「あなたはどうしたいですか？」一人一人の気持ちに寄り添い、最善の解決策を共に探る

――まず、弁護士としてのアピールポイントを教えていただけますでしょうか。

「話しやすくて安心した」「話したら落ち着いた」といったお言葉をよくいただきます。相談に来られる方は緊張されていたり不安を抱えていらっしゃる方が多いのですが、まずはそうした気持ちをほぐしていくことを大切にしています。

離婚事件は他の事案と比べても、特に感情面が大きく影響してきます。法的な処理ももちろん重要なのですが、納得がいかない気持ちや様々な感情が入り混じって、ご自身では状況を整理しづらい方が多くいらっしゃいます。

そうした中で、依頼者様の気持ちに寄り添いながらも、法的な専門家として客観的な視点から「この選択の方が良いのではないか」といった提案をさせていただいております。

――ご相談者様との関わりで大事にされていることは？

まず、「あなたはどうしたいですか？」とお聞きすることを大切にしています。経済的な合理性だけでなく、ご本人様の意向や希望も重視したいと思っているからです。

時には感情が先立ってしまって、なかなか提案を受け入れていただくことが難しい場合もありますが、丁寧に説明を重ねながら、依頼者様にとって最善の道を一緒に探っていくことを大切にしています。

――特に積極的に取り扱いたい分野はありますか。

お子さんが関わる高葛藤な事案は、これまでも数多く携わってきましたし、これからも積極的に扱っていきたいと考えています。

弁護士1年目から少年事件に多く関わってきた経験があるのですが、その中で家庭環境が子どもに与える影響の大きさを実感してきました。特に両親の離婚という場面では、子どもは大きなストレスにさらされることになります。時にはそれが非行につながってしまうケースもあり、そうした事案も担当してきました。

この経験から、離婚事件においては、大人同士の問題解決だけでなく、子どもの心理的負担をいかに軽減できるかという視点を常に持つようにしています。

子どもの権利委員会にも所属し、特に子どもが関わる案件については豊富な経験を持っています。

――ベリーベスト法律事務所の特徴や魅力を教えてください。

全国にネットワークがあり、依頼者様が転居された場合でも、シームレスな法的サービスを提供できる点が大きな特徴です。

特に大阪は転勤や引っ越しで転入出が多い地域ですので、「これまで東京で調停を進めてきたけれど大阪に転勤することになった」「交渉していた相手が地方に移ってしまった」といった場合でも、全国のオフィスと連携して対応することができます。

当事務所は大規模な総合法律事務所として様々な分野の案件を扱う一方で、「町の法律事務所」としての温かみのある対応を大切にしています。事務所全体で培った豊富な経験とノウハウを活かしながら、依頼者様お一人お一人の状況に合わせた対応を行っています。

――最後に、離婚や夫婦問題に悩まれている方へメッセージをお願いします。

まず、何に悩んでいらっしゃるのか、どうしていきたいと思っているのかをゆっくりお聞かせいただきたいと思います。

さまざまな問題があると思いますが、ご本人様が気づいていない解決策があるかもしれませんし、より深く向き合う必要がある場合もあります。

どのような状況でも、誠実な対応で、一緒に最善の解決方法を考えていければと思います。お気軽にご相談ください。