「旦那の言葉がきついのがつらすぎる」と嘆く妻がいます。夫の言葉が攻撃的で、言い方にもトゲがあると、妻の心が傷つくこともあり、中には離婚を考える妻もいるほどです。「旦那の言葉がきつい」と感じたときの対処法や、離婚する際の手続きやポイントなどについて解説します。
旦那の言葉がきつくてつらい…
気に入らないことがあったり、機嫌が悪かったりすると、きつい口調で声を荒らげる夫がいます。妻は別に夫を怒らせようとしているわけではなく、普通に接しているつもりなのですが、それでも夫は攻撃的な言葉を吐き続けます。妻は傷つき、泣きたくなることもあるでしょう。
言い方がきつい夫の事です。とても短気で、同じ事を
二度聞いたり(確認の為)、夫の言う事がよく聞こえなくて
聞き直すと声を荒げて言うんです。物の言い方がきついと
注意しても“余計なこったい!!”とブチキレ状態。一回で
聞き取れない(把握してない)私にむかつくようです。
結婚前からそうでした。何度もそこは治して欲しいと言って
きたのでいつかは治るだろうと思っていましたが、また月日が
経つと同じなんです。夫から怒なられる事が嫌で、会話も
したくなくなり、いつも注意深く耳を傾けていないといけないで、
精神的に本当に疲れました。私はおしゃべりが大好きで、たわいもない
会話を夫とできたらと願っていましたが、嫌な言い方をされた事の
積み重ねで離婚さえ考えてしまう毎日です。
旦那のものの言い方がきつくて、嫌気がさしています。
普段は気にしないようにしていますが、我慢しすぎるのもよくないので、時々、そんな言い方されると、傷つくからやめてって言うようにして
います。
旦那は下町生まれで、旦那の実家の親兄弟も似たような感じの言い方をします。なので、それが普通だと思っているんだなと思うんですが、私はおっとりした性格なので、すごく傷つくのです。
夫がきつい言い方をしたり攻撃的な言葉を使うのはなぜなのでしょうか。相手が傷つくような口調になる理由や「旦那の言葉がきつい」と感じたときの対処法などをカウンセラーが紹介します。
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モラハラ夫かも?旦那の言葉がきつい理由とは
誰でも怒ったときは厳しい口調になったり冷たい態度をとったりするものですが、妻が悩むほど言葉がきつい夫は、ささいなことでも不機嫌になったり、自分の思い通りにならないと言葉を荒らげたりします。そのたびに妻は攻撃的な夫の態度に耐え、悲しい思いをしなければなりません。
こうした夫はモラハラ気質の可能性があります。モラハラとは冷たい態度や暴言などによる精神的な攻撃のことで、相手を屈服させて自分に従わせようとします。また、モラハラ気質以外にも、性格や成育環境が関わっている可能性もあります。モラハラを含めてどのような原因が考えられるのかを説明します。
家族も口調がきつかった
自分が育った地域から遠く離れた地域の人と話をすると、「この人は話し方がきついなあ」とか「のんびりした話し方だなあ」と感じることがあります。また、子供は家族や親戚の口調が自然に身に付くものです。「旦那の言葉がきつい」と感じるのは、方言や子供の頃からの話し方が原因かもしれません。
このような話し方をしていると、妻のように他の人にも「言葉がきつい」という印象を与えるかもしれません。他人に口調がきついと感じさせる人は、たいてい大きな声で早口です。少し声を落として、ゆっくり話すと印象も変わる可能性があります。
親しい人には気兼ねなく話す性格だから
仕事の取引先や初対面の人には柔らかな物腰で話すのに、親しくなるにつれて言葉がざっくばらんになり、少しきつい口調で話してしまうことがある人もいます。こうした夫は、多少乱暴な言葉で話せば親近感が湧くと思っているようです。特に家族の間では、気兼ねなく本音をずけずけといっても構わないと考えている節があります。
このため、妻が「少し丁寧に話してほしい」と頼むと、「そんな他人行儀の話し方はできない」「家族なんだから、そんなよそよそしい態度は疲れる」などと言うはずです。妻は、そういう性格の人だからと諦めるしかないかもしれません。
感情が表に出てしまうから
普段は優しい話し方をする夫が、急にきつい話し方になるのは、心に余裕がないからかもしれません。仕事でトラブルが続くなどしてストレスがたまると、だれでも不機嫌になったり、イライラしたりするものです。急に夫がトゲのある言葉を口にしだしたら、夫が疲れていないかチェックしてみましょう。
男性の中にも心配性の人や神経質な人はいます。そうした人は、少しでも思い通りにいかないことやうまくいかないことがあると、すぐに精神的な余裕がなくなり慌ててしまいます。このため、感情的な口調になり、相手に言葉がきついと感じさせてしまうのです。
モラハラ気質だから
モラハラとはモラルハラスメントの略で、冷たい態度や高圧的な言動、暴言などで相手を精神的に攻撃することです。耐え難い暴言を相手に浴びせるだけでなく、無視したり、冷笑して小ばかにしたりといった態度をとることもあります。相手の考えや行動を決して認めず、自分の考えを押し付けようとするのが特徴です。
夫がモラハラ気質の場合、しっかり対処しないと言動がしだいにエスカレートしていきます。最後は妻が洗脳され、「自分は旦那に従うしかない」「旦那の言葉がきついのは、自分が至らないからだ」と思い込んでしまう恐れがあります。
出典: リコ活MEDIA
モラハラ気質な夫に悩んでいませんか。モラハラは一人で我慢せず、リコ活のカウンセラーに相談してください。ご相談者様の気持ちに寄り添いながら、夫婦関係における問題点を洗い出し、一緒に解決策を探していきます。
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言い方にトゲがある旦那への対処法
トゲのある言い方を繰り返す夫に耐えられなくなったとき、妻はどのように対処すればいいのでしょうか。夫の言動がストレスにならなくなる方法や、夫に言動を改めてもらう方法などを紹介します。
相手の言うことを受け流す
「旦那の言葉がきつい」と感じたら、その言葉をそのまま受けとめず、軽く受け流すのも一つの方法です。夫が怒った口調で、何か小言を言ってきても「うん、わかった。気を付けるよ」と明るく返事をしてみましょう。それ以上何も言えなくなるはずです。「態度が悪い」と怒るかもしれませんが、「じゃあ、どうすればいい?」と言っておけば十分です。
このとき反論すると、ますます怒り出すかもしれませんし、悲しい表情を見せたり泣いたりすると、ここぞとばかり責め立ててくることもあります。笑顔で相手を受け流すと気持ちに余裕が出てきて、夫の様子も落ち着いて観察できるでしょう。「なんかイライラしているけれど、疲れているの?」と笑顔で反撃すれば、夫も我に返るかもしれません。
誰かに相談する
「旦那の言葉がきついと委縮して、何も言えなくなってしまう」という妻もいます。特に夫がモラハラ気質の場合は、相手をとことん追い詰めるため、執拗に暴言を吐きますから、精神的に参ってしまいます。こうなると、妻一人の手では、なかなか解決できません。
モラハラ気質の人は、自分より目上の人や立場が上の人に弱い傾向があります。このため、会社の上司や年上の知人に仲介に入ってもらうと、夫の態度が改まることもあります。また、夫婦関係に詳しいカウンセラーのほか、NPOや自治体が開設している相談窓口に相談してみてもいいでしょう。具体的なアドバイスが得られるはずです。
家を出る
どうしても夫のきつい言葉に耐えられず、毎日悲しい思いをし、泣きたくなるようなつらさを味わっているのなら、思い切って家を出ることも考えましょう。たとえ、短期間でも実家や知人のもとに身を寄せれば、夫も反省するかもしれません。実家の両親や知人に間に入ってもらうこともできるでしょう。
しかし、家を出ると決めたら、最悪の場合、離婚する覚悟も必要です。夫が離婚を切り出すことがありますし、相手の態度を改めさせることもできずに家に戻ってしまうと「家を出ると言っても本気ではない」と軽く見られてしまう恐れもあります。「夫が態度を改めなければ離婚もやむを得ない」という覚悟で家を出ましょう。
カウンセリングを受けることで、夫婦の抱える問題点に気づいて、困っている現状を改善できるケースがあります。まずは初回のオンライン相談でお気軽にご相談ください。
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旦那の言葉がきついことを理由に離婚できる?
「旦那の言葉がきつい」という理由で、夫と離婚することは可能なのでしょうか。攻撃的な言葉を吐く夫と離婚できるケースや、離婚を検討するうえでのポイントなどを解説します。
相手と合意できれば離婚も可能
「旦那の言葉がきつい」という理由で離婚したいと思ったとき、話し合いの結果、相手も離婚に同意してくれれば離婚は可能です。夫も「妻のことが気に入らず、愛情もないので冷たい態度を取ってしまう」と考えている場合は、容易に合意できるでしょう。このように話し合いで離婚することを協議離婚といい、離婚の理由は問われません。
しかし、夫が「離婚すると体裁が悪い」と考えていたり、自分の言うことを聞く妻を手放したくないと思っていたりすると同意を得られません。また、離婚に合意しても、親権や養育費をめぐって条件に折り合えないケースもあります。そのときは時間をかけて離婚について話し合うか、法的な手続きに基づいて離婚を求めていくしかありません。
離婚の合意を得られないときは調停という手も
夫が離婚に応じなかったり、離婚には同意してもらえても条件で折り合えなかったりした場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることができます。調停とは裁判所の調停委員を介した話し合いで、調停委員が双方の意見を聞き、言い分を整理して合意を目指します。しかし、合意できる見込みがないときは調停不調として打ち切られてしまいます。
調停が打ち切られると、再び夫との間で協議離婚を目指して話し合うか、離婚裁判を起こして裁判所に離婚を求めることになります。裁判で認められれば、相手の合意がなくても離婚が可能です。
離婚裁判で必要な離婚事由
離婚裁判を起こすには条件があり、離婚調停の後にしか起こせません。また、民法で定められた「離婚事由」がなければ、裁判を起こすことができないことになっています。離婚事由とは、次の5つの事情です。
・配偶者が浮気や不倫(不貞行為)をした
・一方的な別居や生活費の未払いなど配偶者の悪意で遺棄された(悪意の遺棄)
・配偶者の生死が不明で3年以上経つ
・配偶者が重症の精神病で治る見込みがない
・婚姻を継続しがたい重大な事由がある
離婚の裁判では、夫婦間の事情がこれら離婚事由に当てはまり、夫婦関係が修復不可能な状態にあるかが審理されます。たとえ離婚事由があっても、「夫婦関係の修復は可能だ」と判断されて離婚が認められないこともあります。
ケースによっては離婚できることも
「旦那の言葉がきつい」という理由は離婚事由に当てはまらないため、この理由だけでは離婚裁判を起こせません。夫の言動がモラハラ的で、妻が相当つらい思いをしているという場合も「結婚生活の継続が難しい」と裁判所が認める可能性は低いというのが実情です。
こうした場合は、浮気や暴力、経済的DVなど比較的離婚が認められやすい理由を探すか、いったん別居して時間をかけて離婚を目指すことになります。どうしても夫と離婚したい場合は、法律や判例に関する知識も必要になるので離婚に詳しい弁護士に相談するといいでしょう。
「どうすればいいのかわからない」など迷いや不安が生じている場合、現状を客観視できないことも…。迷いや不安が生じているなら、まずはリコ活カウンセラーと一緒に心の整理をしませんか。
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旦那の言葉がきついことに悩んだら専門家に相談を
「旦那の言葉がきつい」と感じたら、夫はモラハラ気質があるのかもしれません。モラハラではなくも、もともとの性格や成育環境の影響が考えられるため、簡単には直らないかもしれません。
どうしても耐えられず離婚を考えたときは、どのような方法で進めたらよいのか、離婚に詳しい弁護士に相談しましょう。法律や裁判例に基づいてより良い方法を一緒に考えてくれるはずです。
「旦那の言葉がきつい」と悩んだときは、1人で解決しようとせず、周囲の人たちに協力してもらったり、カウンセラーといった夫婦関係に詳しい専門家に相談したりすることも必要です。
リコ活のカウンセリングでは、ご相談者様の気持ちに寄り添い、夫婦の事情に合う解決法を一緒に考えます。「夫の言葉がきつい」と感じたときは、オンラインでご相談ください。
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