喜有

弁護士法人プロテクトスタンス 大宮事務所

〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町2-81いちご大宮ビル3F

平日:10:00-19:00 土日:10:00-17:00

初回無料

*料金詳細は各弁護士の料金表をご確認ください

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