妻と喧嘩をした後、仲直りをしようとしても妻が黙りこんでしまって話し合いができないと悩む夫がいます。「どうして妻が黙りこむのか」と理由が理解できないようですが、原因は夫の態度にあるのかもしれません。妻が黙って話し合いができない理由や対処法について説明します。
妻が黙り込んで話し合いができないのはなぜ?
仲の良い夫婦でも、意見の食い違いから言い争いをしてしまうことはあります。喧嘩の後は、お互いがよく話し合い「雨降って地固まる」となればいいのですが、中には妻が黙り込んでしまって話し合いができないため、問題がうやむやになってしまうという夫婦もいます。
2年前に離婚問題に発展する喧嘩をして以来、妻との関係がよくありません。話し合いをしたくても妻がダンマリになってしまって、話し合うことができません。この2年は会話も殆どなく、妻から指摘された事に、了解と合わせるだけがコミュニケーションです。
これでも良いやと思っていた時期はあったのですが、最近家に帰って妻の顔を見るのが嫌になってきてしまい悩んでいます。
元には戻らなくともどうにか仲良く暮らせるように戻りたいのですが、話し合いができないのでどうしたらいいのかなやんでいます。
妻は不機嫌になると無口になります。明らかに不機嫌なのですが、「怒っているの?」と聞いても「大丈夫」と答え、「何か変なこと言った?」と聞いても「別に」と理由を教えてくれません。どうしたらいいでしょうか?
交際している時期から、こういうことはありました。妻に嫌な思いをさせたなら申し訳ないですが、いくら考えても私に落ち度がないことが多いです。誤解や、被害妄想だったりします。妻もムカついたなら、その場で言ってくれれば、誤解を解くなり、謝るなり出来るのですが、何も言ってくれません。当然解決はしないし、家にいても気分が悪いです。
どうして妻が黙ってしまうのかわからない夫は、どうすれば妻の本音を聞き出せるのかとあれこれ悩むようですが、うまくいかないのがほとんどのようです。どうして、妻としっかり話し合いができないのでしょうか。妻が黙って話し合いができない理由や対処法について、離婚カウンセラーが説明します。
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黙り込んで話し合いができないとき、妻は何を考えている?
妻が黙り込んでしまって話し合いにならないとき、妻は何を考えているのでしょうか。夫も「何か不満があるのだろう」と察しているとは思いますが、実は話し合いのときの夫の態度そのものに不満を持っていることがあります。
また、感情的になって話し合っても意味がないと考え、妻自身が冷静になるために黙ることもあります。夫は、言い争いのきっかけや喧嘩の中身に原因があると考えがちですが、「話し合っても無駄だ」「今は話し合っても仕方がない」と思っている可能性が高いのです。具体的に妻がどう考えているのかを説明します。
夫に反論されるだけだから話しても無駄だと思っている
夫の中には話し合いと言いながら、妻の意見を最後まで聞かず、自分の意見を一方的に押し付ける人がいます。夫は妻の意見を正し、説得しているつもりなのかもしれませんが、妻は自分の意見が否定され、ただ夫の意見に従わされているだけと感じてしまいます。
こうしたことが続くと、妻は「何を話しても反論されて、否定されるだけ」と不満が溜まり、結局黙るしかなくなってしまいます。こうした妻は、これまでの話し合いでも夫が強引に導いた結論に納得していません。黙り込むのは、夫に対する無言の抗議と考えたほうがいいでしょう。
考えを整理するのに時間がかかる
夫が頭の回転が速い人だと、言い争いなどをしたとき、次々と意見を言ったり、提案をしたりします。営業の仕事などをしている人は、相手の言い分や主張に、とっさに切り返さなければならない場面もあるので、自分の主張を相手に飲ませるのが得意という人もいるでしょう。
こうした夫は、相手の話にも耳を傾けるので妻の意見を無視するようなことはないかもしれません。しかし、言い争いの場でとっさに言った意見や提案が正しいとは限りません。むしろじっくり考えて出した結論が正しいこともあります。
妻は急いで結論を出さず、時間をかけて考えを整理しようとしている可能性があります。そのとき、早く結論を出そうと、矢継ぎ早に話す夫は邪魔に感じられるでしょう。妻が黙るのは「少し静かにして、考える時間をちょうだい」という気持ちを態度で示しているのかもしれません。
余計なことも言いそうで我慢している
話し合いのときに妻が黙るのは余計なことを言わないように我慢しているのかもしれません。夫がなかなか自分の意見を曲げない性格だと、妻が反論すると夫もムキになる可能性があります。また、妻が感情的になりやすい自分の性格を自覚していて、無言を貫くことで言い争いがエスカレートしないようにしているのかもしれません。
夫は「何を感情的になって黙っているんだ」と思っているかもしれませんが、案外、冷静なのは妻のほうだということもあるのです。
出典: リコ活MEDIA
夫が「妻はこう考えている」と予想しても、実際の考えは異なる場合もあります。妻の気持ちや夫婦の問題点を正しく把握できずに間違った対応をすると、夫婦関係が悪化してしまう可能性も…。
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妻と話し合いをするときにやってはいけないこと
話し合いをしようとしているのに、妻が無言のままだと夫はイライラして感情的になることがあります。結局、話し合いができないと「何が不満なんだ」とストレスも溜まることでしょう。しかし、そうした夫の態度が、さらに妻を頑なにさせ、ますます無言にさせることがあります。
話し合いは、どちらが正しいのかを決める場ではなく、お互いが納得できる結論を導く場です。話し合いにも思いやりは大切。相手を思いやり、意見に耳を傾ける姿勢を見せれば、無言の妻も口を開いてくれるでしょう。有意義な話し合いをするための注意点を説明します。
妻が話している途中で話を遮る
妻が話している最中で、話を遮って反論したり、否定してはいけません。こうした態度が妻を無言にさせるのだということは、しっかり覚えておきましょう。相手が話しているときは、最後まで耳を傾け、何が言いたいのかを理解することが大切です。
当然、妻の意見に納得できない部分もあるでしょう。しかし、それを頭から否定してはいけません。妻がそう考えるには相応の理由があるはずで、その理由も含めて相手の意見を理解することが大切です。そして、自分の意見を決して押し付けようとせず、お互いが納得するにはどうすればいいのかを考えます。
どうしても意見が折り合えないときも、無理に結論を出すのはやめましょう。問題の中には時が解決してくれるものもあります。2人にはそれだけの十分な時間があるはずです。
「意見を聞かせてほしい」と妻に迫る
無言の妻に対し「意見を聞かせてほしい」と迫る夫がいますが、これは逆効果です。妻が「何を言っても反論されるだけだ」と思っている場合、妻は夫を信用していません。「結局、意見を言わせて論破してやろうと思っているだけだろう」と考えるだけでしょう。「考えをまとめたい」と思っている妻も「しつこくて鬱陶しい」と感じるだけです。
無言でいることも妻の意見の表明の一つだと考え、「言いたいことがあったら、いつでも言って」と言って、引き下がるしかありません。そして、夫が日頃から妻の話に耳を傾ける姿勢を見せていれば、妻も「自分の意見を話しても大丈夫かもしれない」と思ったときに、本音を打ち明けてくれるでしょう。
感情的にならない
話し合いをするときは感情的にならず、冷静になることが大切です。感情的になると、相手の話を聞く余裕がなくなり、筋の通った話もできなくなります。もし妻が「感情的にならないよう無言でいよう」と思っていれば、「やはり思っていた通りだ」と感じ、夫への不信感を強めるでしょう。
お互いが納得のいく結論を出すには、心を落ち着けて考えることが大切です。夫も妻のように、口を閉じて冷静になれるまで時間をおいたほうがいいかもしれません。
夫婦喧嘩後に仲直りできない、話し合いのときにやってはいけないことをしてしまったときは、夫婦関係の修復を得意としているリコ活のカウンセラーに相談してみませんか。
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妻が黙り込んで話し合いができないときの対処法
妻が黙り込んで話し合いができないとき、夫はどのように対処すればいいのでしょうか。妻は「夫とはどうせ話し合いにはならない」と不信感を抱いている可能性がありますから、その疑念を払拭する必要があります。冷静に妻と話し合うきっかけを作るのに大切なことを紹介します。
妻の意見だけを聞く日を作る
いつも、妻の話を最後まで聞かず、自分の意見を押し付けていたと反省したら、「今日は妻の意見だけを聞く。一切反論しない」と決めて話し合いを持ち掛けてみましょう。もちろん、妻には「今日は君の意見を聞くだけにする。僕は一切意見を言わないから」と告げます。
このとき、意見をただ聞くだけでなく、なぜ妻はそう考えるのか、その理由を理解する必要もあります。もしかすると、妻は夫とは全く違う価値観で物事をとらえていたのかもしれませんし、過去に失敗した経験をもとに夫の考えに反対しているのかもしれません。
相手の考えの背景を知れば、相手の考えも理解しやすくなり、相手が納得できる提案も考えやすくなります。なにより、それまで気付かなかった妻の一面を知ることもできるでしょう。
自分の気持ちを文章にする
話し合いというのは、どうしてもその場の思い付きで話すことが多く、相手に誤解を与えたり、余計なことを言って相手を怒らせてしまったりする可能性があります。このため、自分の気持ちを文章で相手に伝えたほうがいいこともあります。
文章といっても、手紙でなくてもかまいません。メールでもいいですし、文章が苦手ならSNSのメッセージでもいいでしょう。ただ、SNSのメッセージは感情的になって文章を打ち込むと、かえって誤解を招くこともあります。冷静になって、相手に気持ちが伝わる文章を心がけましょう。
もちろん、「ごめんね、言い過ぎた」など短くメッセージを送るだけでも構いません。もしかすると、妻もSNSなら、メッセージで気持ちの一部を伝えてくれるかもしれません。そのときは、時間をかけて信頼関係を修復し、素直に話し合える環境を整えましょう。
場所を変えてみる
家の中で話し合いをすると、どうしてもぎくしゃくするのなら、場所を変えて話をしてみるのもいいでしょう。2人で食事に出かけてもいいですし、買い物に誘ってみてもいいでしょう。雰囲気を変えれば、いつもとは違う話し合いができるかもしれません。
外出先であれば、周囲の目があるので感情的になるのも抑えられるでしょう。もちろん、場所を変えても、相手の話を聞き、納得し合える結論を目指す姿勢が大切なことには変わりありません。
こんなことで夫婦関係を改善できるのだろうか…自分にはできるのか…と心配になる方いるかもしれません。
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妻が黙り込んで話し合いができないときは、妻の立場になって考えてみよう
妻が黙り込んで話し合いができないのは、夫にも責任があります。中には夫の責任がかなり大きな場合もあります。話し合いのときの夫の態度や姿勢に問題があるから、妻は「話をしても無駄だ」とあきらめたり、無用なトラブルは避けようと考えたりして無言になるのです。
妻が無言になり、話し合いができないときは「どうして妻は話をしてくれないのだろう」と考える前に、妻を理解するところから始めましょう。妻の話をよく聞き、なぜそう考えるのか、妻の考えや価値観を理解します。そうすれば、いずれ妻と本音の話し合いができるようになるでしょう。
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