依頼者の利益を守る強い気持ちを持ちながら、言葉は優しく丁寧に
更新日: 2024年12月02日
社会の価値観や法律が変化を続ける中、ベリーベスト法律事務所 名古屋オフィスの大矢麻木弁護士は、そうした変化に敏感に対応しながら、一人一人に最適な解決方法を提案しています。穏やかな対話力で、離婚という人生の岐路に立つ人々を支える大矢弁護士の素顔に迫ります。
時代の変化を読み取り、最適案を探る
――弁護士としてのアピールポイントを教えていただけますか?
相談者のニーズに柔軟に対応できることが私の強みだと考えています。法律は日々変化していますし、社会の価値観も時代とともに変わっていきます。そうした変化に常にアンテナを張り、新しい情報をキャッチしながら、一人一人の相談者に最適な解決方法を提案することを心がけています。
また、弁護士は堅いイメージを持たれることが多いですが、親しみやすい、話しやすいという声をよくいただきます。「弁護士っぽくない」と言われることも多いですね。
これは弁護士になる前に広告代理店、輸入専門商社、社会保険労務士事務所といった一般企業での職務経験があり、多角的な視野でお話できることも影響しているかもしれませんが、「緊張しなくて大丈夫ですよ」と相談者様の緊張をほぐすお声がけもしています。
――離婚事件ならではのやりがいについて教えてください。
人生に深く関わる仕事なので、事件が解決したときの依頼者様の言葉が何より嬉しいですね。「不安な気持ちが解消された」、「寄り添ってもらうことで気持ちを保てた」、というお声をいただくこともありました。ご高齢の依頼者様から「残りの人生を幸せに過ごせます」と言っていただけたときは本当に嬉しかったです。
相手方にも配慮しながら依頼者のため最善を尽くす
――印象に残っている事件を教えてください。
離婚問題の中でも、特に財産分与は複雑なケースが多く、インターネットで調べた情報だけでは対応が難しい分野で、弁護士としての経験と知識が特に必要とされます。
実際に印象に残っているのは、権利関係が複雑な不動産の財産分与を含む離婚案件です。裁判所だけでなく、銀行や不動産業者とも協議を重ねて解決に導きました。
また、調停不成立後に裁判となりかけた事案も印象に残っています。相手方に対し、電話や手紙でも丁寧なコミュニケーションを心がけ、裁判開始前に相手方と直接話し合う機会を設けることができました。
結果として協議による離婚が成立し、裁判を避けられたことで当事者双方の負担が軽減されました。最後には相手方から「疑問に思っていることにも一つずつ丁寧に答えてくれたから、応じる気持ちになれた」と感謝の言葉をいただきました。
私は日頃から「言葉は優しく、気持ちは強く」を心がけています。こちらの主張は法律家として根拠や理屈をもって主張すれば良いので、強い口調で伝える必要はありません。強い口調では自分も疲れますし、相手も傷つきます。言葉は優しく、でも依頼者の利益を守る気持ちや姿勢は強く持って仕事に取り組んでいます。
【離婚に悩むあなたへ】解決の糸口を見つけるためにご相談を
――離婚や夫婦問題で悩む方へメッセージをお願いします。
すれ違ってしまった当事者同士で話し合うのは本当に難しいものです。価値観が違うなど様々な状況があり、話し合っても平行線になることが多いと思います。
そんなときは弁護士に相談することで、解決の糸口が見つかることもあります。どうぞ気軽にご相談ください。
弁護士: 静岡県弁護士会
大矢 麻木
ベリーベスト法律事務所 名古屋オフィス
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