夫に言われてムカつく言葉ランキング9選を紹介します。日常生活、家事・育児、仕事と場面ごとに分けて、それぞれのシーンで夫に言われてムカつく言葉を選びました。さらに、夫にムカつく言葉を言われたときの対処法を【体験談】とともに説明しますので参考にしてください。
夫に言われてムカつく言葉・許せない言葉は?
妻が夫に不満を抱く要因の1つが、夫の無神経な言葉です。夫は何気なく言ったつもりでも、妻にとっては思い出すたびにイライラさせられる忘れられない一言になっているかもしれません。ここでは、AERA dot.とYahoo!ニュースが実施したアンケート調査結果を参考に、「夫に言われてムカつく言葉・許せない言葉」をランキングで紹介します。
出典: PRESIDENT Online
「夫に言われてムカつく言葉」を家事・育児や仕事など、関連する内容に合わせて分類しているので、共感できるものはないかチェックしてみてください。夫にムカつく言葉を言われたときの対処法も説明します。
夫に言われてムカつく言葉ランキング【日常生活編】
第3位「主婦は気楽でいいよね」
子供たちの送り迎えや、学校の仕事、町内の仕事、そして手抜きしたくない、という思いの家事に追われ、昼寝する時間なんて到底ありません。なのに、それを「気楽」と言われるのは本当に不愉快です。
夫婦で助け合って生活しているはずなのに、仕事をしている夫が優位だと思い込み、主婦である妻を見下す夫は多いようです。しかし、常に休みなく家族の様子に気を配りながら、家の中を整えたり、食事を用意したりするのは簡単な仕事ではありません。さらに小さな子供がいる家庭では、その苦労は想像以上です。
それなのに「俺の金で暮らしているんだから当然だ」と妻をねぎらう気持ちがまったくない夫に、妻は苛立ちを覚えます。このほかにも「家の仕事なんて昼寝付きで楽そうじゃん」と主婦の仕事を軽んじる夫もいます。
こうした夫は、家事の大変さを理解していないので、妻が体調不良でも「俺の方が体調悪いんだから、ちゃんと家事をしろ」と言って妻が休むことすら許しません。
第2位「で、何が言いたいの?」
子どもの保育園での出来事、今日の夕飯のメニューのことなど、私が話し始めると、夫はたいてい、途中で「で、何が言いたいの?」と言います。ひどい時には「結論から話して」「要点は?」というときも。しかも真顔で言うんですよ。「ここは職場かよ!」とつっこみたくなります。
一生懸命話しているのに、「で、何が言いたいの?」と話を遮られると、妻は話す時間と労力が無駄になったと知ってがっかりしてしまいます。会話は夫婦の大切なコミュニケーションなのに、ないがしろにされては妻の気持ちが夫から離れるのも時間の問題です。
夫がこのような言動を繰り返していると、やがて妻は夫とは話しても無駄だとあきらめてしまう傾向があります。すると、意見の食い違いなどで夫婦関係が悪化しても、話し合いの機会が持てず、夫婦仲が冷え切ったままになるかもしれません。
第1位「どっちでもいいから任せるよ」
どこでもいい、なんでもいいって口癖のようにいう!そのくせこっちが決めても感謝無どころか元から興味ないからテンション低目。
自分の興味あることじゃなきゃテンション上がらない性格なんだからそっちが決めてよ!
「どっちでもいいよ」という言葉からは、妻の意見を優先するという思いやりが感じられそうですが、実は考えるのが面倒なだけ。しかも後になって「やっぱりこっちのほうがよかったんじゃない」などと、自分勝手な文句を言うので妻は余計にイライラさせられます。
また、年金や保険、住宅の購入など、夫婦や家族の将来に関わる重要な相談をしているのに「分からない」「任せる」と言う夫も多いようです。妻のほうも不安なのに、このように言われては夫の頼りなさや無責任さに失望してしまうでしょう。
夫に言われてムカつく言葉ランキング【家事・育児編】
家事や育児に対する考え方の違いから、夫婦の間で意見が衝突することはよくあります。このため「夫に言われてムカつく言葉」には、家事や育児に関する内容が多数ありました。その中でも、特に不評だった言葉を紹介します。
第3位「料理の味が薄い・まずい」
夫がテレワークで家に毎日いるので、お昼の用意など三食作っていますが、毎日のメニューを考えるのも苦痛で、味付けも同じパターンだと文句が出るからストレスです。
妻が作った料理に関する文句は「夫に言われてムカつく言葉」の定番のようです。料理は調理するだけでなく、メニューを考えて買い物をし、調理後は片づけまでしなければならない大変な作業。それなのに「味が薄い」「品数が少ない」などとケチをつけられては、妻が怒りを爆発させるのも当然です。
第2位「なんでできないの?」
旦那に役に立たない、何もできない、など言われます。私なりに努力していて、自分では出来るようになったと思っても、旦那から見るとそうではないようで…
しっかりやろう、間違えないように、と考えれば考えるほど空回りしてしまいます。
妻が行った家事の不備をいちいち指摘し「こんな簡単なこともできないの?」「非効率なんじゃない?」と「能力が低い」と言わんばかりに妻を見下す発言をする夫もいます。こうした夫は家事や育児は誰でもできる簡単な仕事だと軽くみているのが特徴です。
さらに、そのような単純作業を能力の高い自分がする必要はないと思っているので、家事や育児には関わろうとしません。目の前で子供が泣いていても「ちゃんと面倒見ろよ」と妻に押し付けようとします。
しかし、目が離せない小さな子供の面倒を見ながら、掃除や洗濯、食事の支度といった家事を完璧にこなすのは夫が思っている以上に至難の業です。一日中休む暇もなく家事や育児のために動き回っている妻からすると言語道断。あまりに無神経な夫の発言に、怒りを通り越してあきれてしまう妻も多いでしょう。
第1位「○○でいいよ」
我が家の旦那に関しては、本当に悪気なく言ってるみたいです。クセと言うか、こういう人は「簡単なものでいいよ」がムカつくということを言っても、あまりピンとこないんだろうなあ…と思いました。
「簡単なものでいいよ」とは言うけれど、じゃあその簡単な料理って具体的に何?って思いますよね。
忙しそうな妻に気を遣って「夕食は簡単なものでいいよ。カレーとか」と言う夫がいますが、言われた妻はムカついている場合がほとんどです。食材を切ったり煮込んだり、カレーを作るのだって大変なのに「簡単だろ」と言われては、家事を軽視しているように聞こえます。
本当に気を遣っているなら「夕食は自分が作るよ」と言うべきですが、それに気付かないことも妻を苛立たせる要因でしょう。
夫に言われてムカつく言葉ランキング【仕事編】
「夫に言われてムカつく言葉」の中には、妻の仕事を軽んじたり、夫婦の収入の差を強調したりする内容のものもありました。夫婦共働きなのに、理不尽な言葉で夫から家事を押し付けられて不満を抱く妻は多いようです。仕事に関する「夫に言われてムカつく言葉」のうち、共感を多く集めたものを紹介します。
第3位「ごはんまだ?」
夫の方が早く帰ったにも関わらず、「ご飯まだ~?」と言われ、頭にきてしまいました。
「私だって働いてるんだから、早く帰った日くらいご飯作ってよ!」と言うと、「俺だって何かと疲れてんだよ…○○(私の名前)とは仕事の内容が違うからストレスがたまるの!」と言われ、怒り心頭でそのまま家を飛び出してしまいました
仕事で疲れて帰ってきて、一息つく暇もなく食事の支度をしている最中に、暇そうな夫から「ごはんまだ?」と言われてイラつかない妻がいるでしょうか。早く帰ってきたのなら、夫が作ればいいのにと妻が憤るのも当然ですが、こうした夫は自分が料理をするという発想そのものがないケースがほとんどです。
第2位「散らかってるよ」
「このお家はゴミ屋敷だ。毎日掃除してキレイにしろ!」と文句を言ってきますが、主人は何一つやりません。
私が「気になるなら自分でやればいいんじゃない?」と言うと、「俺が掃除したら、お前が俺に甘えて掃除しなくなるだろ!」とのこと。
ぶっちゃけ、朝から3人のこども達のご飯や身支度、保育園の送迎してバタバタ仕事に向かい、仕事が終わってもこども達むかえて、夜ご飯の準備、洗濯まわして等していたら部屋の掃除や片付けまでハッキリ言って手が回りません。
仕事と家事・育児を両立しようとする妻の努力など気にもとめず、家事が完璧でないことに文句ばかり言う夫に妻はうんざりしています。仕事もしているのだから仕方ないと説明しても「じゃあ仕事を辞めたら」と簡単に言う夫までいるようです。
家計や将来のために仕事を続けて、その上家事もしているのに、仕事を軽視するような発言をされては妻はプライドが傷つけられたと感じます。共働き夫婦の場合、本来なら夫婦で家事や育児を分担すべきです。
しかし、家事や育児をやりたくない夫は、すべてを妻に押し付けるため、家事の不備を指摘することで妻を専業主婦にしようとします。このため「家事も育児もまともにできてないのに、家族を犠牲にしてまで仕事をする必要はない」と妻の意思を無視した言葉で、妻を家事や育児に縛り付けようとするのです。
第1位「俺より稼いでいないくせに」
夫婦共働きで私もフルタイムなので、家事育児は平等であるべきだと思いますが、主人のほうが稼ぎが多いため、主人の仕事の都合が優先され、私が一方的にカバーしなければならないことが頻繁にあり、それが非常にストレスです。
共働きなのだから家事を分担しようと妻が提案しても「俺のほうが稼いでいるから」と断られて、カチンとくる妻は多いようです。そもそも、夫が満足に仕事ができるのは、夫1人の成果ではなく、家庭で快適に過ごせるよう家事をしてくれる妻がいてこそ。そのことに気付かず、収入が多いほうが偉いという夫の言葉は、妻にとって許しがたい発言です。
「俺より稼いでから言え」といばる夫もいるようですが、本来なら妻も夫以上の収入が見込めるのに、育児のために妻が時短勤務をして収入が少なくなっているケースもあります。
いくら収入が多くても、こうした事情を考えず、ただ稼ぐほうが偉いと言う夫に対して、妻が感謝の気持ちを持てるはずがありません。
夫にムカつく言葉を言われたときの対処法は?【体験談】
「夫に言われてムカつく言葉」に対して我慢してばかりでは、妻のストレスは溜まる一方です。そこで、夫にムカつく言葉を言われたときの対処法を体験談とともに4つ紹介します。夫婦関係の状態に合わせて参考にできるものがないか検討してみてください。
ムカついたことを伝える
夫にムカつく言葉を言われたら、不快に感じていることをその場で夫に伝えましょう。妻が嫌な思いをしていても、夫はうっかり失言してしまっただけで悪意はなく、妻の気持ちに気付いていないケースもあります。
きちんと指摘することで、夫も発言に気をつけるようになるかもしれません。夫が理解してくれなかったとしても、言い返すことでイライラした気持ちがすっきりして、ストレスを溜めずに済むはずです。
夫は私のことを「お前さ~」と呼ぶことがありますが、その都度、注意して謝ってもらっています。言っても直っていないのですが、直接不満を言うことでこちらもすっきりします。
無視する
夫と喧嘩をしたくないなど、さまざまな理由で夫に言い返すのが難しい場合は、聞こえなかったふりをして無視するのも対処法の1つです。許せないほどムカつく言葉もあるかもしれませんが、別の楽しいことに興味を向けて、忘れてしまいましょう。
文句ばかり言っていた夫も、妻に無視されることが続くと、おもしろくなくて、ムカつく言葉を言うのをやめるかもしれません。
旦那の言うことにいちいち腹を立てていてはキリがありません。イラっとしたら後は無視して、お風呂に入って寝て忘れるようにしています。
聞き流す
注意しても夫がムカつく言葉を言うのをやめない場合、あきらめて聞き流すことが、イライラする気持ちを落ち着かせるのに役立つかもしれません。たとえば「俺のほうが収入が多い」と言われても「そうだね、多いね」とシンプルに言葉どおり受け取って、余計な反論はしないようにしましょう。
「私だってがんばっているのに」と言い返しても、価値観が違う夫との言い争いは平行線でストレスが溜まるだけです。「ごはんまだ?」としつこい夫にも「まだだよ」とだけ返事をし、夫の無神経さなどは気にせず心に余裕を持って食事作りを楽しみましょう。
旦那に期待するからムカつくんだと気付きました。この程度の人だとあきらめてしまえば、いちいち相手をするのが馬鹿らしくなって適度に聞き流せるようになりました。
バレにくい仕返しをする
そのような場合、靴下を裏返しにしておいたり、寝ている夫をわざと踏んだりと、バレにくい仕返しでストレスを発散させている妻もいるようです。ただし、一時的に気持ちがすっきりするだけで、根本的な解決にはならない点には注意しましょう。
「夕食は簡単なものでいいよ」と言う夫にムカついて、卵かけごはんとフリーズドライの味噌汁だけ用意しました。自分が簡単でいいと言ってしまった手前、夫は何も言わず食べていました。
夫のムカつく言葉に我慢できなくなったら専門家に相談
「夫に言われてムカつく言葉」には、夫には悪気がないものもありますが、妻を傷つける意図を持ったモラハラ発言が含まれることもあります。「夫に言われてムカつく言葉」に対して、言い返したり、適度に聞き流したりできるうちは問題なくても、発言がエスカレートするようなら注意が必要です。
「夫に言われてムカつく言葉」にとらわれてしまうと、夫の顔を見るたびにストレスを感じて体調を崩してしまう危険性もあります。そうなってしまう前に、カウンセラーといった専門家に相談し、夫婦関係のあり方を見直すことも大切です。