“無理しない”持続可能な未来を探る。離婚だけが選択肢ではないし、我慢を続けることも正解ではない…

更新日: 2023年04月03日

司法試験合格後、一貫して離婚を中心とした家事事件のキャリアを積んできたベーグル法律事務所の林正和弁護士。2020年の独立以降、より依頼者とのコミュニケーションがとりやすくなったと話します。あなたがベーグル好きだとしたら、もしかしたら林弁護士との相性はぴったりかもしれません。

ベーグルのように軟らかな気持ちになってほしい

――「ベーグル法律事務所」の由来を教えてください。

法律事務所に訪れる方は少なからず争い事や悩みを抱えているため、当所にお越しいただいた後、ベーグルのようにふわっと軟らかな気持ちになっていただければ……との思いから名づけました。私自身、罪悪感なく食べられるベーグルが好きなんです(笑)。

――先生は2020年に独立されたとのことですが、事務所の魅力は何ですか?

基本的に、ご相談やご連絡など全て私が対応させていただきます。以前は大きな事務所に所属していたのですが、状況によっては他の先生に引き継いだり、私が途中から入ることもありました。また、依頼者さんが望んでいた弁護士が必ずしも私のようなタイプの弁護士ではないこともあったでしょう。

しかし、今は全て私が対応するので「この弁護士がいい」と感じた依頼者さんに最後まで寄り添うことができるので、コミュニケーションも取りやすいと感じています。

“無理しない”持続可能性を依頼者と共に探る

――先生の強みは何ですか。

私はグイグイと提案をするタイプというよりは、依頼者さんと一緒に考えながら納得のいく選択肢を探し、一歩一歩を積み重ねていくタイプ。

依頼者さんご自身のことはその人が一番わかっているだろうと考えています。そうすると、弁護士としてできることは、依頼者さんが納得できる選択肢を見つけられるようにするお手伝いなんですよね。

――先生が仕事をするうえで大切にしている考え方を教えてください。

「無理をしない」です。

依頼者さんの中には「頑張ってここまで耐えてきました」「私の努力が足りなかったんです」と言う方もいますが、そういった方たちは大抵、努力し尽しているので、もう頑張らなくてもいいのではないかと思います。

人は本来、自分にとってベストの選択を取っています。しかし無理をして頑張ると、どこかしらでツケを払うことになる。だから、できることはやるけれども、無理をするのではなく、頑張らずに10年続けても大丈夫な方法を探したいんです。

力を入れているのは「離婚前相談」

――離婚事案で特に力を入れている分野は何でしょう。

離婚をするか、しないか、迷われている段階からのご相談です。離婚だけが正解ではないですが、我慢を続けることも正解ではない……どちらの選択も取れる状況、つまり別居前からのご相談は非常に大事ですので、注力しています。

別居前からご相談を受けることが多いので協議離婚も多いですし、調停段階から入ることも多いです。

よりよい未来へ歩むためにまずは相談を

――最後に、離婚や夫婦問題に悩まれている方にどのような言葉をかけたいですか?

ご夫婦の問題は人に相談しにくいため、ご自身の中で悩みを抱え続けることは大変だと思います。離婚だけが選択肢ではないと思いますので、ご自身のよりよい未来のためにも、一度ご相談にいらしてください。ご相談で、少しでも心が軽くなればいいなと思っています。
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弁護士: 東京弁護士会

林 正和

ベーグル法律事務所

〒160-0022 東京都新宿区新宿2-5-12FORECAST新宿AVENUE6階

平日9:00〜18:00

*料金詳細は各弁護士の料金表をご確認ください

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