効果的に夫にダメージを与える方法はある?
結婚生活を続けていると、夫婦間にトラブルはつきものです。夫婦喧嘩や夫の浮気、家事をしようとしない夫への不満、育児に関する考え方の違い。数え上げればきりがなく、夫の言動に不満やストレスをため込んでいる妻も多いことでしょう。
「そんな夫にダメージを与える方法はないか」と考えたことはありませんか。いつも無神経な言動や自己中心的な振る舞いでイライラの種をまく夫に仕返しをして効果的なダメージを与えられれば、少しは妻の気分も晴れるかもしれません。夫へのダメージとなる仕返しや言葉を紹介しますので、参考にしてください。でも、やり過ぎは禁物ですよ。ほどほどに。
夫にダメージを与える方法とは?
普段は偉そうにしている夫も、たいていは妻に頼り切っているもの。妻がいないと、次の日から会社にも行けないという夫は結構多いものです。そこを利用し夫にダメージを与える方法を7つ紹介しましょう。実際にやってみた妻の体験談も紹介しますので、参考にしてください。
無視する
夫の心無い言葉や自分勝手な振る舞いなどで夫婦喧嘩になった後は、夫を一切無視してみましょう。一晩経って夫がケロッとした顔をしていても、夫が自分から謝るまでは、一言も口を利きません。何を聞いても答えない妻に夫はダメージを受けることでしょう。
しかし、この方法は夫も自分の非を自覚していないと効果がありません。理由が分からなければ、夫もムキになって妻を無視しはじめ、夫婦関係がおかしくなってしまうこともあります。夫の様子を見ながら、加減にも気を付けましょう。
夫と喧嘩したときは一週間無視しました。夫は次の日には普段の私に戻っているだろうと余裕でいたようですが、私に非はなかったので、夫が根負けして謝るまで無視し続けました。さすがに1週間はきつかったようで、最後はかなり焦っていましたね。
家事をしない
夫に関する家事を放棄するのも、夫にダメージを与える方法の1つです。夫には食事を作らず、夫の分の洗濯もしない。これは「家事は妻が全てするのが当たり前」と考えている夫に効果的です。
妻に家事の全てを押し付け、感謝するどころか「家でゴロゴロしているくせに」などと見下す態度を取るような夫には、こうした方法でダメージを与え、反省を促すことも必要かもしれません。しかし、夫も仕事をして自分の役割を果たしています。そのことも忘れないでおきましょう。
夫があまりにも家事や育児に非協力的なので、主婦の大変さも知ってほしくて自分のことは自分でやってねスタイルを貫いた期間がありました。子供がいるので普段通りの生活をしますが、旦那が使った食器は洗わず放置します。ご飯も自分でどうぞ。
働きながら家事と育児をする大変さがやっとわかったようで、その後は感謝の気持ちを伝えてくれるようになりましたね。
よそよそしい態度で接する
敬語を使って話し、よそよそしい態度を取るのも、不満があることを伝えながら夫にダメージを与える方法の1つです。話しかけられても、メールなどが送られてきても「承知いたしました」「よろしくお願いいたします」などと丁寧でありながら、淡々と簡潔に答えます。
無視したり家事を放棄したりする方法よりはマイルドですが、距離を置いていることは明確に伝わるので、これはこれでダメージを与えやすい方法です。たいていの夫はさすがに自分の言動を振り返り、反省してくれることでしょう。
上から目線な態度でいる夫へのストレスが爆発して、普段通りに接することをやめました。夫は仕事の合間でも頻繁にメールを送ってくるんですが、ぜんぶ敬語で返信する作戦に。はじめ夫は普段通りにメールを送ってきていましたが、徐々に私が怒っていることに気づいて謝ってきました。
黙って荷物をまとめ始める
黙って荷物をまとめ始めるのも、夫にダメージを与える方法として効果的が期待できます。夫に「何をしているんだ?」と聞かれても「別に」と答えておけば、夫は「俺を捨てて家を出るつもりなのか」と戦々恐々とすることでしょう。もし、夫に心当たりがあれば、自分の言動を後悔させることができるかもしれません。
荷物をまとめると言っても、本当に身の回りのものを段ボールなどに詰める必要はありません。古くなった服でも不必要になった道具でも、断捨離のつもりで片付ければいいでしょう。妻が荷物をまとめる姿にオロオロする夫を横目で見ながら不用品を整理すれば、ストレスも解消してすっきりするはずです。
産後、頻繁な夜間授乳で疲れ切っていた土日に、夫が急に模様替えがしたいと言い出したんです。来週、友人が来るから綺麗にしておきたいと。模様替えするなら1人ですればいいのに、お前も手伝えと言われて、カチンときましたね。
育児で疲れている妻を労ってくれない夫をこらしめようと、黙って荷物をまとめるふりをしました。すると、家を出ていくと思って焦った夫は「模様替えは子供を見ながら自分だけでするし、その間仮眠してきて」と。オロオロした夫が見られて、スッキリしました。
前触れなく旅行に出かける
前触れもなく突然旅行しても、普段妻に頼り切っている夫は慌てふためくはず。これも確実に夫にダメージを与える方法です。妻がいないと、食事の用意も会社に着ていく服も準備できない夫は途方に暮れ、妻のありがたみを実感することでしょう。
ある日突然、黙って姿を消すか、前日にいきなり「旅行に出かけるから」と告げるかは、夫の性格しだい。夫の反応を予想しながら決めましょう。夫から離れて自由な時間を過ごせば、妻にとってもよい気分転換となるはず。夫にも仕返しできて一石二鳥です。
どれだけ私が忙しくても、夫は家事だけ一切手伝ってくれません。こうなったら、夫の知らぬ間に出で行ってやろうと思ったんですが、ただ出ていくだけではつまらないので、友人と旅行に行きました。
友人も同じように夫に不満を抱えていたので、お互いの夫を困らせることはストレス発散になりました。夫にダメージを与えるだけでなく、久しぶりに友人との楽しい時間を過ごせて、私的にもいい気分転換にもなりましたね。
実家に帰る
定番のやり方ですが、実家にしばらく帰るのも、夫にダメージを与える方法です。実家の親に、日頃の夫への不満をぶちまけてすっきりしましょう。母親も同じような体験をしていて、共感してくれるかもしれません。夫との関係修復にアドバイスをくれたり、一肌脱いでくれたりといったこともあるでしょう。
普段は偉そうにしている夫も、義父母には頭が上がらないこともあります。妻が実家に帰ったというだけで、相当のプレッシャーを感じる夫も多いはずです。夫が自分の言動を反省して謝れば、意気揚々と自宅に帰還しましょう。
夫は正社員、私はフルタイムパートで子供が1人います。夫は帰宅するとすぐに「疲れた、飯」と言って座って待っているだけ。夫の帰宅は子供がお風呂の時間とかぶるんですが、何も手伝ってくれないんです。手伝わない理由は「俺はお前よりたくさん働いて疲れているから」だそうです。
いくら夫婦で話し合っても、家事育児に非協力的なところは変わらないので、子供の長期休暇中に夫には何も伝えず実家に帰ってやりました。すると、告げ口されるかも、1人では何もできないと焦ったようで、すぐに夫から謝りの連絡が入りました。
離婚や別居をほのめかす
夫にダメージを与える方法の最終手段は、離婚や別居をほのめかすことです。真剣に離婚や別居を考えていることを伝えれば、夫も相当のダメージを受けるに違いありません。ほのめかす程度では効かないときは、はっきりと「離婚や別居をしたい」と伝えるといいでしょう。
この方法は相当な効果が期待できますが、よく考えて実行しないと「どうせ、できっこないだろう」と夫に足元を見られる可能性がありますし、本当に離婚に発展してしまう可能性もあります。最終手段だけに取り扱いには注意が必要。安易に切り札は切らないようにしましょう。
いくら言っても休日、家族と過ごしてくれない夫にダメージを与えるため、離婚をほのめかしたことがあります。1人っ子でマイペースに育った夫は、家族ができてからもそのマイペースさは変わらず。
離婚をほのめかして、どんなところに私がストレスを感じているのかを話しました。普段は聞く耳ももたない夫ですが、離婚をほのめかしたことで、さすがに耳を傾けてくれました。
夫に精神的ダメージを与える言葉
実際に行動に移さなくても、夫に精神的なダメージを与えられる言葉があります。そのいくつかを紹介します。使うときは夫の性格や状況を考え、チクリと刺す程度に。あまりに厳しい口調で投げつけると、夫婦関係が壊れるきっかけとなりかねないので気を付けてください。
金銭的な言葉
夫が「俺は外で働いてきているんだ」と言わんばかりに、家事や育児を妻にすべて押し付けてくるときは、その夫の自信の源である収入をチクリと刺しましょう。ただ、あまりにひどいと、夫が妻に反感を持つだけなので、言葉や使い方に気を付けましょう。
・あなたのお給料でやりくりしている私のことを褒めたらどう?
・このままだとATMって言われるようになるわよ
・贅沢できなくても、あなたの妻を続けている私って偉くない?
家事や育児に関する言葉
夫が仕事で忙しいのはわかっていても、もう少し家事や育児を手伝ってほしいと思うときもあります。最近は、男性が育児休暇を取ることが増えたといっても、子供のために仕事を休んだり早退したりする頻度は、妻のほうが多いというのが実情です。家事や育児をしない夫に、たまには釘を刺しておきましょう。
・たまには子供の面倒を見ないと、子供に嫌われるわよ
・子供のために仕事を休むのは、いつも私よね
・家の中に居場所がなくなっても知らないから
若い頃からの変化に関する言葉
年を取ると容姿や性格、夫婦の関係も変わります。以前と変わってしまった部分を指摘すると、夫の胸に言葉が刺さるかもしれません。ただし「太った」とか「髪の毛が薄くなった」など外見をあげつらうのはやめましょうか。おそらくお互いさまです。
・若い頃はもっと優しかったのに
・結婚するときに家事も手伝うって言ったわよね
・家でゴロゴロしていると、年齢以上にふけるわよ
浮気などの過去に関する言葉
もし、夫に浮気や度を過ぎた夜遊びの過去があるのなら、折に触れてそのことを持ち出せば、夫は何も言えなくなります。特に浮気は、本来なら離婚されても文句は言えません。反省が見られないようなら、遠慮なく過去の傷口を攻めてもいいでしょう。
・あのときのことは忘れていないわよ
・反省したんじゃなかったの?
・離婚せずに済んだのは誰のおかげ?
結婚を後悔する言葉
結婚したことを後悔する言葉を妻が口にすると、夫はかなりのダメージを受けます。ただし、効き目が強すぎるので夫婦関係を壊しかねません。慎重に言葉を選ぶことが大切です。
・結婚するんじゃなかったわ
・もっと違った人を選べばよかった
・あなたといてもちっとも楽しくない
夫に精神的ダメージを与えたくなったら
夫婦生活の今後を考えなければ、夫にダメージを与える方法はいくらでもあります。夫の欠点やダメな点をあげつらい、夫に関わる家事をすべて放棄すれば、夫は相当なダメージを受けるでしょう。しかし、それで一時的にスカっとしても、夫婦生活が充実したものとなるでしょうか。
もし、離婚する気がなく、円満な結婚生活を送りたいと考えているのなら、夫にダメージを与えるのはほどほどにしておきましょう。ダメージで夫が変わる可能性もありますが、夫婦関係が壊れるきっかけとなることもあります。話し合いなど違う方法でも、夫の言動は変えられます。やり方がわからないときは、カウンセラーに相談すると適切なアドバイスが得られます。
夫にダメージを与える方法では根本的な問題が解決しないことも
夫の言動に我慢がならず、夫にダメージを与えて仕返ししてやろうと思うことがあるかもしれませんが、それで夫が自分の行動を後悔し、反省するとは限りません。円満な夫婦生活を送ろうと思えば、腹に据えかねることも我慢し、夫の変化を促すのが大切です。
どうしたらよいのかわからないときは、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談してみましょう。夫にダメージを与える方法ではなく、2人で協力し合って円満な夫婦関係を築く方法を教えてくれるはずです。