「夫が私のことを好きすぎる」「急に夫から愛されるようになった」などと感じていませんか。夫の愛情が強すぎると、自分の夫は異常ではないかと心配になるかもしれません。また、夫が急に優しくなると不倫を疑う妻もいるでしょう。妻が好きすぎる夫の特徴や心理を紹介します。
夫から愛されすぎ…?心理は?
夫から愛されることは夫婦円満につながり、決して悪いことではないものの、限度もあります。夫からの愛情が強すぎると妻は「夫は異常ではないか」と不安に思うかもしれません。夫が妻の周囲の人に嫉妬したり、妻の行動を制限して束縛したりすることに不満を持つ妻もいるでしょう。
また、以前はあまり愛情を示さなかった夫が急に優しくなると、夫に後ろめたいことがあるのではないかと勘ぐる妻もいるようです。妻が好きすぎる夫の特徴や、妻を急に好きになる心理を紹介します。自分の夫が「妻が好きすぎる夫の特徴」に当てはまるか、そして自分が夫にどれくらい愛されているかをチェックしましょう。
妻が好きすぎる夫の特徴10選
妻が好きすぎる夫は、行動や態度にいくつかの共通点が見られます。妻が好きすぎる夫の主な特徴を紹介しますので、自分の夫の言動と一致する点がないか確かめましょう。
・頻繁に連絡してくる
・高価なものを頻繁にプレゼントする
・妻と常に一緒にいたがる
・過剰に妻を心配する
・愛情表現やスキンシップが多い
・過度に妻を褒める
・妻の言うことを何でも聞く
・ロマンチックな雰囲気を好む
・嫉妬深い
・妻の好みを細かく把握している
頻繁に連絡してくる
妻が好きすぎる夫は、「残業で遅くなる」「急な飲み会が入った」などの必要な連絡だけでなく、「今お弁当食べたよ」「今日は暑いね」などの他愛ないメッセージも妻へ送ります。仕事中にもかかわらず、「今朝もかわいかったよ」「早く帰って会いたい」などのメッセージを送る夫もいるようです。
高価なものを頻繁にプレゼントする
妻が好きすぎる夫は、高価なプレゼントを頻繁に妻に贈るのも特徴です。誕生日や記念日だけでなく、「今月も頑張ってくれたから」「いつもおいしいご飯を作ってくれるから」などの理由をつけてプレゼントを贈りたがります。中には、「妻に似合いそうだから」という理由だけで、高価な服やアクセサリーを購入する夫もいるようです。
妻としてもプレゼントをもらえば、幸せに感じるものですが、あまりに頻繁だとお金も心配になります。家計のことを考え、「余分なものを買わないでほしい」と不満を持つ場合もあるでしょう。
妻と常に一緒にいたがる
常に妻と一緒にいたがり、どこへ行くにも妻と一緒が良いという夫もいます。このような夫は1人で出かけても「寂しい」「つまらない」と感じ、妻と別行動することを好みません。また、家にいる間もなるべく妻の側にいようと甘えた態度を取り、料理や洗濯などをする妻の後を付いて回ります。
夫が家事や育児も一緒にやってくれるのであれば、妻も助かります。しかし、何もせずに側でただ話しかけてくるだけの夫を疎ましく思う妻も多いようです。
過剰に妻を心配する
妻が好きすぎる夫は、妻を過剰に心配するのも特徴です。例えば、妻が1人で出かけると「事故に遭っていないか」「異性から声をかけられていないか」などと過剰に心配し、頻繁に連絡してくる場合があります。妻の体調を過度に心配し、少しの変化も見逃さずに「今日は調子悪い?」「ゆっくりしてて」と気遣う夫もいるようです。
また、妻が普段と違う服装をすると「今日何かあるの?」「男の人と会うの?」などと勘ぐり、「もう少し地味な格好して」と強要する夫もいます。
愛情表現やスキンシップが多い
妻が好きすぎる夫は「大好き」「愛してる」などの言葉をよく使い、妻への愛情をストレートに伝えます。言葉で表すのが苦手な夫であれば、スキンシップをこまめにとることで妻への愛情を伝えようとします。家の中ならまだしも、外出先や人前でもスキンシップをとりたがる夫に、妻が困惑することもあります。
過度に妻を褒める
褒められて嫌な気分になる人はあまりいませんが、「こんなに小さなことまで褒めるの?」と感じるほど過度に褒める夫は妻を困惑させます。普通の食事を用意しただけなのに、「こんなにおいしい料理を作れる人は他にいない」「君の料理を毎日食べられる僕は幸せだ」などと褒められると、妻も少し薄気味悪く感じることさえあります。
また、「今日もかわいいね」「いつ見ても綺麗だね」などと妻の容姿を褒めるのも、妻が好きすぎる夫の特徴です。他人から見れば「夫婦円満で幸せそう」と映るかもしれませんが、妻は「少ししつこすぎる」とうんざりしていることもあります。
妻の言うことを何でも聞く
妻を好きすぎるため、妻を叱ったり反論したりできず、何でも言うことを聞いてしまう夫もいます。例えば、妻が「明日出かけたい」と言えば、夫は自分の予定を先延ばしにしてでも妻のために時間を作ろうとします。また、妻が「今日は何が食べたい?」と聞いても、「君の好きなものでいいよ」と言って自分の意見を言わない夫もいます。
一見すると妻にとって都合の良い夫のように感じますが、夫が自分の意見を言わないことに不満を抱える妻も少なくありません。
ロマンチックな雰囲気を好む
妻が好きすぎる夫はロマンチックな雰囲気を好む傾向にあり、妻と初デートした場所へ行きたがったり、記念日に高価なディナーを食べたがったりします。妻と過ごしてきた時間や、今妻と一緒にいる時間を大切にしたいという気持ちの表れなのかもしれません。「君と出会えて本当に良かった」などと、妻が恥ずかしくなるような台詞を口にして、甘えた態度を取る夫もいます。
嫉妬深い
妻への愛情が強すぎると、妻の周囲の人に異常なほど嫉妬することがあります。特に、妻の職場の男性に対して嫉妬するパターンが多く、「女性らしい服装で職場に行かないで」「職場の飲み会は断って」などと妻の行動を制限しようとする夫もいます。また、同性でも妻と仲の良い友人や同僚に嫉妬し、「またあの子と遊ぶの?」などと嫌な顔をする夫も多いようです。
中には自分の子供にまで嫉妬し、「僕と子供のどっちが大事なの?」と言って妻を呆れさせる夫もいます。
妻の好みを細かく把握している
食べ物やアクセサリーなどの妻の好みを細かく把握し、妻の好きな物を選んで喜ばせようとするのも、妻が好きすぎる夫の特徴です。妻が好きな異性のタイプも熟知しており、その理想に近付くために髪型や服装を変えて努力する夫もいます。また、妻の周囲に好みのタイプの異性がいると、妻が心を奪われるのではないかと異常なほど心配することもあります。
妻が好きすぎる夫の心理とは?
一般的に愛情は年月とともに冷めていくものだと言われ、実際に「夫の気持ちが離れて寂しい」と感じている妻は多くいます。そんな中で夫の自分への愛情を強く感じると、「なぜこんなに愛されるんだろう」と妻は不思議に思うかもしれません。妻が好きすぎる夫の心理を紹介します。
家庭での時間が癒される
夫が安らげる空間を提供できる妻は、それだけで夫から愛されます。夫から深く愛される妻は、夫が疲れているときはあまり話しかけない、夫の話をちゃんと聞く、愚痴を言わない、などの行動が無意識にできています。反対に、夫が疲れているのに一方的に自分の愚痴ばかりを言う妻には夫も嫌気がさしてしまいます。
また、夫の好物を用意するなど、積極的に夫を喜ばせようとするのも愛される妻の特徴です。妻の気遣いに夫が気付いているかどうかは分かりませんが、家庭の居心地の良さを感じ、その環境を用意してくれる妻に愛情が湧くのは確かでしょう。
私が疲れていると、妻はすぐに察知して話しかけずにそっとしておいてくれます。疲れている時に延々と話を聞かされるのは苦痛なので、妻の優しさにいつも救われており、とても感謝しています。
同僚は、いくら疲れていてもおかまいなしに「ちゃんと話聞いてよ」と彼の妻から叱られるらしく、家庭でも気疲れすると言っていました。他の家庭の妻と比べるのは良くないと思いますが、そういう話を聞くと自分の妻が誇らしく思えます。
妻と過ごす時間が一番楽しい
妻が好きすぎる夫が口を揃えて言うのが、「妻と過ごす時間が一番楽しい」というもの。夫婦の価値観がよく合って会話が弾むと、夫は妻と話している時が最も楽しいと感じます。妻に豊富な知識やユーモアセンスがあると、より会話を楽しめるようです。また、旅行やスポーツ観戦などの共通の趣味があると夫婦で一緒に楽しめるため、仲が深まります。
妻とは趣味や価値観がよく合うため、一緒に過ごす時間がとても楽しいです。お互いサッカー観戦や旅行が好きなのでよく一緒に出かけますし、音楽の趣味も合うのでコンサートにも夫婦で行きます。
一緒に出かける機会が多いと、「あの時の試合良かったね」「あの時食べたあれ美味しかったね」といった思い出話に花が咲き、会話も尽きることがありません。もともと妻は好奇心旺盛で常に新しいことにチャレンジしており、話題も豊富なので、いつも私を楽しませてくれます。
女性として魅力を感じる
40代、50代と年齢を重ねても若々しさを保ち、明るさを失わずにいると、夫は「いくつになっても綺麗だ」「笑顔がかわいい」などと女性としての魅力を感じ続けます。周囲からも「いつまでも若いですね」と言われると、夫は妻を誇りに思い、愛情も深まるようです。
いつも笑顔でいるためか、妻は溌剌とした印象を周囲に与え、若々しく綺麗に見えます。職場の人間からも「奥さん綺麗ですね」と褒められることの多い自慢の妻です。よく見れば若い頃より細かいシワやシミなどは増えていますが、それさえも妻が生きてきた証のようで愛しく思えます。
人として尊敬できる
容姿だけでなく、妻の内面にも魅力を感じると、夫は妻を人として尊敬し、深い愛情を抱くようになります。仕事に対する真面目な姿勢や、家事や育児を精力的にこなす様子を見ると、夫は妻の責任感の強さや誠実さを感じます。また、どれほど年齢を重ねても新しいことに挑戦し続ける妻の場合、その前向きな生き方をそばで応援したいと思うようです。
妻は若い頃から仕事が大好きでしたが、出産後は「子育てを優先したい」と言って在宅勤務を増やし、仕事をこなしながら家事・育児にも精力的に取り組んでいます。私もできる限りのことをして妻を支えていますが、家事・育児・仕事のどれをとっても妻がこなす量にはとても及びません。
それでも、妻は私がする些細なことにも感謝を示してくれます。妻のキャパシティの大きさ、そして相手への思いやりも忘れない優しさに感服しました。女性として愛しているのはもちろんのこと、人間としても尊敬しています。
誰にも取られたくない
妻が好きすぎる夫には「妻を誰にも取られたくない」という心理が働き、たとえ自分の子供であっても、夫婦の時間を奪う存在を好ましく思いません。「子供が生まれてから妻と2人きりで過ごす時間が減った」「子供に妻を取られたようで寂しい」と感じる夫は多いようです。そして、妻を独り占めできない不満から、より妻へ執着することもあります。
子供が生まれてから妻が育児に付きっきりになり、寂しく感じています。妻が子供を優先するのは当たり前のことだと頭では分かっていても、「もっと自分を見て欲しい」という気持ちが消せず、子供に嫉妬してしまいます。
私にも子供をかわいいと思う気持ちは確かにあるのですが、妻と2人きりで過ごしていた頃に戻りたいという気持ちが消せません。
妻が好きすぎる夫からさらに愛されるには?
たとえ妻が好きすぎる夫でも、妻が夫をぞんざいに扱い続ければ、いつかは愛が冷めてしまうかもしれません。夫の愛情が冷めてから「あの頃もっと夫を大切にしていれば良かった」と後悔しないよう、夫から長く愛されるための行動を心がけましょう。
2人だけの時間を作る
妻が好きすぎる夫は、妻と2人きりで過ごす時間を何より大切に思っています。そんな夫の気持ちを妻が汲み取り、夫婦の時間を積極的につくりましょう。時には子供を保育所などに預けて夫婦だけで出かけると、恋人同士に戻った気分を味わえます。妻が夫との時間を作ると、夫は妻からの気遣いや愛情を感じ、より妻を愛するようになります。
邪険に扱わない
家の中のどこにいても夫が側にくると、妻は「しつこい」と感じて邪険に扱ってしまうことがあります。しかし、ぞんざいに扱われると夫は不満や孤独を感じ、妻への愛情が冷めてしまうかもしれません。夫がしつこく付いて回ってくるなら、家事や育児を夫婦で一緒にやるきっかけにしましょう。
「向こうへ行って」「放っておいて」などと言うより、「ここにいるなら家事を一緒にやって」と頼む方が、夫も邪険に扱われたと感じず、妻も家事や育児がはかどります。とはいえ、妻にもプライベートな時間は必要です。1人で過ごしたいときは、相手を傷つけないように「今日は疲れているから、一人にさせて、ごめんね」などと伝えましょう。
感謝する
1人の人間を深く愛し続けることは、決して容易なことではありません。妻が好きすぎる夫は、妻の悪い部分も受け入れ、妻の良い点を無意識に探し続けることで妻への愛情を維持しているのかもしれません。夫が自分を深く愛してくれることを当たり前だと思わず、夫が妻のためにしてくれる些細なことにも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。
妻が好きすぎる夫は、妻が喜ぶ姿を見るのが何よりもうれしいので、素直に喜びを表現するのも大切です。
妻が好きすぎる夫の気持ちを理解しよう
妻が好きすぎる夫は、「妻と過ごす時間が一番楽しい」「いくつになっても妻がかわいい」などと感じています。妻と2人きりで過ごす時間を大切に思うあまり、子供にまで嫉妬することもあるため、妻が夫の気持ちを汲み取って夫婦だけの時間もつくりましょう。
「この人は私のことが好きだから何をしても大丈夫」だと思って邪険に扱うと、いつかは夫の気持ちも冷めてしまうかもしれません。妻が夫への感謝を忘れず、思いやりのある言動を心がけることで、いつまでも夫婦円満でいられるはずです。