20年以上のキャリアを持つ二人の弁護士の相乗効果、“即行動”し“諦めず”依頼者を未来へ導く

更新日: 2023年04月03日

一人の依頼者に対し、20年以上離婚事案に携わってきたベテラン弁護士に対応してもらえるとしたら……とても心強いと思いませんか? 柔らかな物腰で依頼者に寄り添う山下環法律事務所の山下環弁護士と、データ分析力と行動力が武器の東京山手法律事務所の塚本亜里沙弁護士。魅力を引き出し合うタイプの異なるお二人に、お互いの印象やお二人で仕事をする理由を尋ねました。

お互いの強みは「裁判官を説得させる文章力」と「依頼者への共感力」

――山下弁護士と塚本弁護士が一緒にお仕事をされている理由から教えてください。

塚本弁護士(以下、塚本):弁護士業務において、私たちの得意なことは少しずつ違っています。そのため、お互いに持っていない強みと弱みを補い合える点にメリットを感じ、一緒に仕事をすることにしたのです。

本格的に二人で組むようになったのは、この10年ほどですが、それ以前から困った時には助け合う関係でした。

山下弁護士(以下、山下):20年程前、預貯金の過誤払いの被害対策弁護団でご一緒して以降、一緒にお仕事をしています。

私は個人事務所なのですが、コロナやインフルエンザ罹患など、急な病気の場合も二人で組んでいると、業務に穴をあけることがないという利点もあります。また、難しい案件について方針を相談して方向を間違わずに進めることもできますよね。

――お二人それぞれの強みは何だと思いますか?

山下:まず塚本先生は、文書の作成能力にとても長けていらっしゃいます。裁判所に提出する準備書面などを読ませていただくと、本当に惚れぼれしてしまいますし、時には涙が出てくるほど(笑)。書面で裁判官を説得する文章力をお持ちです。

さらに、塚本先生はデータの分析も得意です。不倫の証拠となる行動を事細かく整理して一覧表として提出したところ、裁判官からこちらに非常に有利な和解のご提案をいただいたこともありました。

塚本:そういった事案は燃えますね(笑)。

山下先生は依頼者の話をじっくり聞き、不安を理解し、寄り添う共感力があります。私たち弁護士はどうしても時間に追われがち。そこで取捨選択を機械的に行ってしまうと、やはり依頼者の満足度には繋がりません。

山下先生の場合は、取捨選択が上手でありながら丁寧かつ温かい対応ができるので、「山下先生が入ってくださってよかった」という感想を依頼者からよくいただきます。

“20年以上×2倍”の経験で培った離婚事案の集積

――続いては、二人三脚でお仕事をする“お二人ならでは”の特徴を教えてください。

山下:二人とも20年以上、離婚事件に関わってまいりましたので、数えきれないほどの調停経験を持っています。裁判官や調停委員の考えや進め方等の集積がある点は特徴といえるのではないでしょうか。

塚本:それから、大量に事件を受けるのではなく個人個人のケースに応じて、必ず二人で作戦会議を立てています。オーダーメイドで丁寧かつ適切な対応を行っていることも特徴ですね。

また、二人ともカウンセラーの資格を有しているため、依頼者の話を親身になってお聞きする体制も整っています。

――なぜカウンセラーの資格を取ろうと思ったのでしょうか。

山下:もちろんプロなので、法的なお話はいくらでもできるのですが、ご相談にいらっしゃる方の中には精神面で苦しんでいる方が多いことを実感しました。依頼者のお気持ちに寄り添ってじっくりお話を聞く手法を学びたかったのです。

私の場合は、法的なアクション以外に夫婦関係の再構築のお手伝いもできればと思い、夫婦カウンセリングを学びました。

塚本:私は7年ほど前に基礎心理カウンセラーを取得しました。弁護士は人の話を聞く仕事なのに、その技術について学んでいる人が非常に少ないと感じていたため、それができるようになれば依頼者の満足度を上げられるのではないかと思ったからです。

「即行動」と「諦めない」タイプの違う二人の相乗効果

――弁護士さんを前にすると緊張してしまいそうですが、お二人を前にすると依頼者も安心してお話できそうです。続いて、ご自身の仕事への向き合い方について教えてください。

塚本:お気持ちに寄り添うことを重視してきた一方、客観的な視点もとても大切。特にこの10年は客観的データを用いた論理的な分析を重視しています。

私は、考えてから行動するより行動しながら考えるタイプ。とりあえずすぐにやって、動きながら修正をかけるスタイルで仕事を進めています。

山下:私の座右の銘は「諦めたらそこで試合終了!」。逆にいえば、諦めなければ必ず突破口は見えてきますので、粘り強く続けることをモットーとしています。

しつこく粘るので、私が相手方の弁護士だったらイヤだろうなと思いますが、依頼者様がご満足いただけるのであれば、諦めたくはありません。

塚本:山下先生は、高圧的な物言いをするわけではなく、物腰柔らかく丁寧で優しいのですが決して諦めない。相手方に折れてしまいたいと思わせるのは、さすがだなと思いますね(笑)。

つらい状況にいる今こそ、話を聞かせてほしい

――最後に、夫婦問題に悩む人に向けて一言お願いします。

塚本:どんなにつらいい状況であっても、その場所から飛び出すことはとても勇気がいることだと思います。しかし、崖っぷちと思っていたその先を踏み出すと、想像もつかなかった明るい未来が広がっているものです。

私たちがその一歩を踏み出すためのお手伝いを全力でいたしますので、いつでもお気軽にご相談ください。

山下:今、とてもつらい状況かと思います。一度、私どもにお話を聞かせていただけたらと思います。いい方向に向かうように、一緒に頑張ってまいりましょう。
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弁護士: 第一東京弁護士会

塚本 亜里沙

東京山手法律事務所

〒160-0004 東京都新宿区四谷2丁目4番1ACN四谷ビル7階

平日:9:00〜17:00

初回無料

*料金詳細は各弁護士の料金表をご確認ください

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