モラハラ妻に我慢の限界…
モラハラ被害と聞くと、夫から妻に対する嫌がらせというイメージがありますが、実は妻のモラハラに悩む男性も少なくありません。モラハラ妻にはどのような特徴があるのでしょうか。また、モラハラ妻に我慢の限界を迎えたとき、どうすれば良いのかも、注意点も含めて紹介します。
【体験談】モラハラ妻からの代表的な被害例は?
妻によるモラハラも暴言や高圧的な態度で、相手を精神的に追い詰めることには変わりません。男性と女性の違いや、夫や妻に対する一般的なイメージから、夫によるモラハラとは少し違った特徴もあります。代表的なモラハラ妻による被害を3つ紹介しましょう。
暴言を吐かれる・無視される
モラハラの典型が男女問わず、「暴言を吐く」「無視する」といった高圧的な態度と冷笑です。こうした態度で相手を精神的に追い詰め、自分の思い通りにしようとします。しかも、本人はモラハラをしているという自覚がほとんどなく、被害者はただひたすら我慢を強いられます。
妻「私がお前を嫌ってる限り子どももお前を嫌う。子どもに嫌われたくなかったら、子どもの機嫌取る前に私の機嫌を取った方がいい。…って何回言ったらわかるの?バカなの?いい加減にして。」
僕「すみませんでした。」(ヒートアップさせないようなるべく反論しないようにしている)
妻「私がお前を嫌ってる限り子どももお前を嫌う。子どもに嫌われたくなかったら、子どもの機嫌取る前に私の機嫌を取った方がいい。…って何回言ったらわかるの?バカなの?いい加減にして。」
僕「すみませんでした。」(ヒートアップさせないようなるべく反論しないようにしている)
夫の分だけ家事を省かれる
夫のモラハラでは妻に生活費を渡さないというものがありますが、モラハラ妻の場合は、夫に関する家事をしないという手段で、夫を精神的に追い詰めます。夫の食事を作らない、洗濯をしないという方法で家庭内で孤立させ、ひどい場合はゴミ扱いします。このような扱いを受け続けると、夫は心理的な負担から心を病んでしまうこともあります。
モラハラ嫁の、モラハラが加速していくまじで手に負えねえ。人じゃなさすぎる。
自分たちは美味しいもん食って俺には何も用意しない。食材も渡さない。
死ねって言われてるのとかわんないな
子供に夫の悪口を吹き込んで居場所を奪う
モラハラ妻は、息子や娘にも夫の悪口を吹き込み、自分の味方につけようとします。子供たちが、モラハラ妻の言う事を信じてしまうと、夫は家庭内で居場所を失ってしまいます。本来、くつろげる場所である家庭から居場所を奪うのもモラハラ妻がよく使う手口の1つです。
妻と無言の応酬中、今日は激戦です。
子どもらはとうの昔にモラ妻の手に落ち、今は完全に片親疎外。子どもらは犠牲者。親同士の争いに巻き込まれ、本来なら味わう必要のない重苦しい日々を過ごす。こうした日々は間違いなく原体験となり、いずれ孫の代に継承される。悲しく悔しい。ごめんね。
モラハラ妻に仕返し・復讐したい!どうすべき?
モラハラ妻の攻撃によって精神的に疲れた夫が仕返しをしようと考えたとき、どのような方向が最も効果的なのでしょうか。また、仕返しの際、方法を間違えると逆に「モラハラ」のレッテルを貼られ、不利な立場になってしまうこともあります。
モラハラ妻は狡猾な手段で、夫を精神的に追い詰めていきます。そのため、仕返しの際は決して感情的にならず、相手の性格も見極めたうえで慎重に対応することが必要です。効果的な仕返し方法と、主な注意点を紹介します。
言葉・暴力による仕返しは自身が不利になる可能性も
言われたら言い返す、やられたらやり返す、というのは絶対にやってはいけません。一般的に夫婦の間では夫のほうが経済的な力があり、腕力も強いというイメージがあります。このため、たとえモラハラ妻の攻撃に我慢できなくなって反撃したのだとしても、夫のほうが悪いという印象を周囲に与えてしまいます。同じ土俵に乗ってしまうと夫が不利です。
モラハラ妻のほうに、自分が加害者だという自覚はありませんから、夫が反撃すると逆に「DVを受けた」「モラハラを受けた」と騒ぎ出すかもしれません。そうなると、互いが被害者だと訴えて泥仕合になりかねません。言葉や暴力による仕返しは絶対に禁物。ほかの方法を考えましょう。
別居や離婚を決断することが重要
モラハラ妻の暴言などの攻撃に我慢できなくなった場合は、別居や離婚に向けて動き出すのが一番です。いつまでも我慢するだけでは、不幸になるだけです。また、具体的にどうすれば別居や離婚ができるかを考えることで、現在の夫婦関係や自分が置かれた現状、自分が何をしたらよいのか、を整理できます。
モラハラ妻は「夫は何でも言う事を聞く」「自分は大事にされて当たり前」と考えていることが多いものです。夫への感謝を忘れ、夫を見下してばかりいる妻は、おそらく反撃を受けるとは思わず、油断しきっているはずです。別居や離婚を切り出されると、あわてふためき動転して、ひょっとすると感情を爆発させて自ら墓穴を掘るかもしれません。
モラハラ妻に仕返し・復讐する方法
モラハラ妻に復讐や仕返しをする際は、あくまでも冷静に行動し、相手に言い訳や言い逃れを許さない形で進めることが大切です。慎重に準備を進め、「嫁の座は安泰」と高をくくっているモラハラ妻に仕返ししましょう。
第三者がいる前で話し合う
モラハラ妻は外面がよく、家の外では良き妻、良き母を演じていることが多いものです。また、自分より立場が上の人に頭が上がらないという性格をしています。このため、妻に注意できる友人や知人、親族に間に入ってもらい話し合うのが効果的です。できれば、間に入ってもらう人には、ある程度の事情を話しておき、味方につけておくといいでしょう。
モラハラ妻はたいていの場合、自分が加害者であることに無自覚です。ですから、まず自分が加害者であることを自覚させることが大切です。ただ、モラハラ妻には自分の非を認めないという性格もあります。他人に指摘されて素直に反省するかどうかはわかりません。しかし、関係修復を図るにしても、仕返しするにしても、モラハラを自覚させることが第一歩です。
妻のモラハラ証拠を残す
モラハラ妻はなかなか自分の非を認めませんから、客観的な証拠を集めておくことも大切です。証拠があれば、話し合いで妻にモラハラを認めさせやすくなりますし、離婚にまで話が進んでも有利に事を運べる可能性があります。どのように証拠を残せば良いのか、具体的な方法を紹介します。
・妻の日頃の言動を録音・録画する
・妻からのメールやSNSを保存しておく
・相談窓口でアドバイスを受け、相談記録を残す
・メンタルクリニックなどを受診し診断書をもらう
・どのようなことを言われたのか、日記やメモに残す
モラハラは周囲から、ただの夫婦喧嘩に見られることがあり、離婚調停や裁判でも夫婦のいさかいと判断されてしまうことがあります。このため、誰にでもモラハラだとわかるよう、できるだけ多く詳細な記録を残しておいたほうがいいでしょう。
妻が不倫していないか調査する
モラハラ妻の中には、不倫しているため夫を邪魔者扱いするケースがあります。念のため、不倫を疑ってみることも大切です。日頃の行動によく注意しましょう。しかし、あまりプライベートを詮索しすぎると相手に警戒されますし、逆に「束縛している」と言われてしまうかもしれません。怪しい行動が見られたら、専門家に調査を依頼するのも一つの手です。
不倫の証拠をつかめば、離婚の理由になりますし、慰謝料を請求できる可能性もあります。モラハラ妻への復讐や仕返しの材料としては十分です。
別居する
妻のモラハラに我慢できなくなったら、とりあえず別居して物理的な距離を取るのも一つの方法です。しかし、夫から家を出て行くと、その後、離婚の話し合いになったとき、別居によって夫婦関係が破綻したとみなされる可能性もあります。子供の親権をめぐって争いになったときも不利になることがあります。
別居すれば、生活費の負担も増えますし、ただ家を出ればいいというものではありません。別居すれば、離婚にまで進む可能性も高くなります。軽はずみに判断せず、弁護士などに相談して適切なアドバイスを受けましょう。
離婚する
最終的にモラハラ妻に復讐・仕返しするには離婚しかありません。しかし、モラハラ妻は自分が加害者だと自覚していることが少なく、自分の非を認めない性格をしているため、簡単に離婚には応じないことが多いようです。モラハラの被害を受けているからと言って離婚できるとは限らず、相当の覚悟が必要です。
モラハラ妻の被害を受けている夫の中には、子供への悪影響を心配して、子供が成長するまで仮面夫婦として辛抱している人もいます。こうした人の多くは、子供が成人したり、就職したりしたのを機に離婚に踏み切るのですが、そのときに備えて証拠を揃えておくことは重要です。もちろん、弁護士のアドバイスを受けることも大切です。
モラハラ妻に仕返し・復讐する時の注意点
モラハラ妻に仕返しや復讐をする方法はいくつかありますが、注意しなければならない点があります。それは、夫側がモラハラやDVの加害者側だと誤解されないようにすることです。さらに、モラハラ妻は理屈をこねるのがうまく、自分を正当化して、とんでもない要求を突き付けてくることがあります。決してモラハラ妻のペースに乗せられないようにしましょう。
モラハラを言葉で責め立てない
妻のモラハラに耐え切れず、猛然と妻に反論したり、それまで妻にされた仕打ちをそのままやり返したりする夫がいます。しかし、これは相手が「モラハラを受けた」と主張する根拠になりかねません。世間では、モラハラは夫が妻にするものというイメージが強く、妻が「モラハラを受けた」と主張すれば、多くの人が信じてしまう可能性があります。
たとえ、妻のモラハラの証拠を握っていても、あくまでも自分は冷静に対応することが必要です。いくらモラハラを受けてつらい思いをしていたとしても、自分までモラハラをするような人間になってはいけません。モラハラ妻を逆に責め立てるのは避けましょう。
抵抗してきた妻の要求に応じない
モラハラ妻に別居や離婚を切り出すと、法外な要求を始めることがあります。これは、モラハラ妻が「自分は保護される立場であり、夫は自分のために尽くさなければならない」と信じているからです。しかし、そんな要求に耳を傾ける必要はありません。
たとえば、別居したいと言えば「クレジットカードの家族カードを置いていけ」と言い、離婚したいと言えば「車がないと困るから、車を買え」と要求します。モラハラ妻は最後まで、夫を利用して自分の欲望を満たそうとします。そんな要求は一切無視し、弁護士らからアドバイスを受けながら冷静に物事を進めていきましょう。
モラハラ妻に仕返ししたいなら別居・離婚の準備を
多くの場合、モラハラ妻は自分が加害者であることに無自覚です。このため、第三者らを間に入れ、真剣に話し合えば、自分がモラハラをしていたことに気付き、反省することもあります。別居や離婚を切り出し、仕返しや復讐をするのは、その後の妻の態度を見てから決めてもいいでしょう。
しかし、モラハラがひどく本人が反省しても許せない、手を尽くしても一向に反省する様子が見えないという場合は別居や離婚を考えるしかありません。別居や離婚で確実に仕返しをするには、準備や法律の知識も必要です。弁護士によく相談して、最善の方法を探りましょう。