日頃生活していて「旦那がうざい」と感じる瞬間はありませんか。うざいという気持ちがエスカレートすると離婚まで考えてしまうことがあります。どうして「旦那がうざい」と感じてしまうのでしょうか。夫をうざいと感じてしまう理由や対処法について詳しく説明します。
我慢の限界!旦那をうざいと感じる瞬間
結婚生活を続けていくと、日々小さな不満やストレスが溜まっていくこともあります。そんなとき、無神経な夫の行動で妻の我慢が限界に達し「旦那がうざい」と怒りを爆発させてしまうことがあります。妻はどのような場面で「旦那がうざい」と感じるのでしょうか。よくある瞬間を7つ紹介します。
育児や家事を手伝おうとしないとき
「旦那がうざい」と感じる瞬間で多いのは、やはり夫が育児や家事を手伝おうとしないときでしょう。「共働きなのに自分ばかり家事を担当している」「妻が家事をするのは当たり前だと思っている」「旦那が子供の世話に関わろうとしない」などと不満を抱え、悩んでいる妻は多いものです。当たり前のことですが、家事や育児は夫婦の共同作業であるべきです。
特に産後の時期は、体力的にも精神的にも大変な時期で、夫の協力は欠かせません。しかし、自分の仕事や趣味に没頭して、家庭の責任を放棄する夫が多いのも事実。なにも手伝ってくれない夫に対し、妻は無力感やイライラを募らせます。
産後で体力が落ち、寝不足が続いているのに、家事や育児に協力しない旦那にイライラします。私がやっとの思いで家事をしても「ありがとう」さえ言いません。女性が家事・育児をするのが当たり前だと思っているようで心底腹が立ちます。
いろいろなことに口出ししてくるとき
「旦那がうざい」と感じる瞬間の2つ目は、夫がいろいろなことに口出しをしてくるときです。夫婦が協力しあうことは大切ですが、夫がやたらといろいろなことに口出しをすると、妻はうざいと感じてしまいます。たまに言うのならアドバイスとして受け入れられますが、過度になると夫婦関係にひびが入る原因になります。
例えば、料理の作り方から部屋の掃除の仕方、子育てに至るまで、多岐にわたり夫が口を出すケースは少なくありません。夫は自分の経験や知識をもとに助言しているつもりかもしれませんが、妻は、自分の価値観や能力を否定されているようにも感じます。その結果、「旦那がうざい」と感じるようになるのです。
旦那は料理を作ったこともないくせに、私が作った料理に対して「味付けが濃い」「もっと火を通したほうが良い」などと言ってきます。あまりにもうざいので、旦那の食事を用意するのをやめました。
すると今度は、洗濯や掃除のやり方にも口出しするようになってきました。鬱陶しくて仕方ありません。
愚痴や疲れたアピールがしつこいとき
夫がしつこく愚痴をこぼし、疲れたアピールをしてくるときも、妻は「旦那がうざい」と感じてしまいます。ときには仕事のトラブルや日常生活での困りごとを妻にこぼすこともあるでしょう。しかし、それが毎日の様に繰り返され、アピールがしつこいと、妻はストレスを感じます。
「自分も家事や育児で疲れているのに、旦那の仕事の愚痴に付き合わなくてはならない」「疲れたアピールをされても困るしムカつく」と感じる妻も少なくありません。夫がしつこく疲れたアピールをすると、妻も疲労感を覚え、夫の相手をするのが嫌になります。
旦那は仕事から帰ってくると、ため息ばかりついて疲れたアピールをしてきます。「何かあったの?」と聞いて欲しいのだと思いますが、こっちだって1日中家事に育児に大忙しで旦那をかまう余裕なんてありません。愚痴をこぼされるのも鬱陶しいけれど、疲れたアピールにも嫌気がさします。
風邪や体調不良アピールをしてくるとき
「旦那がうざい」と感じる4つ目の瞬間は、風邪や体調不良をことさらにアピールしてくるときです。体調不良を訴えることで、「もっと自分に配慮してほしい」という甘えが見え見え。いわゆる「かまってちゃん」です。これが頻繁になると、妻は夫の世話に時間を割き、自分の時間や仕事、休息を犠牲にすることになります。
体調不良や風邪を訴え、妻にサポートを求めなければならないことはあるでしょう。しかし、あまりにも頻度が多いと妻も負担に感じます。夫の体調を心配して尽くしてくれる妻も、いつかは限界を迎え「旦那がうざい」と爆発することでしょう。
ちょっとの体調不良で大騒ぎする旦那がうざくて仕方ありません。何かあればすぐに「風邪かもしれない」「何かの病気かも」と言うのですが、大抵の症状は寝れば一晩で治まります。最初は心配して優しくしていましたが、最近は「早く寝れば」と冷たく言ったり無視したりしてしまいます。
お酒を飲んでだる絡みしてくる時
夫がお酒を飲んでだる絡みしてくるときも、妻は「旦那がうざい」と感じることがあります。お酒を飲むと自己抑制が効かなくなり、言動が大胆になる人もいます。特に、疲れているときや自分だけの時間を過ごしたいときに、酔った夫が絡んできて、スキンシップを求めてきたときなどは鬱陶しいもの。楽しくお酒を飲んでいても、だる絡みされると雰囲気が台無しです。
「酔って絡んでくる旦那が気持ち悪い」と感じている妻は少なくありません。夫はお酒の力で解放的な気分になり、スキンシップを楽しんでいるかもしれませんが、妻の気持ちを考えない絡みはただの迷惑行為です。また、お酒で感情が高ぶりやすくなるため、些細なことが原因で口論に発展することもあります。
旦那が飲み会に参加するのは構わないのですが、酔って帰ってきてだる絡みしてくるのが嫌です。下ネタを繰り返したり、スキンシップを求められたりすると、職場のうざい上司にセクハラされているような気分になり、気持ち悪いと思ってしまいます。
在宅勤務でずっと家にいるのに何もしないとき
最近はリモートワークで在宅勤務をする夫も増えてきましたが、暇な時間があっても家事や育児の手伝いをしようとしないと、「旦那がうざい」と感じることがあります。家で仕事をしていると言っても、朝から夜中まで仕事をしているわけではありませんし、通勤時間がない分、家事や育児を手伝う時間ができるはずです。
それなのに、家事や育児を手伝うどころか、昼食の準備までさせられ、「旦那の在宅勤務で、以前よりも負担が増えた」と嘆く妻もいます。こうしたことが毎日のように続くと妻も堪忍袋の緒が切れてしまいます。
旦那が在宅勤務になってから、存在をうざいと感じるようになりました。私も在宅勤務ですが、仕事の合間に家事をして、2人分の食事も毎回用意しています。一方、旦那は仕事をするだけ。共働きで拘束時間もほぼ同じなのに、なぜ私のほうが圧倒的に負担が大きいのかとイライラします。
不機嫌で八つ当たりしてくる時
不機嫌になると八つ当たりしてくる夫にも、妻は「旦那がうざい」と感じてしまいます。家の中で夫の八つ当たりが繰り返されると、家庭内の雰囲気は重くなり、妻もストレスが溜まります。こんな夫との生活はうんざりだと考えるのも当然でしょう。
八つ当たりは一方的な感情の発露であり、矛先になる人はその感情の原因とは関係ありません。感情のコントロールができず、不機嫌をぶつけるのは周囲への配慮が欠けている証拠です。「仕事のストレスを家庭で発散しないでほしい」「旦那が常に不機嫌だけど自分の何がダメなのか理解できない」というのが妻の本音でしょう。
旦那は仕事で嫌なことがあると、家具を蹴ったり私を怒鳴りつけたりします。八つ当たりをしているだけだと分かっていても、「私が何か嫌なことをしてしまったのでは」と考えて落ち込んでしまいます。そんな旦那の存在を恐ろしく感じるとともに、疎ましく思うようになりました。
旦那をうざいと感じたときの対処法
「旦那がうざい」と感じたとき、妻は自分の気持ちとどのように向き合えば良いのでしょうか。「旦那がうざい」と感じたときの対処法を3つ紹介します。
外出するなどしてストレスを発散する
1つ目の対処法はストレスを発散することです。「旦那がうざい」と感じたときは、かなりのストレスを感じています。ストレスの解消には、趣味に没頭したり、友人と過ごしたり、新しい場所を訪れたり、運動したりといった形で、夫から一時的に距離を置き、自分の感情をリセットする時間を持つことが重要です。
外出することで、とりあえずストレスの原因となる夫や家から離れることができ、気持ちを落ち着かせることができます。現在の状況を客観的に見直すこともできるでしょう。自分が何にストレスを感じ、何を必要としているのかを理解することは、夫婦関係を見直すうえでも重要です。
趣味や習い事など新しいことを始めてみる
2つ目の対処法は趣味や習い事など新しいことを始めてみることです。新しい趣味を始めることは気分転換になり、新たな世界を知ることにもつながります。園芸、料理、手芸、ランニングなどの趣味は、集中力を高め、ストレスを軽減する助けとなるでしょう。新たな挑戦は、自己肯定感を向上させ、ポジティブな気分にさせてくれます。
「子供の頃からの憧れだった手芸教室に通ってみる」「毎朝2km走ってみる」「料理を習ってレパートリーを増やしたい」などどんな動機でも構いません。思い立った日が吉日と、新しい環境に飛び込んでみましょう。また、新しく趣味を始めることで、さまざまな人々と出会い、異なる視点から夫婦関係を見つめ直せます。
旦那の立場になって考える
3つ目の対処法は夫の立場になって考えてみることです。例えば、いろいろなことに口出しするうざい夫は単に妻を心配しているだけで、お酒を飲んでだる絡みしてくるうざい夫も、寂しさだけなのかもしれません。夫の気持ちを理解し、共感すれば、夫のことを別の視点から見られるでしょう。
また、夫の立場に立つことは、自分自身の言動を見直すことにもつながります。自分が思っていた以上にパートナーに対して厳しい態度を取り、思いやりに欠けた言動を繰り返していた可能性もあります。相手の視点に立って考え、相手の言動の背景を理解すれば、互いの誤解を解いて良好な夫婦関係を築けるでしょう。
「旦那がうざい」と感じて悩んだときは専門家へ相談を
夫婦関係は互いに支え合うことが大切です。「旦那がうざい」と感じたときは、どうしてそんなふうに感じるのかを振り返り、夫の気持ちも理解したうえで、良好な夫婦関係を築くために力を合わせていきましょう。もし、夫の協力を得られないときや、どうしたらよいのかわからないときは、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談するといいでしょう。