旦那の全てが気持ち悪いときの対処法|生理的に無理なら離婚すべきなの?

「旦那が気持ち悪い」と感じて一緒に暮らすのが苦痛だという妻がいます。離婚を考えるほど夫に嫌悪感を抱く要因は、夫に不潔さを感じて愛情が冷めるだけでなく、ホルモンバランスの変化など妻の体調も影響しています。「旦那が気持ち悪い」と感じる理由や対処法を説明します。

目次

  1. 旦那がキモすぎる!離婚したいレベル...
  2. 旦那の全てが気持ち悪いと感じるのはなぜ?
  3. すれ違いの積み重ね
  4. 嫌なことを続けてくる
  5. 身だしなみや言動が不潔
  6. 決定的な裏切りをされた
  7. そもそも好きではなかった
  8. 旦那を気持ち悪いと感じる時期がある?一時的なもの?【体験談】
  9. 新婚
  10. 産後クライシス
  11. 更年期
  12. 旦那の全てが気持ち悪いときの対処法
  13. 一緒にいる時間を減らして自分の時間を充実させる
  14. 改善できることは一緒に改善する
  15. 不快に感じている部分を冷静に伝える
  16. 別居・プチ別居で物理的な距離を置く

旦那がキモすぎる!離婚したいレベル...

夫に対して「嫌い」というより「気持ち悪い」「生理的に無理」と感じてしまう妻は少なくないようです。ひどい場合は、夫と同じ空間にいるだけで頭痛や吐き気といった体調不良が現れることもあります。

夫からDVやモラハラを受けているわけではないのに、なぜ耐え難いほどの嫌悪感を持ってしまうのか、自分でも不思議に思っていませんか。同じように「旦那が気持ち悪い」と言う妻の体験談をもとに、そのような心理になってしまう理由や対処法を説明します。参考にできるケースがないか、チェックしてみてください。

旦那の全てが気持ち悪いと感じるのはなぜ?

「旦那が気持ち悪い」と感じる理由は、不潔な言動や特殊な性癖など、客観的に見ても気持ち悪い場合だけではありません。夫への小さな不満が蓄積した結果、顔を見るのも嫌になるなど、妻の主観が影響しているケースもあります。夫を気持ち悪いと感じる理由として、次のようなものがあります。

・すれ違いの積み重ね
・嫌なことを続けてくる
・身だしなみや言動が不潔
・決定的な裏切りをされた
・そもそも好きではなかった

すれ違いの積み重ね

結婚生活のマンネリ化や夫との意見の食い違いなどによって、夫への愛情が冷めると、夫が気持ち悪いと感じることが多いようです。相手のことを考えるだけでときめきを感じる恋愛感情が、いつまでも続くとは限りません。一緒に過ごす時間が長くなると、魅力的な面だけでなく嫌な部分もはっきり見えてくるものです。

ただ、相手を人間的に尊敬したり、一緒にいて安心感を得られたりと、恋愛感情以外にも魅力を感じられれば、良好な夫婦関係を長く続けられます。

特に、価値観の違いなどで気持ちのすれ違いが続くと、期待はずれな言動ばかりの夫にがっかりする妻は多いようです。恋愛感情があるときは気にならなかった夫の癖なども、愛情が冷めてしまうと我慢できないほどのストレスになる可能性があります。

結婚10年目ですが、旦那とは明らかに価値観の違いがあり、意見がぶつかると、旦那がいなくなってしまえばいいのにとまで嫌悪感を覚えます。

子供もいるので離婚は考えていませんが、旦那への愛情がないまま夫婦関係を続けるのが苦痛です。

嫌なことを続けてくる

自分の欲求や快楽のために、妻が嫌がることを強要する無神経な夫も妻に嫌われます。中でも、妻が拒否しているのにしつこく夜の営みを求めてくる夫は、妻に嫌がられるだけでなく、気持ち悪いとまで嫌悪されるケースが少なくありません。

夫の求めを妻が断ると、不機嫌になる場合もあり、そのような自分勝手さも、妻が夫の存在を不快に感じる要因だと考えられます。中には妻が嫌がるのを知った上で、わざとキャバクラや風俗店に通う夫もいます。妻の気をひこうと、くだらないいたずらをする夫も、妻から気持ち悪いと距離を置かれがちです。

旦那は結婚前からスキンシップが多かったのですが、結婚して5年たってもいまだにベタベタ触ってきます。

しつこいしうっとうしいし、子供の前ではやめてと言うと、子供に対して不機嫌にあたることもあり、最近旦那が気持ち悪くなってきました。

旦那がベタベタしてきてうざい・気持ち悪い!スキンシップを断るには?

身だしなみや言動が不潔

たとえ一緒に暮らす夫であっても、咀嚼音や体臭といった音や臭いが生理的に受け入れられない妻は多いようです。また、夫のほうも妻に恋愛感情があったときは、身だしなみや生活習慣に気を配っていたのに、結婚生活が長く続くと安心しきって油断しがちです。妻の前で平気でげっぷをするなど、だらしなさが目立ってくる夫もいます。

夫婦で衛生観念が大きく異なる場合、不潔な言動や身だしなみが夫婦関係の悪化を招くケースは少なくありません。たとえばきれい好きな妻にとって、シャワーも浴びずにベッドで寝てしまう夫とは、気持ち悪くて一緒に寝たくないと思うはずです。このような出来事がきっかけとなり、セックスレスや家庭内別居に発展することもあります。

旦那にとってのきれい・汚いの区別は私とはまったく違うようです。脱いだ靴下を食卓に置いたり、室内用のスリッパで庭に出たり、私からすると信じられないことを平気でします。

旦那のことは大切ですが、ときどき触られるのも嫌なほど気持ち悪いと感じます。

決定的な裏切りをされた

夫の浮気や不倫を知ると、妻は夫に裏切られたことにショックを受けるだけでなく、気持ち悪いと感じます。自分以外の人と体の関係を持った夫を、妻が生理的に受け入れられないのは当然といえるでしょう。

また、夫の顔を見ると不倫現場を想像してしまい、気分が悪くなる妻もいます。同じ空間にいること自体がストレスで、不倫発覚後に夫婦関係を再構築しようとしたけれど結局離婚に至ってしまうケースもあります。

旦那の浮気が発覚しましたが、旦那が心から反省し、相手の女性とも縁を切ったので、離婚せずに婚姻関係を続けることにしました。

旦那は以前より優しくなり、今のところ夫婦関係はうまくいっていますが、いまだに旦那への不信感は消えず、スキンシップは気持ち悪いので拒否しています。

そもそも好きではなかった

そもそも夫への愛情がなかったため、夫を気持ち悪いと感じている妻もいます。子供が欲しい、生活を安定させたいといった理由で結婚したものの、恋愛感情がないのでスキンシップや夜の営みが気持ち悪いと感じるのです。また、愛情がないので、夫の欠点に寛容になれず、ちょっとした癖や行動でも気持ち悪いと思ってしまうことがあります。

早く子供が欲しかったし、優しそうだったので旦那と結婚しました。家庭を築くうちに愛情が深まることもあるかもと期待していましたが、そのようなことはなく、今は子供の父親兼ただの同居人という感じです。

旦那を気持ち悪いと感じる時期がある?一時的なもの?【体験談】

夫を気持ち悪いと感じていたけれど、感情の変化に向き合ったり夫の協力を得たりして、夫への愛情を取り戻せた人もいます。そのような妻の体験談によると、女性のライフステージにおいて、夫を気持ち悪いと感じやすい時期があるようです。中でも次のような時期は、環境の変化によって、夫に嫌悪感を抱いてしまう傾向があります。

・新婚
・産後
・更年期

新婚

結婚直後は一般的には幸せにあふれていると言われますが、生活を共にするうちに、夫のさまざまな面を知る時期にもなります。結婚前は知らなかった生活習慣や価値観の違いから、夫を気持ち悪いと感じてしまう新婚の妻は少なくありません。

しかし、せっかく結婚したのだからと妻から妥協して歩み寄ったり、気になる部分を夫に直してもらったりすることで、夫への嫌悪感を克服できることがあるようです。

旦那は疲れて帰ってくるとシャワーも浴びずにベッドで寝てしまいます。結婚前は気付かなかったのですが、結婚して一緒に暮らし始めると、そういったことが何度もあり、シーツも汚れるし気持ち悪いと感じていました。

疲れているときにうるさく言うと喧嘩になるので「ちゃんと汚れを落とさないと髪にもよくないんだって」とさりげなく伝えると、薄毛を気にしていたこともあり、きちんとお風呂に入るようになりました。

産後クライシス

出産後はホルモンバランスが変化するため、女性は体調を崩しがちで、精神的にも不安定になりがちです。また、育児方針をめぐって意見が対立する夫婦も多く、出産後の数年間は夫婦関係が悪化しやすいと言われています。

このように、妻の出産後に夫婦仲が悪化することを「産後クライシス」といい、妻は夫に触られたくないと感じるようになることがあります。また、子供のために清潔さを重視するあまり、夫が不潔で汚く見えたりする妻もいます。ただ、妻の体調が安定し、子育てに慣れてくると、産後クライシスも落ち着いてくるようです。

産後クライシスは2~3年続くことが多く、うまく乗り越えるには夫が育児に参加するなど夫婦の協力が大切だと言われています。

出産前は旦那と仲がよくスキンシップも多かったのですが、出産直後から旦那が気持ち悪いと感じるようになりました。手を洗っていたとしても旦那には子供に触ってほしくないとまで思ってしまい、自分で気持ちのコントロールができないことがショックでした。

旦那と話し合い、子育て以外の家事は任せることにすると、気持ちにいくらか余裕が出て、時間はかかりましたが産後クライシスを乗り越えることができました。

更年期

人生の折り返し地点と言われる40代から50代にかけて、今後の人生について思い悩み、精神的に不安定になることをミッドライフクライシスと呼びます。男女ともに起こりうる現象ですが、女性は更年期に起こるホルモンバランスの変化などで、体調を崩しやすく、精神的にも不調を感じやすい時期です。

また、子育てが一段落して夫婦2人だけの生活になる人も多く、今まで見て見ぬふりをしてきた夫婦間の問題が互いに気になり始める時期にもあたります。こうした要因も重なり、長年蓄積した夫への不満に我慢できなくなって、40~50代で夫と暮らすのが気持ち悪くて耐えられなくなる妻は珍しくありません。

対処法としては、夫婦それぞれが別の趣味を持つなど、夫婦の間にほどよい距離をとると、夫への嫌悪感が薄れることがあります。また、更年期特有の症状がつらい場合は、夫にそのことを伝えて自分の体調を優先し、医療機関の受診も検討しましょう。

子供が進学のために一人暮らしを始め、夫婦2人での生活になってから、旦那に対してイライラしてしまうことが増えました。更年期の症状も疑いましたが、しょせん更年期と軽く見て放置していました。

ある日婦人科で更年期障害について相談する機会があり、症状を緩和できることを知りました。処方された薬の服用を続けるうちに、気分が楽になりました。夫も体調を心配してくれるようになり、つらく当たってしまうことも減りました。

旦那の全てが気持ち悪いときの対処法

今後も結婚生活を続けていきたいのに夫が気持ち悪いと感じてしまうとき、どのように対処すればよいのでしょうか。「我慢して耐える」以外に妻がとれる対処方法を説明します。

一緒にいる時間を減らして自分の時間を充実させる

夫の顔を見るのも気持ち悪いと感じてしまう場合は、一緒にいる時間を減らして夫と距離を置くと、不快な気持ちがやわらぐことがあります。休日は夫婦別々に過ごし、動画鑑賞やハンドメイドなど1人でできる趣味に打ち込んだり、思い切って寝室を分けたりするのもよいでしょう。

夫婦の間に距離が生まれることに夫が反対する可能性がありますが、夫婦関係改善のために必要であることを説明すれば、夫も納得してくれるはずです。

改善できることは一緒に改善する

夫の身だしなみの乱れや不潔な言動が気になるなら、妻が積極的にサポートすれば、夫も改善に前向きになれるでしょう。たとえば夫の体臭が気になるなら、体臭改善が期待できるシャンプーやボディソープを用意したり、雑菌の繁殖を抑える消臭スプレーで夫の衣類をケアしたりといった対策がとれます。

シャワーを浴びずに寝てしまう夫に対しては、帰宅後すぐにお風呂場へ行けるよう玄関とお風呂場の間に物を置かないなど動線を工夫してみましょう。着替えやタオルは他の部屋ではなく、まとめて脱衣所に用意しておくと面倒な準備にも手間取りません。

不快に感じている部分を冷静に伝える

夫を傷つけたくなくて我慢している妻もいるかもしれませんが、不快に感じていることを、はっきりと夫に伝えることも対処法の1つです。癖や体臭は本人は気付いていない場合が多く、妻が指摘することで夫が積極的に改善に取り組んでくれる可能性があります。

また、夫のスキンシップが気持ち悪い場合も、嫌だという気持ちを本気で伝えなければ、夫は理解できないかもしれません。嫌がるのも愛情表現の1つだと考える夫もいるため、スキンシップはせず放っておいてほしいことと、夫が嫌いになったわけではないことの両方をていねいに説明する必要があります。

別居・プチ別居で物理的な距離を置く

どうしても気持ち悪くて夫と一緒に暮らしたくない場合、別居やプチ別居も検討してみましょう。夫と距離を置くため、一時的に実家に帰ってみるほか、短期間1人でホテルやアパートなどで暮らすという方法もあります。

夫に過剰な嫌悪感を抱いてしまうのは、ホルモンバランスの変化で感情が一時的に乱れていることが原因かもしれません。このため、夫と物理的に離れる時間が、早期に冷静さを取り戻すのに役立つ可能性があります。

旦那が気持ち悪くて本当に離婚したい場合はまずは専門家へ相談

夫の顔を見るのも耐えられないほど嫌悪感を抱いてしまうなら、夫としばらく距離を置くことで、気持ちが落ち着くことがあります。また、夫の身だしなみの乱れや不潔さが気になる場合は、夫婦で協力して改善に取り組みましょう。

どうしても夫の気持ち悪さが我慢できず、離婚も視野に入れるほどなら、カウンセラーや離婚に詳しい弁護士といった夫婦の問題に詳しい専門家に相談しましょう。夫婦だけでは解決が難しい悩みに対して、夫と妻の両方が納得できる解決策をアドバイスしてもらえるかもしれません。

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