子供を産んだ後の女性はイライラしたりヒステリックになったりすることがありますが、「産後に変わってしまった嫁にムカつく」という夫もいます。中には夫婦仲が冷めたため離婚してしまう人も少なくありません。夫が「産後の嫁にムカつく」と感じたときの対処法を紹介します。
産後の嫁がムカつく…
妊娠から出産にかけて、女性はホルモンバランスが大きく変化し、心身に不調を来たすことがあります。特に産後、イライラしたりヒステリックになることがあり、産後うつやガルガル期などと言われることもあります。こうしたとき、女性の不満や怒りが夫に向けられることも多く、夫は深く傷ついたり困惑したりしてしまいます。
産後11ヶ月の嫁がいるのですが月経周期とは関係なく少しでも気に入らないことがあったりするとすごく怒ったり、態度に出したり、無視されたりと悲しくなりとても辛いです。家に居たくなくなります。
私は平日は仕事であり、子供は18時30分には寝てしまうためなかなか育児に協力できないので食器洗いや洗濯物干し、お風呂掃除など周りのことは行っています
休日は離乳食やお昼寝、子供のお着替え、おむつ交換など積極的に行っています。また、嫁には私が休日の時は1人で気晴らしに出掛けてきてもいいと言いますが嫁は出掛けにいきません。
産後というのは情緒不安定なのでしょうか…
妊娠中からなんですが、とにかく嫁がイライラして理不尽にキレてきます…
こちらも我慢しているのですが、あまりに理不尽過ぎて爆発してしまいそうです。
妊娠中から産後にかけてはこんなもんなんでしょうか?
最初は妻の体調や気持ちを気遣っていた夫も、あまりにイライラがひどく、わがままが止まらないと、「こんな嫁にはムカつくだけ」と離婚を考えるようになることもあります。こうして産後に訪れる夫婦の危機的状況を産後クライシスと呼ぶこともあります。なぜ妻は産後に変わってしまうのか。その理由と、産後クライシスを回避する方法を解説します。
産後の嫁がムカつく理由
夫は産後の妻のどのようなところにムカつくのでしょうか。よくあるケースを体験談とともに解説します。
ささいなことにイラついている
出産後、常にイライラするようになる妻がいます。子供が泣きやまなかったり寝付いてくれなかったりしたときは、だれでもついイライラしてしまうものですが、子供が寝た後も、夫が少しでも物音を立てると「うるさい」と怒り、「何か手伝おうか」と言っても「勝手なことをしないで」とにらまれる始末。これでは夫も気が休まりません。
普段から家事を分担してしている夫に対しても「家事のやり方が気に入らない」「仕事の帰りが遅い」などと八つ当たり気味に怒ります。これでは「イライラしてばかりの嫁への愛情も冷めた」と夫がこぼすのも仕方がないでしょう。
うちの嫁は産後人が変わりました。イライラしてます。
子供が泣けばイライラ
僕がうちに帰って音がうるさいとイライラ
朝洗い物して音がうるさいとイライラ
もっともっとあります。
僕はいつも謝って事を済ませてますが最近こっちまですっごくムカつきます!!!!!
人間やしムカつく!!!!
朝は子供(10ヶ月)にごはんをあげてオムツ変えて自分のごはん用意して食べて洗い物して
夜は仕事がおそくて9時くらいで子供をお風呂に入れたりできません
土日は子供をお風呂に入れますできることはやってるつもりで頑張ってるつもりです(TT)
セックスレスになった
産後、育児に疲れ切った妻は、夫からのセックスの求めを拒むようになることもあります。泣いている子供をあやしたり授乳したりと赤ちゃんの世話に追われ、家事もしなければならない妻が忙しく、疲れているのも夫は理解しています。しかし、たまには妻の愛情を確かめたくなることもあるでしょう。それなのに、妻から冷たく拒否されると夫も傷つきます。
妻はモルモンバランスが変わり、性欲が湧かないと言われても「妻の愛情はもう冷めたのではないか」と不安になることもあります。セックスレスが原因で夫婦仲が壊れてしまうことも珍しくはありません。
第一子が生まれて間もなく1年が経とうとしています。
絶賛産後クライシス中です。(笑)
正直今とても離婚したいです。
【現在の妻】
・私に対してとても冷たい
・肉体関係の拒絶
・子育てへの強迫観念で余裕0
・少しでも意にそぐわぬことがあると怒ってくる
【私】
・平日は毎日6時半には帰宅し、家事育児を手伝い、妻の話を聞くようにしている。
・休日は可能な限り負担を減らしてやろうと家事育児含め様々なことに協力している
・夜間は睡眠時間を削って仕事をしている。
・経済的には困窮させていない。
私の何が気に入らなくてそんなに冷たくするのか教えて欲しいといってもわからないといいます。(ホルモンバランスで仕方がないことだとは思ってるというと決めつけるなと怒られますが)
とはいえ、私にも心があります。精子も溜まります。
真面目な性格もあってか人権を蹂躙されている感覚です。
こんなにも尽くしているのにどうして?と。
涙が止まりません。
家事をしなくなった
疲労と体調の悪さから家事をしなくなる妻もいます。こうした妻は家事に苦手意識を持っている人が多く、出産を機にしなくなることもあります。苦手な家事に一生懸命に取り組む妻を温かく見守り、妻の負担を減らそうと率先して家事をしていた夫も、妻が体調の悪さを理由に家事をおろそかにするようになると、さすがに怒ります。
夫が「仕事と家事に費やす時間を考えると、嫁より自分の方が負担が大きい」と感じ始めると、妻にムカつくようになり、離婚を考えるようになるかもしれません。
専業主婦の妻と4ヶ月の娘がいる、20代会社員の男です。
嫁が家事をほとんどしてくれないことに困っています。 元々、結婚前から妻が家事に苦手意識もあり、私の家事の比重が大きかったのですが、出産後に酷くなりました。
普段、妻は子供の身の回りの世話しかやってくれず、娘が寝た途端、ずっとスマホでSNSかケータイゲーム、喫煙といった感じです。
そのため必要な家事のほぼ全て(料理、買い物、洗濯、洗い物、ゴミ出し、家計管理)を私がやってます。
毛嫌いされるようになった
夫の言動全てが嫌になり、夫を毛嫌いするようになる妻もいます。出産前なら、少しの短所も黙って見過ごすことができていたとしても、育児で疲れが溜まってくると、ちょっとしたことでも気に障るようになるものです。1つの欠点が気になると、さまざまな点が気になり始め、最後には夫の全てが嫌になることもあります。
相手を嫌いになると、そばにいるだけで不快になるという性格の女性もいます。そうなると、とにかく離れていてほしいという気持ちから、夫にきつく当たるケースも少なくありません。ただし、これで夫への愛情が全く失われるとは限らず、子育てが落ち着くと再び、夫に愛情を抱く人もいます。
産後の嫁にイライラします。
嫁と生後1ヶ月の息子がいるのですが産後クライシスなのか嫁の様子がおかしくなっています。
内容としては、とにかく私のことを毛嫌いして避けており話すら通じない状態です。
嫁には育児や私の夜の歯軋り音もあって寝不足となり、大変な思いをさせてしまってはいるのですが、家事は全て私がやっていますし、空いた時間や仕事から帰ってから翌朝まではほとんど寝ずに育児に注いでいるため、嫁には黙っているものの私の睡眠時間は一時かあるかないかくらいの状態で、毎日栄養ドリンクで動いてる感じです。
しかし、嫁からすると私はよく寝ている、子育てあまり手伝っていない扱い、らしく毎日家に帰ると機嫌は悪いし、避けられるしでかなり疲弊もあって毎日嫁にイライラしてしまいます。
嫌味を言うようになった
出産後、夫のすることに嫌味を言うようになる妻もいます。こうした妻は、例えば夫が休日に妻を手伝おうとすると「今日は暇なのね」と言ったり、子供の面倒を見て疲れた表情をした夫に「たまに面倒を見てくらいで、偉そうな顔をしないで」などと言ったりします。決して感謝したりねぎらったりせず、何か一言嫌味を言わないと気が済まないのです。
このような妻はストレスや疲労で一時的に嫌味っぽくなっているのかもしれません。しかし、モラハラ気質が顔をだした可能性もあるので注意が必要です。モラハラ妻は、常に否定的な反応をすることで夫を精神的に追い込みます。最近、冷たい態度が増えたと感じたら、モラハラも疑ってみたほうがいいでしょう。
産後の嫁がムカつきます。そして気持ちもどんどん薄れてます。
人間誰しも完璧な人などいないですし、特に産後の女性は命懸けで出産しているので男性は頭も上がらないくらいです。
だが仕事から帰ってくると嫌味を言う。何かと話合いになっても全てお前のせい。そもそも話し合いにもならないです。
もちろん女性は出産していますのでホルモンバランスが乱れたりなど普段とは違うと思います、でも人間どちらにも限界はありますよね?
はっきり言って限界ですね
仕事が朝から深夜までとほぼ家にいないですが帰ってからや休みの日は子供の事や家の事は積極的にやっているつもりです。
何をしても嫌味やブチギレられます。
人間否定もされますし、これが逆の立場ならモラハラだ!といってもきっと訴えると思います。
ここまで我慢してその先何があるのか僕にはさっぱりわかりません。
出典: リコ活MEDIA
感情の起伏が激しい
育児の疲れやストレスから感情の起伏が激しくなる人もいます。一時的にヒステリックになる人もいますが、不眠や気分の落ち込みなどもある場合、精神的な状態が悪化している可能性があります。うつ病などの精神的疾患を発症してしまうことがあるので、注意が必要です。
また、もともと感情の起伏が激しい人は、ヒステリックになりがちですが、子供にも悪影響を及ぼすことがあるので、周囲も気を付けましょう。
産後の嫁について、かなり参っています。産前、産後はホルモンの関係で不安定になるのも分かっていますので覚悟はしていたのですが、予想以上でこちらも倒れそうです。。
もともと怒りやすく感情の起伏の激しい嫁で、昔からの事なのである程度扱いには慣れていたつもりでしたが最近は酷いです。うちの子現在生後1ヶ月なのですが、愚図りが酷いです。夜中などは疲れているだろうと思うので私が抱っこするなり、ミルクをあげるなりして寝かし付けます。この場合寝付いてくれた場合⇒『泣きじゃくって無い楽な時に来ていいね』等、嫌味を言われます。寝付いてくれなかった場合⇒『全然泣き止まないやん!役に立たない』 『寝不足で会社行かれて出来ない嫁だと思われると迷惑だから』等・・・
産後に嫁が変わってしまうのはなぜ?
産後のホルモンバランスの乱れ
女性が妊娠すると、女性ホルモンなどさまざまなホルモンが胎盤で作られますが、出産の際に胎盤が排出されると、そうしたホルモンも体内で急激に減少します。こうしたホルモンバランスの変化が心身の不調の原因の一つとなり、感情のコントロールなども難しくなります。マタニティブルーや産後うつが、その症状の一つです。
さらに子供が生まれることで、母性本能が高まり、わが子を守らなければならないという気持ちが強くなります。こうした意識が強くなると、夫さえも子供から遠ざけようとしてしまうのです。動物が子供を守るために周囲を威嚇する様子から「ガルガル期」と呼ぶこともあります。
自分の思い通りにいかない
子供が生まれるまでは、何でも自分のペースでうまく物事を進めていた人は、子供の面倒を見るために、しばしば手を放さざるを得ないことに苛立ちを覚えるようになるケースがあります。特に生真面目で完璧主義の女性は、家事を途中で中断しなければならなくなったり、中途半端になったりすることに強いストレスを感じます。
見かねた夫が妻を手伝っても、他人の手を借りてしまったことや、思うような仕上がりにならなかったことに腹立たしさを覚え、つい「余計なことをしないで」と言ってしまうのです。
休まるときがなくストレスを解消できない
子供が小さいうちは、子供からなかなか目を離すわけにはいきません。食事のときも付きっ切りですし、子供が寝てしまっても、いつ目を覚ますかわかりません。初めての子育てなら、母親は緊張する日々を送っていることでしょう。
夫の休みの日に「たまには僕が面倒を見るから、休んでいいよ」と言われても、やはり子供のことが気になって仕方がないはずです。外出しても、子供のことが気になって、落ち着かないのではないでしょうか。自分では休んでいるつもりでも、本当は神経が休まらずに疲労が蓄積し、ストレスも解消できていないことがあります。
家事をしない夫に不満が募る
夫の仕事によっては、なかなか休みが取れず、妻をサポートできないことがあります。妻もそれは十分承知しているのでしょうが、育児に日々、追われていると、つい「もっと育児を手伝ってくれたらいいのに」と考えてしまうことがあります。疲れて帰って来て、すぐに寝てしまう夫に不満が募ることもあるでしょう。
仕事に忙しい夫ならまだしも、育児にも参加せず、子供が生まれた後も、これまでと同じように趣味に興じる夫もいます。こうした夫には妻が怒りを爆発させるのも当然でしょう。
ムカつく妻とは離婚したほうがいい?
産後イライラするようになった妻に不満を抱き、「こんなムカつく嫁とは離婚した」と思うこともあるでしょう。しかし、離婚して後悔することはないのでしょうか。産後うつやガルガル期の妻と離婚したほうがよいケースを紹介します。
夫婦の愛情は元に戻る?
出産後、育児に追われて余裕をなくしてイライラしている妻を見て、「これはホルモンバランスの変化による一時的なものだから、しばらくすれば機嫌も直るだろう」と思っている夫も多いでしょう。確かにホルモンバランスは元に戻るのですが、夫婦関係や夫への愛情も、自然に元に戻るとは限りません。
実は育児の最中に「夫はちっとも手伝ってくれなかった」などと恨みに近い思いを抱くと、そのまま夫への愛情が戻らないことがあります。元の優しい妻に戻ってもらうには、妻をいたわるなどのサポートが欠かせません。妻が夫の愛情や配慮を素直に受け入れるようになれば、夫婦関係も修復していくことができるでしょう。
このため、産後うつやガルガル期で不機嫌な妻を支え続けられるのなら、離婚を考えるのは少し早いかもしれません。我慢できずに「もう嫁とは離婚したい」と思っている場合も、「もう少し自分が支えることで、愛情がいつか戻るかもしれない」と少し夫婦の関係を見直してみることも必要でしょう。
浮気や暴力があれば離婚の検討も
妻が夫に冷たくなったり、毛嫌いしたりするようになった理由が、育児疲れやストレス以外の可能性もあります。たとえば、妻が浮気をしていた場合です。浮気相手に気持ちが移っていて、夫に愛情を抱けない状態なのかもしれません。そうした場合は、関係修復は難しく、離婚したほうがいいかもしれません。
また、暴力やモラハラがひどい場合も、育児がひと段落した後で、妻が再び優しくなるとは限りません。もともと、暴力を振るったりモラハラをしたりする気質なのかもしれないからです。こうした女性は夫だけでなく、子供にも暴力を振るったり、冷たい態度で接したりするようになる可能性があります。親権を取ることも含めて離婚を検討する必要もあるでしょう。
産後に変わった嫁との離婚を回避するには
産後の育児疲れやストレスによって変わってしまった妻との離婚を回避するにはどうすればいいのでしょうか。産後も妻とうまくやっていく方法について紹介します。
妻のことを気にかけ話を聞く
育児をしている妻は、なかなか出かけることもできず、孤独感を味わいがちです。常に妻のことを気に掛け、話を聞くことで、一人で子育てをしているわけではないという安心感をもってもらいましょう。女性は特に解決法やアドバイスを得られなくても、ただ話を聞いてもらい共感してもらえることで満足する傾向があります。
話を聞くときは、相手の考えや意見を否定することなく、気持ちに共感することが大切です。不満やストレスをすべて吐き出せば、妻も少しは落ち着きを取り戻してくれるかもしれません。
積極的に家事をする
妻が大変そうにしているときは、積極的に家事をしましょう。そのとき、「手伝ってあげる」という気持ちではいけません。これから、この仕事は自分が引き受けるというくらいの気持ちでやりましょう。もちろん、妻の考えややり方もありますから、妻と相談しながらすることが大切です。
ただのお手伝いではなく、責任を持って家事を分担するという気持ちでいれば、妻も安心して任せてくれるようになり、妻の負担やストレスも軽減されるでしょう。
息抜きできる時間を作ってあげる
育児というのは24時間365日、気が休まることがありません。しかし、それでは妻の心も体も持ちません。たまにはゆっくり休息をとってもらいましょう。もちろん、夫が家事をすべて引き受けて妻に休んでもらうというのが一番ですが、逆に夫が仕事と家事で疲弊してもいけません。ここはプロの力も借りましょう。
家事を一日休んでもらうために、家事代行サービスを利用してもいいですし、保育所などの一時預かりやベビーシッターを頼んで、自由な時間を過ごしてもらってもいいでしょう。ゆっくり休んでリフレッシュすれば、気分も明るくなるはずです。
妻が変わるのを気長に待つ
産後、妻が変わってしまうのはホルモンバランスの変化が原因ですから、いずれはホルモンバランスも妊娠前に状態にほぼ戻るはずです。妻が元に戻るのを、気長に待つのも一つの方法です。ただし、いつ元に戻るかは個人差があり、目安はありません。
再び生理が始まった頃から気持ちが落ち着き始めたという人がいれば、授乳が終わった後、夫にイライラしなくなったという人、子供に手がかからなくなって、ようやく夫への愛情が湧いてきたという人など、時期はさまざまです。覚悟を決めて、妻に寄り添えば、案外早く妻も夫への愛情を取り戻してくれるかもしれません。
第三者に相談する
産後に変わってしまった妻とどう接すればいいのかわからないときは、信頼できる第三者に相談してみてもいいでしょう。育児の経験のある知人であれば、産後の夫婦の危機をどう乗り切ればいいのか、参考になる経験談を聞かせてもらえるかもしれません。
もし、近くに相談できる知人がいなければ、夫婦問題に詳しいカウンセラーに相談する方法も有ります。多くの夫婦の相談に応じてきた経験を踏まえ、中立的な立場からの適切な助言をもらえるでしょう。
産後の嫁にムカつくと悩んだら専門家に相談を
妊娠、出産、子育ては女性にとっての一大事業で、心身にも大きな負担がかかります。夫にはそうした妻に寄り添い、支える気持ちが欠かせません。しかし、疲労やストレスによる感情の起伏が激しいため、妻にどう接すればいいのか、わからないという夫も多いでしょう。
そうしたときは、家族関係に詳しいカウンセラーに相談することで解決策が見つかることもあります。カウンセラーのほか、産後うつに詳しい専門医にも相談しながら、夫婦の危機を乗り越えましょう。