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      妻と離婚したいと思ったら?判断基準と準備すべきことを解説

      2026 5/16
      離婚準備
      2023年8月5日2026年5月16日
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      妻と離婚したいと思ったら?判断基準と準備すべきことを解説

      妻と離婚したいと思っても、本当に離婚すべきなのか、今すぐ決断してよいのか迷う人は少なくありません。

      夫婦関係が悪化する理由は、不倫や暴力、モラハラ、浪費、家事や育児への不満など家庭によってさまざまです。ただし、勢いだけで離婚を決めてしまうと、子どもの生活やお金、住まい、今後の手続きで後悔することもあります。

      この記事では、妻との離婚を考える主な理由や、離婚すべきか迷ったときの判断基準、離婚する場合の流れを解説します。妻との関係に悩んでいる方は、今後どうするべきかを整理する参考にしてください。

      本記事の監修者

      鈴木 成公/新大塚法律事務所(第一東京弁護士会所属)
      ホームページ:https://www.shin-ohtsuka.com/

      離婚等の家族に関する案件や男女トラブルの案件を多く取り扱っている事務所です。法律的な観点だけでなく、人生の再出発に向けた総合的なアドバイスを様々な角度からさせていただきます。

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      弁護士、依頼者がお互いに「正直であること」。信頼関係を築くことで、依頼者の目的を達成できると考えます。私は、依頼者の言葉を表面的に受け取り、その通りに進めていくことが「寄り添うこと」だとは思いません。依頼者の根底にある目的を把握し、良い着地点に運ぶ弁護士でありたいと思っています。

      目次

      妻との離婚を考える主な理由

      妻との離婚を考える主な理由

      妻との離婚を考えるほど関係が悪化している場合、まずは何が原因になっているのかを冷静に整理することが大切です。

      一時的な喧嘩やすれ違いだけで離婚を決めるのは慎重になるべきですが、暴力や不倫、金銭問題、話し合いができない状態などが続いている場合は、離婚を含めて今後の関係を考える必要があります。

      ここでは、妻との離婚を考える主な理由を紹介します。

      まとめると次のとおりです。

      1. 身体的・精神的暴力がある
      2. 度重なる不倫・浮気
      3. 浪費や借金などお金の問題がある
      4. 家事・育児への協力が極端に少ない
      5. 話し合いができない状態が続いている
      6. 子どもに悪影響が出ている
      7. 長期にわたるセックスレス
      8. 家庭や家族への関心が薄い
      9. 親族との対立が夫婦関係に影響している
      10. 依存症や心身の不調があり治療につながらない

      それぞれ詳しく見ていきましょう。

      1. 身体的・精神的暴力がある

      妻から身体的な暴力を受けている場合や、暴言、脅し、人格を否定するような言葉が続いている場合は、深刻な問題です。

      暴力というと殴る、蹴るなどの行為を想像しがちですが、精神的に追い詰めるような言動も夫婦関係に大きな影響を与えます。日常的に責められたり、萎縮して言いたいことを言えなくなったりしている場合、心身に負担がかかっている可能性があります。

      こうした状態が改善されないまま続いている場合は、自分や子どもの安全を守るためにも、離婚を現実的な選択肢として考える必要があるでしょう。

      2. 度重なる不倫・浮気

      妻の不倫や浮気が一度きりではなく何度も繰り返される場合、夫婦の信頼関係を回復するのは簡単ではありません。

      不倫が発覚したあとに話し合い、関係修復に向かえる夫婦もいます。しかし、反省が見られない、嘘を重ねる、不倫相手との関係を断とうとしないといった状態が続くと、相手を信用すること自体が苦しくなってしまいます。

      信頼できないまま同居を続けることで、強いストレスや精神的な負担を抱えることもあります。夫婦関係の土台が大きく崩れていると感じる場合は、離婚を検討するきっかけになるでしょう。

      3. 浪費や借金などお金の問題がある

      妻の浪費や借金など、お金に関する問題が続いている場合も、離婚を考える原因になることがあります。

      生活費や貯金を使い込んでしまう、家計の状況を隠す、相談なく大きな買い物をする、借金を繰り返すといった状態があると、家族の生活や将来設計に大きな影響が出ます。

      夫婦で暮らしていくうえで、お金に対する考え方の違いは避けて通れない問題です。話し合っても改善が見られない場合や、家計が大きく圧迫されている場合は、夫婦関係を続けられるのか慎重に考える必要があります。

      4. 家事・育児への協力が極端に少ない

      妻が家事や育児にほとんど関わらず、夫に大きな負担が偏っている場合、夫婦関係に不満がたまりやすくなります。

      もちろん、仕事や体調、家庭の状況によって、一時的に家事や育児が十分にできないことはあります。問題になるのは、夫が何度も協力を求めているにもかかわらず、妻が家庭のことに向き合おうとしない状態が続いている場合です。

      家事や育児の負担が一方に偏ると、体力的にも精神的にも追い詰められてしまうことがあります。夫婦で協力して生活を続けることが難しいと感じる場合は、今度の関係を見直すきっかけになるでしょう。

      5. 話し合いができない状態が続いている

      夫婦関係を続けるうえで、話し合いができるかどうかは大切なポイントです。

      不満や悩みを伝えても無視される、すぐに感情的になって話が進まない、こちらの話を聞かずに責められるといった状態が続くと、問題を解決することが難しくなります。

      夫婦で生活していると、家事、育児、お金、親族との関係、将来のことなど、話し合わなければならない場面は多くあります。そのたびに会話が成立しないと、小さな不満も解消されないまま積み重なってしまいます。

      話し合いをしようとしても毎回同じところで止まってしまう場合は、夫婦だけで関係を立て直せる状態なのかを考える必要があるでしょう。

      6. 子どもに悪影響が出ている

      妻の言動が子どもに悪影響を与えている場合も、離婚を考える大きな理由になることがあります。

      たとえば、子どもの前で夫を強く責める、激しい口論を繰り返す、子どもに暴言を吐く、必要な世話をしないといった状態が続いている場合、子どもが安心して過ごせる環境とはいえません。

      夫婦の問題であっても、家庭内の緊張や不安は子どもにも伝わることがあります。夫婦関係を続けることで子どもの生活や気持ちに負担がかかっていると感じる場合は、子どもの安全や安心を優先して考えることが大切です。

      7. 長期にわたるセックスレス

      夫婦間の身体的、精神的なつながりが長く失われていると、関係を継続することに不安を感じやすくなります。

      スキンシップや親しみが少なくなるなかで、夫婦としての距離が広がり、協力し合う気持ちも薄れてしまうことがあります。セックスレスに不満を抱えていても、その気持ちを正直に伝えられない状態が続くと、孤独感や不満がさらに大きくなってしまうでしょう。

      話し合いをしようとしても妻が解決に前向きでない場合は、夫婦関係をこのまま続けられるのか、一度立ち止まって考える必要があります。

      8. 家庭や家族への関心が薄い

      妻が自分の予定や気持ちばかりを優先し、家庭や子どものことにあまり関心を示さない状態が続くと、夫婦間の溝は深まりやすくなります。

      もちろん、育児や家事、仕事との両立で余裕がなくなっている場合もあります。そのため、すぐに妻を責めるのではなく、まずは何に負担を感じているのか、夫婦で話し合うことも大切です。

      しかし、家庭への協力や思いやりを持とうとせず、相手と向き合う姿勢が見られない場合は、お互いの不満や不信感が積み重なってしまいます。一緒に生活を続ける意味を見失っているなら、離婚を含めて今後の関係を考えるきっかけになるでしょう。

      9. 親族との対立が夫婦関係に影響している

      妻と夫側の親族との対立が深く、夫婦関係にまで影響している場合もあります。

      義両親や親族との付き合いを一方的に拒んだり、露骨に対立する状態が続いたりすると、夫婦間のストレスは大きくなります。特に夫が妻と親族の間で板挟みになると、精神的に苦しい立場に追い込まれてしまうこともあるでしょう。

      ただ、親族との関係は夫婦どちらか一方だけの問題とは限りません。夫側の親族が夫婦の生活に干渉しすぎている場合もあるため、まずは夫婦でどのような距離感を保つのか話し合うことが大切です。

      それでも解決の糸口が見えず、精神的な負担が深刻になっている場合は、離婚を視野に入れることもあるでしょう。

      10. 依存症や心身の不調があり治療につながらない

      妻が依存症や心身の不調を抱えている場合は、まず治療や専門的な支援につながることが大切です。

      夫婦で支え合うことは大切ですが、必要な治療や相談を拒み続け、家庭生活に大きな影響が出ている場合は、夫だけで抱え込むのは難しくなります。特に、子どもへの影響が出ている場合や、家計・生活環境が不安定になっている場合は、早めに外部の支援を検討した方がよいでしょう。

      妻が治療に前向きであれば、身近なパートナーとして支えることも一つの選択です。しかし、専門家や医療機関のサポートを受けられないまま状況が悪化している場合は、自分や子どもの生活を守るために、離婚を検討せざるを得ないケースもあります。

      【体験談】妻との離婚を考えた理由

      【体験談】妻との離婚を考えた理由

      妻との離婚を考える理由は、夫婦によって異なります。

      ここでは、実際に妻との離婚を考えた人の声をもとに、どのようなきっかけで離婚を意識するようになるのかを見ていきましょう。

      モラハラが続き、精神的に限界を感じた

      モラハラが日常化し、精神的に追い詰められました。毎日の暴言で自分がどんどん小さくなっていく感覚です。子どもたちも怯えるようになり、この夫婦関係では子どもの心が壊れると思い、弁護士に相談して離婚を決意しました。

      妻からの暴言や人格を否定するような言葉が日常的に続き、自分らしく生活できなくなったというケースです。

      はじめは「自分にも悪いところがあるのかもしれない」と我慢していても、毎日のように責められる状態が続くと、心身に大きな負担がかかります。子どもが夫婦のやり取りを見て不安そうにしている場合は、家庭環境を見直すきっかけになることもあります。

      不倫後も反省が見られず、信頼できなくなった

      浮気が発覚してからも反省の色がなく、不倫相手とのメッセージを見つけては夜も眠れない日々が続いています。信頼関係が完全に破綻し、もう修復は不可能だと悟りました。別居を始めてから心が軽くなり、離婚が正しい選択だと確信しています。

      妻の不倫が発覚したあとも、相手との連絡を続けていたり、嘘を重ねたりすることで、夫婦関係の修復が難しくなることがあります。

      一度壊れた信頼関係を取り戻すには、誠実な話し合いと行動が必要です。妻に反省や改善の姿勢が見られない場合、同じ家で暮らすこと自体が精神的な負担になり、離婚を考えるきっかけになるでしょう。

      金銭的な問題が続き、将来に不安を感じた

      家事を一切せず、生活費も出さないのに、お金の使い方には厳しく監視されます。この金銭的DVから抜け出したくて、こっそり貯金を始め、養育費の算定や財産分与について調べましたが、親権は妻が持つことになるのではないかと不安でいっぱいです。

      生活費や貯金の使い込み、借金、過度な浪費などが続くと、家族の生活そのものに影響が出ます。

      お金の問題は、夫婦の信頼関係にも直結します。家計の状況を隠されたり、何度話し合っても改善されなかったりすると、今後も一緒に生活を続けられるのか不安を感じやすくなります。

      セックスレスが続き、夫婦としての関係を感じられなくなった

      妻とのセックスレスが5年以上続き、話し合いを持ちかけても「面倒くさい」の一言で終わり。夫婦間のコミュニケーションが完全に途絶え、もはや他人同然の生活です。このまま人生を無駄にしたくないと思い、離婚調停を申し立てるつもりです。

      長年セックスレスが続き、話し合いをしようとしても向き合ってもらえないことで、夫婦関係に限界を感じるケースもあります。

      セックスレスそのものだけでなく、気持ちを伝えても受け止めてもらえないことが、孤独感や不満につながることがあります。夫婦としての会話や思いやりもなくなっている場合は、今後の関係を考えるきっかけになるでしょう。

      妻を支えようとしても、家庭を保つことが難しくなった

      産後、アルコール依存症なのに治療を拒否し続け、酔った勢いで子どもに当たる姿を見るのが辛かった。何度も話し合いましたが改善せず、子育ての環境としても最悪だと判断。親権を得て子どもと実家に戻り、新しい生活を始めることを決意した。

      妻のアルコールやギャンブルなどの問題に対して、何度も話し合い、支えようとしたものの、家庭生活を保つことが難しくなったというケースです。

      最初は「自分が支えなければ」と考えていても、本人が相談や治療につながらないまま状況が悪化すると、家族だけで抱え込むのは限界があります。家計や子どもの生活に影響が出ている場合は、妻を支えたい気持ちとは別に、自分や家族の生活を守る選択も考える必要があるでしょう。

      妻と離婚すべきか迷ったときの判断基準

      妻と離婚すべきか迷ったときの判断基準

      妻との関係に悩んでいても、すぐに離婚を決断できる人ばかりではありません。

      「まだやり直せるのではないか」「子どものために我慢した方がいいのではないか」と考えつつも、このまま夫婦関係を続けることに限界を感じている人もいるでしょう。

      離婚するかどうかを考えるときは、今の感情だけで判断せず、夫婦関係を修復できる余地があるのか、離婚後の生活を現実的に考えられているのかを落ち着いて整理することが大切です。

      ここでは、妻と離婚すべきか迷ったときに確認したい判断基準を紹介します。

      夫婦関係を修復できる余地があるか

      まず考えたいのは、夫婦関係を修復できる余地があるかどうかです。

      妻と話し合うことができる、改善しようとする姿勢がある、お互いに歩み寄る気持ちが残っている場合は、すぐに離婚を決める前に関係修復を考える余地があります。

      一方で、何度話し合っても同じ問題が繰り返される、妻がまったく向き合おうとしない、暴力や不倫、浪費などが改善されない場合は、夫婦だけで関係を立て直すのが難しいこともあります。

      離婚すべきか迷うときは、「まだ好きかどうか」という気持ちだけでなく、今後も安心して生活を続けられる関係なのかを考えてみましょう。

      離婚後の生活を具体的に考えられているか

      妻と離婚したい気持ちが強くても、感情的に話を進めてしまうと、相手との対立が深まったり、必要な話し合いが進みにくくなったりすることがあります。

      離婚後は、住まい、収入、生活費、子どもとの関わり方、財産分与、養育費など、現実的に決めなければならないことが多くあります。

      特に子どもがいる場合は、どちらが親権者になるのか、面会交流をどうするのか、養育費をどう決めるのかも重要です。感情的に離婚を切り出す前に、離婚後の生活をある程度イメージしておくと、冷静に判断しやすくなります。

      法的な離婚理由にあたる事情があるか

      妻が離婚に同意している場合は、夫婦の話し合いによって離婚を進められます。

      しかし、妻が離婚に応じない場合、最終的に裁判で離婚を求めるには、法律上の離婚理由である「法定離婚事由」が必要になります。民法770条では、裁判上の離婚が認められる事由として、主に次のような事情が定められています。

      • 配偶者に不貞な行為があったとき
      • 配偶者から悪意で遺棄されたとき
      • 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき
      • その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

      参考:e-GOV法令検索

      不倫や浮気は「不貞な行為」にあたる可能性があります。また、正当な理由なく家を出て戻らない、生活費を入れないなどの事情は「悪意の遺棄」と判断されることがあります。

      DVやモラハラ、過度な浪費、長期間の別居などは、「その他婚姻を継続し難い重大な事由」にあたる可能性があります。ただし、単に「性格が合わない」「妻に不満がある」というだけで、必ず裁判上の離婚が認められるわけではありません。

      どの事情が法定離婚事由にあたるかは、具体的な経緯や証拠によって判断が変わります。妻が離婚に応じない可能性がある場合は、早めに弁護士へ相談し、自分の状況が法的にどのように見られるのか確認しておくと安心です。

      子どもの生活や気持ちに配慮できているか

      子どもがいる場合は、夫婦の気持ちだけで離婚を決めるのではなく、子どもの生活や気持ちにも配慮する必要があります。

      夫婦関係が悪いまま同居を続けることで、子どもが家庭内の緊張を感じ続けてしまうこともあります。一方で、離婚によって生活環境が変わり、子どもが不安を抱えることもあるでしょう。

      そのため、離婚を考えるときは、子どもの日常にどのような変化が起こるのかまでしっかり考えておくことが大切です。親権、養育費、面会交流、住まい、学校や保育園への影響なども含めて、子どもの生活に関わる面は早めに確認しておきましょう。

      お金や住まいの見通しを立てられているか

      離婚後の生活では、お金と住まいの問題も避けて通れません。

      離婚すれば、これまで共有していた家計や住まいが変わることがあります。別居先をどうするのか、生活費をどう確保するのか、財産分与や住宅ローンをどう扱うのかなど、確認すべきことは少なくありません。

      また、子どもがいる場合は養育費の取り決めも重要です。離婚後に生活が不安定になると、自分だけでなく子どもの生活にも影響が出る可能性があります。

      妻との離婚を考えるときは、気持ちの整理とあわせて、離婚後の生活を支えられるだけの準備ができているかも確認しておきましょう。

      妻と離婚したいと思ったときに準備しておきたいこと

      妻と離婚したいと思ったときに準備しておきたいこと

      妻と離婚したいという気持ちが強くても、感情的に話を進めてしまうと、相手との対立が深まったり、必要な話し合いが進みにくくなったりすることがあります。

      離婚を考える段階では、勢いで行動する前に、自分の気持ちや理由を整理し、必要な記録や相談先を確認しておくことが大切です。

      ここでは、妻と離婚したいと思ったときに準備しておきたいことを紹介します。

      離婚したい理由を整理する

      妻と離婚したいと思ったら、まずは、なぜ妻と離婚したいのかを整理しましょう。

      不倫、暴力、モラハラ、浪費、家事や育児への不満、価値観の違いなど、離婚を考える理由は人によって異なります。気持ちが高ぶっていると、何が一番つらいのか、どこを改善したいのかがよくわからなくなりがちです。

      離婚したい理由を整理して、妻と話し合うときに自分の考えをうまく伝えられるようにしておきましょう。

      証拠や記録を残しておく

      妻の不倫、暴力、モラハラ、浪費などが原因で離婚を考えている場合は、できる範囲で証拠や記録を残しておくことも大切です。

      たとえば、暴言や脅しの内容、金銭トラブルの履歴、不倫が疑われるやり取り、家計への影響が分かる資料などは、後から状況を説明するときに役立つことがあります。

      ただし、証拠を集めようとして無理な行動を取ると、かえってトラブルになる可能性もあります。自分で判断が難しい場合は、早めに弁護士へ相談し、どのような資料を残しておくべきか確認しておきましょう。

      妻に切り出す前に相談先を確認する

      妻に離婚を切り出す前に、必要に応じて相談先を考えておくことも大切です。

      離婚の話し合いは、感情的な対立になりやすいものです。特に、妻が離婚に応じない可能性がある場合や、不倫、DV、モラハラ、借金、親権などの問題がある場合は、自分だけで進めようとすると負担が大きくなることがあります。

      まだ離婚するか決めきれていない段階でも、弁護士やカウンセラー、公的な相談窓口などに相談することで、今後の選択肢を考えやすくなるでしょう。

      夫婦カウンセラーを探す

      妻と離婚する場合の流れ

      妻と離婚する場合の流れ

      妻との離婚を考える場合、まずは夫婦で話し合い、離婚するかどうかや離婚条件について確認することになります。

      話し合いで合意できれば協議離婚として進められますが、離婚そのものや条件で折り合えない場合は、家庭裁判所の離婚調停を利用する方法があります。

      ここでは、妻と離婚する場合の基本的な流れを確認しておきましょう。

      合意できなければ離婚調停を申し立てる

      夫婦で話し合いをしても、離婚に合意できない場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることができます。

      離婚調停では、家庭裁判所の調停委員が間に入り、離婚するかどうかや離婚条件について話し合います。離婚そのものだけでなく、未成年の子どもがいる場合の親権、面会交流、養育費、財産分与、年金分割、慰謝料などについても話し合うことができます。

      条件について合意できれば、調停が成立し、裁判所で調停調書が作成されます。調停離婚は調停成立の日が離婚の日になりますが、戸籍に記載してもらうためには、調停成立の日から10日以内に、調停調書謄本を添付して離婚届を提出する必要があります。

      しかし、夫婦の主張の隔たりが大きい場合や、どちらかが調停に応じない場合などは、調停が不成立となることもあります。

      調停が不成立なら離婚裁判も

      調停が不成立となり、相手も話し合いに応じる姿勢が見られない場合は、離婚裁判を検討することになります。

      ただし、離婚裁判では、離婚したいと思っているだけで必ず離婚が認められるわけではありません。妻が離婚に応じない場合、民法で定められた法定離婚事由にあたる事情があるか、証拠によって説明できるかが重要になります。

      また、離婚裁判は時間や費用の負担も大きくなりやすいため、裁判を起こすべきかどうかは慎重に判断する必要があります。離婚裁判を考える段階では、弁護士に相談し、自分の状況でどのような見通しがあるのか確認しておきましょう。

      新大塚法律事務所 鈴木成公

      子どものことなども考えれば「離婚が本当に最善の選択肢か」ということも含めて、離婚を決断する前から夫婦問題に詳しい専門家に相談し、熟慮することが望ましいと思います。

      とりわけ、離婚の問題は感情的になりがちですが、冷静さを欠いた中で手続きを進めてしまうと、後から取り返しのつかないことになることもあります。そのため、自己に不利と思われることも含めて専門家に話した上で、耳に痛いことも含めたアドバイスを受けながら、人生の再出発の方法を共に考えていくことを望ましいと思います。

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      妻との離婚を考えたら一人で抱え込まず相談しましょう!

      妻との離婚を考えたら一人で抱え込まず相談しましょう!

      ここまで、妻との離婚を考える主な理由や、離婚すべきか迷ったときの判断基準、離婚前に準備しておきたいことについて解説しました。

      この記事のポイントをまとめると以下のとおりです。

      この記事のまとめ
      • 妻との離婚を考えるときは、まず原因や今の状況を整理する
      • 離婚すべきか迷う場合は、修復の余地や離婚後の生活も考える
      • 妻が離婚に応じない場合は、法定離婚事由や証拠が重要になる
      • 離婚を切り出す前に、理由や記録、相談先を確認しておく
      • 合意できない場合は、離婚調停や離婚裁判に進む可能性もある

      妻との離婚を考える理由は、不倫や暴力、モラハラ、浪費、話し合いができない状態など、夫婦によってさまざまです。冷静さを欠いたまま手続きを進めると、後悔につながる場合もあります。

      一人で抱え込まず、弁護士やカウンセラー、公的な相談窓口などを利用するのも一つの方法です。自分にとって不利に感じる事情も含めて専門家に話すことで、より現実的な選択肢を整理しやすくなるでしょう。

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