【解説】失敗しない「弁護士選び」のコツ!夫婦カウンセラーが教える3つのポイント
更新日: 2024年10月08日

数多くの弁護士の中から何を基準に選べばよいかわからない…という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は「弁護士探しのコツ」を3ステップでご紹介します。夫婦カウンセラー 岡野あつこさんにも弁護士選びのポイントを教えてもらいました。



【もっと知りたい!】夫婦カウンセラー 岡野あつこさんに聞く「弁護士の選び方」
POINT1.タイプ別の見分け方
弁護士には3タイプの先生がいます。
①いいことばかりを言うタイプ
依頼者のモチベーションを高めるため一見よさそうに感じますが、慰謝料や養育費をたくさん取れるといくら豪語しても、実行できなければ依頼者の生活設計に影響を及ぼします。マイナスの可能性も正しく伝えてくれる弁護士が信頼に値する弁護士です。
②悪いことばかりを言うタイプ
とにかく慎重派で苦言ばかりを呈する先生は、そもそも依頼したいと思わないのではないでしょうか。
③いいことも悪いことも両方言うタイプ
いい弁護士はこのタイプの先生です。状況が厳しければきちんと依頼者に伝え、それでも最善を尽くすことをしっかり伝えてくれる弁護士を選びましょう。
POINT2.依頼前に複数の弁護士に相談する
無料相談を行う弁護士も多いので、依頼前に3名ほどの複数の弁護士に相談し、異なる視点やアプローチを提供してくれる弁護士を探すことも有効です。比較検討する対象が多いほど、自身のニーズに適した弁護士に出会える可能性が高まります。
POINT3.事前に相談内容を整理する
ここまで弁護士の選び方について説明してきましたが、実は弁護士に何を伝えるかということが最も重要です。弁護士はパイロットのように、天候や気流を考慮しながら正確な航路を選び、目的地まで導いてくれます。ただし、目的地がはっきりしていなければ話は別です。
依頼者の目的が明確でないと、弁護士は適切な対処ができません。自分の意思が固まっていれば、弁護士も最善を尽くしてくれるでしょう。
もし自分の気持ちが整理できない場合や、離婚の意思が明確でない場合は、夫婦カウンセラーに相談し、幸せな未来の形を明確にするとよいかもしれません。後悔のない選択をするためには、弁護士相談に行く前に自分の気持ちを整理し、目的地をはっきりさせておくことが重要です。

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