旦那と距離が近い女友達がうざい！不倫を疑うのは嫉妬？もやもやしたときの対処法

「旦那との距離が近くて、浮気が心配」「旦那への馴れ馴れしい態度がうざい」などと妻をやきもきさせる夫の女友達がいます。夫が「ただの友達だから、心配しないで」と言っても、女友達の気持ちは分かりませんし、男女の仲は何があるかわかりません。妻が嫉妬してしまうのも当然でしょう。

本当は夫に近づいてほしくないけれど、女友達を大切にしている夫の機嫌を損ねたくない、と悩んでいる妻も多いはず。夫と仲が良すぎる友達に嫉妬を感じたり、不倫を疑ってしまったりしたときの対処法をカウンセラーが紹介します。

「旦那との距離が近すぎてうざい」と妻が感じてしまう夫の女友達の行動とは、どういうものなのでしょうか。妻が不快に感じることの多い行動を４つ紹介します。

夫にラインなどのSNSで頻繁にメッセージを送ってくる女友達に、妻はうざいと感じてしまいます。夫も「結婚しているのだから」と断ればいいのですが、「昔からの友達だから」と妻が何を問題にしているのか、理解できないケースも多いようです。中には「ちょっと独占欲が強いんじゃない？」などと的外れなことを言う夫もいます。

ただの近況報告や、友人グループの飲み会の相談くらいならまだしも、特に用事がなくても頻繁に連絡を取り合うケースがあり、夫がいくら「彼女とは友達だから」と言っても妻は気が気ではありません。妻が「旦那と女友達の関係が怪しい」などと不倫を心配するのも当然のことです。

「女友達が、旦那と二人きりで遊ぶ約束をしきりに持ちかけてくる」と女友達に不快感を抱くケースもあります。夫が妻を置いて昔の友人グループで遊びに行くという話は、それほど珍しくはありませんが、既婚者を妻以外の女性が遊びに誘うというのは、非常識と言われても仕方がありません。

男性と女性が2人きりで食事をしたり街を歩いていれば、周囲の人は夫婦かカップルだと思います。「男女の間にも友情がある。一緒に遊ぶくらい構わないだろ」などと力説する夫もいますが、友情が恋愛感情に変わることが珍しくないことを知っておくべきでしょう。

他人の夫にもかかわらず、一度会うとなかなか放そうとせず、長時間連れまわす女友達もいます。友人グループでの飲み会だったはずなのに、2次会などと称して2人きりになって、相手を何時間も連れまわすこともあります。こうした女性は独占欲が強く、相手を友人以上の存在と思っている可能性があります。

妻から見れば、女性が夫を誘惑しているようにしか見えないのですが、男性の中には女性心理に無頓着で学生時代の乗りで無邪気に付き合ってしまう人もいます。夫が無警戒であればあるほど、妻は「旦那を誘うのはもうやめてほしい」と感じ、女友達に対し不信感を抱きます。

夫の女友達の中には、妻よりも古い付き合いであることをアピールし、「旦那のことは奥さんよりも知っている」などと言う女性もいます。こうした女性は、夫と馴れ馴れしい態度をとり、妻が知らない一面も知っているなどと得意そうに語ります。そうした態度に妻が嫉妬するのを、楽しんでいるように見えることもあります。

しかし、こうした女性は態度とは裏腹に、2人が結婚したことにプライドが傷つけられ、逆に妻に嫉妬している可能性もあります。単に女性が相手への気配りができない無邪気な性格のケースもありますが、独占欲が強い傾向も見られますので、いずれにせよ、妻は神経を逆なでされることになります。

馴れ馴れしい態度で夫につきまとう女友達に嫉妬せずに平静を保つにはどうしたらよいでしょうか。「非常識な態度の女友達と、妻の不安に気付かない鈍感な旦那に気をもむのに疲れた」という人も少なくないでしょう。もやもやとした気分を解消し、夫の女友達に嫉妬せずにすむ対処法を紹介します。

夫に馴れ馴れしい態度を取る女友達への嫉妬や不安感を、心の中にしまっておいても、何の解決にもなりません。正直に「あまり女友達と親しくしてほしくない」と伝えましょう。このとき、感情的になって怒ったり、浮気を疑ったりしてはいけません。落ち着いて「自分は不快だ」とはっきり伝えることが大切です。

夫は「ただの友達だから大丈夫。気にしすぎだよ」などと言うかもしれません。そのときは、2人の関係は疑っていないし、夫を信じていることを伝えたうえで、「私が奥さんのいる男友達と2人で遊びに行っても気にならない？」と尋ね、夫を愛しているからこそ、距離が近い女性に嫉妬してしまうのだと言いましょう。きっと夫も理解してくれるはずです。

妻として自分に自信を持ち、夫を信じることも大切です。幼馴染を含めて過去に親しい女性が何人いたとしても、最終的に夫が選んだのは妻である自分です。その自信を失ってしまうと、夫への不信感が募り、夫の言うことが信じられなくなります。

女友達が夫に馴れ馴れしいのは、本当に男性として意識していないからかもしれません。それなのに、妻だけが一人で嫉妬心を抱いてやきもきするのはばからしいことです。まずは、夫を信じて、夫に愛されている自分を信じましょう。

夫と距離が近い女友達に対し、自分が嫉妬していると感じたら、自分の気持ちを紙に書いて整理してしましょう。心に浮かんだ感情をそのまま紙に書き出すだけで、自分の気持ちを客観的に見つめ直せます。すると、自分が何に不快感を覚えているのか、どんなことに不安を感じているのかがわかってきます。

自分の気持ちが整理できたら、夫と女友達の関係も冷静に考えられるようになるはずです。それでも「やっぱり旦那と女友達の親密さは、たとえ友達同士でも非常識だ」と感じたら、その理由とともに夫に伝えましょう。直接言いにくいときは、整理した気持ちを手紙にして夫に渡すのも良い方法です。

夫が親しい女友達のことを「ただの友達で、やましいことはない」というのであれば、あまり追及するのは得策ではありません。夫が妻に反発して、夫婦関係を損ねてしまう恐れがあります。そんなときは、夫を信じて女友達との付き合いを認める代わりにルールを決めておきましょう。

たとえば、「2人きりでは会わない」「飲み会は一次会まで」「妻や家族との約束を優先する」「妻に見せられないSNSのやりとりはしない」など、夫婦として常識的なルールであれば、夫にも異存はないはずです。こうした境界線を決めていれば、守れなかったときは不倫を疑われても仕方がないということになり、今以上に親密になることへの歯止めとなります。

女友達と夫が会うことを禁じるのではなく、その女友達を紹介してもらうという手もあります。夫が女友達を含む友人グループと遊ぶ約束をしているのなら、自分も妻として参加させてもらえれば、妻も安心できますし、女友達と直接話をすることもできるでしょう。実際、話してみると、本当に夫のことを異性として意識していなかったということもあります。

夫に紹介してもらうことで、妻も女友達と仲良くなり、家族ぐるみの付き合いになることもあるようです。逆に妻に対して思わせぶりな態度をとったり、「自分のほうが旦那のことを良く知っている」などと言って敵対心をむき出しにしてくるときは、後から夫に忠告し、つき合いを止めるよう言ったほうがいいでしょう。

「旦那を信じている」と言っても、やはり「不倫をしているのではないか」と疑念をぬぐえないこともあります。そんなときは、やはり不倫をしているのかどうか、決着をつけるしかありません。女友達と不倫をしているのかどうか、見極める方法を紹介します。

浮気をしているかどうかを確かめるには、夫の行動を確認するのが手始めです。別に夫を尾行しなくても、行動を確認する方法はあります。たとえば、夫がよく車を使うのであれば、カーナビの履歴やドライブレコーダーの映像を確認すれば、行き先がわかることがあります。

また、交通機関のICカードもオンライン登録しておけば、行き先がすべて把握できますし、クレジットカードの明細もオンラインで確認できます。夫がオンライン登録に無警戒のようなら、ときどき、オンラインでICカードやクレジットカードの履歴を確認してみましょう。

夫の行動を確認するには、夫の持ち物をチェックすることも大切です。夫の目を盗んで、カバンの中やポケット、財布の中などを確認してみましょう。一番わかりやすいのが領収書や店のメンバーズカード、ポイントカードなどでしょう。普段行くはずがない場所の店などの領収書やカードがでてきたら浮気の疑いが濃厚です。

ときには、ホテルのメンバーズカードや2人で撮影したプリクラ、避妊具が見つかることもあります。怪しい物を見つけたら、まずは証拠として、写真に収めておいてください。

夫の行動や持ち物をチェックした結果、浮気の疑いが濃厚になったとしても、すぐに夫を問い詰めてはいけません。そこで、落ち着いて夫婦関係をどうしていきたいのかを考えましょう。関係修復を図りたいのなら、それとなく「浮気してしていることはわかっている」と匂わせるだけで十分です。相手も離婚する気でなければ、行動を改めるはずです。

もし、離婚や慰謝料の請求を考えているのなら、相手が不倫を否定したときに備えて明確な証拠が必要です。そんなときは、興信所や探偵事務所、弁護士といった専門家に相談し、どのような証拠が必要なのかを確認しましょう。調査を依頼すると、費用もかかりますが、確実な浮気の証拠を集められるはずです。

自分より夫と親しく、さまざまな面を知ってると自慢する夫の女友達がいると、妻のプライドが傷つき、嫉妬心も込み上げてくるものです。これは当たり前のことで、決して妻が悪いわけではありません。夫と女友達が常識的な付き合いをしてくれれば、妻も悩むことはありません。しかし、そうした妻の気持ちを理解できない夫もいます。