必要なのは「不安の正体を知ること」不安要素を一つずつ解きほぐす面談

――小林先生がお仕事をする上で大事にしていることは何でしょうか。

依頼者様のお話をよく聞くことを大事にしています。依頼者様が何に対して不安を抱えているのかわからなければ、的外れな解決策を提案することになりかねません。

現在の生活が大変な状態の方に、将来の財産分与について長々とお話をしても、今の不安には全くアプローチできません。反対に、しっかりと安定した収入がある方には、財産分与の不公平感を払拭するお話に時間を割きます。ご本人のお話をしっかりとお聞きし、オーダーメイドに不安を解消することを心がけています。

一つ一つのお困りの正体が何か、細部まで正確に把握できなければ、丁寧に解決することは難しいものとなってしまいます。そのため、紙の上だけではなく自分の目で見て確かめる必要があったり、依頼者様に困り事があったりした場合には、フットワーク軽く現場に飛び、自分の目で事実を確認し、しっかりと感覚を得た上で事件を進めます。

――先生が得意とする分野と解決事例を教えてください。

養育費や婚姻費用については多くを手がけてきました。特に女性側では、経済的な事情で生活に不安がある方が多くいらっしゃいますが、なるべく早期にアプローチすることが大事だと感じます。

実際に、かなり安い金額で婚姻費用を提示された方の事件に早急に介入できたことで適正な金額を得られた経験が何度もあります。

――続いて、事務所の特徴を教えていただけますか。

ハード面では、駅から近くアクセスしやすい点です。弁護士法人リーガルプラス市川法律事務所は、JR本八幡駅の駅前にあり、主に、市川市・本八幡周辺にお住まい・お勤めの方、松戸市、船橋市、江戸川区、総武線・都営新宿線・京成線の沿線にお住まいの方からのご相談をお受けしています。

法人としても千葉県内に複数拠点ありますので、場合によってはフットワーク軽く他拠点でのご相談もお受けしています。

ソフト面の特徴としては、オーダーメイドでご本人の困りごとにアプローチすること。特にこの点に関しては私個人だけでなく、弊所全体で真面目に取り組んでいます。

――先生が弁護士になったきっかけは何ですか？

私は法学部出身ではなく政治経済学部出身なのですが、ある授業で教授がこのような話をしていました。「弁護士法の第一条には『弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。』とある。法律に“正義の味方”なんて書いてある仕事は弁護士しかない」と。

いろいろな仕事が社会貢献に繋がっていることは間違いありませんが、真正面から社会正義を追及できる仕事に魅力を感じ、弁護士を志しました。今でも私の原点となっている大切な言葉です。

――離婚に悩まれている方に向けて伝えたい言葉はありますか？

離婚は人生の大きな決断です。今後の人生だけでなく、足元の生活に不安を抱えている方も多い問題です。

今現在悩まれている方は、正体のわからない不安を抱えているかもしれません。しかし、ご相談いただくことで、少なくとも不安の正体は明らかになると思います。不安の要素を一つ一つ解きほぐして道筋が見えてくると、未来に向けて取るべき行動は変わります。ぜひ一度ご相談だけでもいらしてください。