本音を引き出す対話力で、第三者に相談しにくい離婚の悩みを解決へ

更新日: 2025年01月05日

Authense法律事務所 大阪オフィスの新町佳史弁護士は、依頼者の話を「聴くこと」を何よりも大切にすると話します。相手の表情や仕草まで丁寧に観察し、言葉の奥に潜む本当の悩みを読み取り、最適な解決策へと導く新町弁護士にインタビューしました。

自然な対話から問題の本質を見出す

――弁護士としてのアピールポイントを教えていただけますか?

相談者に親身になって話を聞けることが一番のアピールポイントだと考えています。相手の様子を観察しながら、何を伝えたいのか、あるいは言いにくいことは何なのかを丁寧に読み取っていくように心がけています。

離婚問題では特に、表に現れる言葉だけでは本当の悩みが見えてこないことが多いものです。ですから、まずは相談者の方のお話をじっくりと伺い、その中から本質的な問題を見出すことを大切にしています。

――実際の相談では、どのように依頼者と向き合われているのでしょうか?

特に離婚問題では話しにくい部分もありますよね。そういった場合は、日常会話のような自然な流れの中で、少しずつお話を伺っていきます。

相談者の方との距離が近いのが離婚事件の特徴で、日常生活の些細なことまでお話しいただけることも多いのです。そういった何気ない会話の中から、問題解決のヒントが見つかることもあります。

また、見通しについてはできるだけ早い段階ではっきりとお伝えするようにしています。弁護士に依頼するということは費用もかかることですし、これからの人生にも関わる重要な決断です。

ですから、まずは十分にお話を伺い、その上で現実的な選択肢をわかりやすく説明させていただくことを心がけています。相談者の方の人生に直接関わる問題だからこそ、一つひとつの判断を慎重に、かつ的確にサポートしていきたいと考えています。

丁寧な聞き取りから証拠を発見、不貞の立証に成功

――印象に残っている解決事例はありますか?

財産分与や慰謝料請求を多く扱ってきましたが、中でも、妻側の代理人として夫の不貞の疑いがある事案に当たっていた際に、飛行機のチケット予約記録から決定的な証拠を見つけ出せた件が印象に残っています。

夫が出張と称して不貞相手と旅行に出かけていた疑いがあり、弁護士会照会という制度を使って飛行機のチケット情報を調査したところ、夫と女性の2人分の予約記録が見つかり、裁判で不貞が認められたのです。

離婚事件では、相手方が不貞の事実を認めることは稀で、証拠の収集は困難を極めます。依頼者との何気ない会話の中から使える情報を見つけ出し、適切な調査につなげられたことが、解決の決め手となりました。

【離婚に悩むあなたへ】一歩を踏み出す勇気が、道を開く

――最後に、離婚や夫婦問題で悩まれている方へメッセージをお願いします。

「人間万事塞翁が馬」です。一見悪いと思えることでも、結果的に良い方向に向かうこともある。だからこそ、まずはお話を聞かせていただきたいと思います。早い段階でのご相談であれば、問題が複雑化する前に解決できることも多いのです。

夫婦問題について、大きな不安や悩みを抱えていらっしゃるかと思いますが、お話いただくだけでも気持ちは和らぐはずです。この一歩を踏み出すことができれば、道のりの半分ほど前進したと言っても過言ではありません。

依頼者様の人生がより良い方向に進むよう、全力でサポートいたしますので、ぜひご相談にいらしてください。

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弁護士: 大阪弁護士会

新町 佳史

Authense法律事務所 大阪オフィス

〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満2丁目6-8堂島ビルヂング6階611号室

24時間受付(平日/土日祝)

初回無料

*料金詳細は各弁護士の料金表をご確認ください

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