妊娠中の浮気が許せない!なぜ浮気をするの|離婚できる?慰謝料は?

「妊娠中、旦那に浮気をされた」と嘆く妻がいます。妊娠中はセックスを控えなければならないことがあり、妻の気持ちも子供に向きがちです。だからといって、夫の浮気を簡単には許せません。夫が妻の妊娠中に浮気してしまう理由や、浮気されたときの対処法などを解説します。

目次

  1. 妻の妊娠中に浮気する夫が許せない!
  2. 妊娠中に浮気をする夫の心理は?
  3. 妻が自分にあまり関心をもってくれなくなるから
  4. セックスに応じてもらえなくなるから
  5. 妻が情緒不安定になったから
  6. 父親になる自覚が湧かないから
  7. 妊娠中に浮気された際の対処法
  8. 冷静になる
  9. しっかり調査する
  10. 話し合いをする
  11. 妊娠中に浮気されたとき、どう行動する?
  12. 反省しているのであれば許す
  13. 浮気相手と別れさせ、慰謝料を請求する
  14. 夫と離婚する
  15. 妊娠中の浮気で離婚する際の流れ
  16. 離婚を切り出し同意を求める
  17. 調停で話し合う
  18. 離婚裁判を起こす

妻の妊娠中に浮気する夫が許せない!

妻の妊娠中に浮気をしてしまう夫がいます。せっかく、2人の子供ができたのに、浮気をされると妻のショックも大きいはずです。中には「浮気した旦那を絶対に許せない」として離婚を考える人もいます。

私は25才の妊娠8ヶ月で、初めての子供が生まれると旦那も喜んでいました。

妊娠中に旦那は体を気遣ってくれて、ほとんどセックスしてなかったけど、これが普通だと思い旦那も我慢してくれているのだと信じていました。
1ヶ月前に旦那の帰りが遅い日が続いておかしいと思い、携帯を見ました。
女と親しげにメールしていていやらしい写メ付きメールもあり、データフォルダを見ると二人の裸の画像が何枚かありました。
旦那に携帯を投げつけて白状させました。
旦那はもう絶対にしないし償うから許してくれと土下座して謝りましたが、私は涙が止まらず旦那を何度も殴りそれでも気が済まず、実家に帰りました。
毎日泣き暮らし、両親も心配しています。
旦那は何回もうちに来ましたが許すことができず、離婚したいと言いました。
私が泣けばお腹の赤ちゃんにも伝わり悲しんでいるでしょう。
私と赤ちゃんを苦しめる旦那が許せません。

妊娠中から職場の後輩と浮気しており、産後も関係が続いています。
子供はまだ生後2週間です。我が子は可愛いくて仕方ないみたいで、育児は申し分ない程協力的です。
妊娠中から浮気には気付いていましたが、子供のためにも離婚の選択肢はなく、気づいてないフリをしてきました。今もそうしています。
産後1週間程で、旦那から私とはスキンシップを取りたいと思わなくなった、家族としてはやっていきたいけど、夫婦としては難しい。産後でしんどい時にごめん。これを伝えることで何か変わることがあるのかな?と思った。と言われました。
私は、子供のために夫婦関係を辞めることは選択肢にないですと伝えて話し合いは終わりました。

どうして、待望の子供ができたばかりなのに、夫は浮気してしまうのでしょうか。夫が浮気してしまう理由や心理、浮気されたときの対処法などを紹介します。

妊娠中に浮気をする夫の心理は?

妻の妊娠中に浮気をする夫はどのような心理なのでしょうか。愛する妻が自分の子供を生んでくれるというのに、なぜ浮気してしまうのか、浮気夫の心理を紹介します。浮気する理由や心理がわかれば、浮気を防ぐ方法も見つかるかもしれません。

妻が自分にあまり関心をもってくれなくなるから

妊娠すると、妻は母性本能に目覚め、当然のことながら、まず一番に子供のことを考えるようになります。このため、夫は妻に相手にしてもらえなくなり、寂しさを感じるようになります。妻に甘える夫に対して、妻が「父親になるのだから、もっとしっかりしてほしい」といら立ちを感じることもあるでしょう。

こうした気持ちのすれ違いから、夫婦喧嘩や口論になることも少なくありません。そして夫は寂しさを感じて、つい愚痴や不満を聞いてくれる女性に引かれてしまうことがあります。

セックスに応じてもらえなくなるから

妊娠中にセックスをしてはいけないというわけではないのですが、赤ちゃんに悪影響があるのではないかと心配になり、セックスを控えるようになる夫婦も少なくありません。悪阻やホルモンバランスの変化で、妻の性欲が減退することがありますし、夫もお腹の赤ちゃんへの影響が心配で、セックスを我慢する人もいます。

また、お腹が大きくなった妻に魅力を感じなくなったという夫も少なくありません。こうして妻とのセックスの頻度が減ってしまうと、欲望を抑えきれなくなり、他の異性とセックスしてしまう夫も現れます。

妻が情緒不安定になったから

妊娠すると、女性の体の中では盛んに女性ホルモンが分泌されます。これは出産のために必要なことなのですが、ホルモンバランスが変化すると、女性の中には体調が悪化したり、精神的に不安定になったりする人がいます。ホルモンの影響は個人差が大きいので、どのような影響が起こるかはわかりません。

しかし、夫の中には、落ち込んだりイライラして攻撃的になったりする妻に戸惑い、「妻が変わってしまった」と感じることがあります。すると、妻と過ごす時間が苦痛になり、会社の同僚や友人と過ごす時間が増えていくことがあります。そんなとき、夫の中で浮気心が湧いてきてしまうのです。

父親になる自覚が湧かないから

妊娠して、妻は母親になる気持ちが固まっているのに、夫はいつまでも父親になる自覚を持てないことがあります。それどころか、父親の責任を負担に感じてしまう人までいます。

子供が生まれたら、経済的負担も増えると考えると、それがプレッシャーになる人もいるでしょう。そこに妻も父親としても自覚を求めると、ますますプレッシャーに拍車がかかります。特に現実逃避する傾向がある男性は、こうした心理的負担に耐えられず、浮気に走ってしまうのです。

妊娠中に浮気された際の対処法

妊娠中、夫が浮気に走ってしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。夫の浮気が発覚したときの対処法について解説します。

冷静になる

夫の浮気が発覚したら、誰でも動揺してしまうものです。しかし、感情に任せて相手をなじったり、暴力を振るったりすると、状況を悪化させかねません。まずは、落ち着いてどういう状況なのかを把握しましょう。一時の火遊びなのか、相手との女性とは本気で離婚する気でいるのかによって、対応も変わります。

「浮気をする旦那は許せない」と離婚しか考えられない人もいるでしょう、しかし、離婚するにしても、離婚後の生活や慰謝料、子供の養育費などを考えなければならない問題は数多くあります。どのような結論を出すにしても、まずは冷静になって状況を把握したうえで、よく考えることが大切です。

しっかり調査する

浮気が発覚したといっても、疑いが濃厚だけれど確たる証拠がない、証拠はつかんだけれど本人には確かめていない、本人から告白されたなど、さまざまな状況があります。いずれにせよ、証拠をつかんだうえで事実を確認することが大事です。特に、本人にまだ確認していない場合は、言い逃れができないだけの証拠を集める必要があります。

本人が告白したときも、後から言い分が変わらないよう証拠を出させ、自分でも確認しておくことが大切です。あとから「そんなことは言っていない」などと言われないようにしておきましょう。

離婚覚悟で徹底的に追及するつもりのときは、探偵事務所や興信所に依頼すると確実な証拠を集められます。離婚するにせよ、二度と浮気ができないように懲らしめるにせよ、浮気現場の写真や会話の音声などしっかり証拠を押さえておきましょう。

話し合いをする

夫の浮気の証拠をつかみ、離婚するのか、夫婦生活の再構築を図るのかを決めたら、夫に浮気の事実を確認しましょう。最初は言い逃れしようとするかもしれませんが、確たる証拠を突き付ければ観念するはずです。肝心なのは、夫が離婚するつもりなのか、一時の遊びのつもりなのか。自分の口からはっきり説明してもらいましょう。

話し合いをするときは、感情的にならずに相手の話を最後まで聞くことが大切です。感情的なやり取りに終始してしまうと、肝心なことを聞けなくなる恐れがあります。相手の話をすべて聞くといっても、言い分を全て認めるわけではありません。事実と違う点や間違っていると感じた点は、冷静に反論しておきましょう。

話し合いのなかでは、どこを落としどころにするのかも大切です。本人の反応をみたうえで、どうするのかをある程度事前に決めておきましょう。離婚や慰謝料請求を考えているのなら、弁護士に相談しておくのも一つの手です。話し合いに弁護士に同席してもらうと、相手に本気度も伝わります。

妊娠中に浮気されたとき、どう行動する?

夫の浮気の証拠をつかみ、話し合いをしたら、夫の浮気をどのように決着させるのか妻が決めなくてはなりません。決着方法には大きく分けて、①許して再構築を図る②慰謝料を請求したうえで再構築を図る③離婚するの3つがあります。それぞれのポイントについて解説します。

反省しているのであれば許す

夫が浮気を認めて反省しているのなら、浮気を許して夫婦関係を再構築するのも一つの方法です。生まれてくる子供のためにも、可能ならそれが最も良い解決法です。「妊娠中に離婚する旦那を絶対に許さない」と怒るのは当然ですが、一時の感情で離婚してしまうと、落ち着いてから「離婚するんじゃなかった」と後悔することもあります。

ただし、「反省しているから」と簡単に許してしまうと、また浮気をするかもしれません。2度と浮気をしないようけじめだけはつけておきましょう。「再び浮気したときは、慰謝料を支払って離婚する」などといった誓約書を書いてもらえば、浮気をとどまらせる効果があるはずです。

浮気相手と別れさせ、慰謝料を請求する

夫と浮気相手に慰謝料を請求したうえで、夫には浮気相手と別れてもらい、夫婦関係の再構築を図る方法もあります。ちなみに慰謝料は2人に請求したからといって2倍になるわけではなく、2人で慰謝料の相当する額を2人で負担するという形になります。

慰謝料を請求する場合のポイントとして重要なのは、夫と浮気相手の性的な関係を立証する必要があるということです。食事やデートなど密会していた事実は確認できても、性的な関係を確認できないと、裁判になったとき慰謝料の請求が認められない可能性があります。慰謝料請求をするのであれば、性的関係があったという証拠も押さえておきましょう。

夫と離婚する

夫が浮気相手に本気で離婚を望むケースもあります。また、妻も「妊娠中の浮気は許せない」と離婚以外はないと考えていることがあるでしょう。浮気は「不貞行為」といって民法上の不法行為となり、離婚裁判を起こす理由になります。一方で、浮気で離婚の原因を作った夫は有責配偶者となり、自分から離婚裁判を起こしても、ほとんどの場合、認められません。

こうした状況を考えれば、離婚するかどうかは妻の一存にかかっているともいえます。妊娠中は精神的にも不安定になりがちで、冷静な判断は難しいかもしれません。とりあえずは出産まで別居し、出産後にゆっくり夫婦の今後について考えるという方法もあります。

妊娠中の浮気で離婚する際の流れ

妊娠中の夫の浮気がどうしても許せない場合や、夫が浮気相手に本気で離婚を望み、妻も仕方がないとあきらめた場合など、離婚が避けられないケースもあります。その場合、どのように離婚の手続きを進めていけばいいのでしょうか。一般的な離婚成立までの流れを説明します。

離婚を切り出し同意を求める

離婚は基本的に夫婦の双方の合意によって成立します。どちらかが離婚を切り出したときに、相手も離婚に応じれば離婚は可能です。実際には、財産分与や親権、養育費、慰謝料などの条件について話し合う必要がありますが、条件を含めて合意して、離婚届を役所に提出すれば離婚が成立します。このように話し合いで離婚することを協議離婚といいます。

協議離婚では、弁護士なども交えず当事者同士で話し合いを進めても問題はありませんが、財産分与や親権、養育費、慰謝料などの条件については、合意した内容を離婚協議書という書面にまとめておいたほうがいいでしょう。さらに法的な効力を持つ公正証書にしておくと、離婚後の「言った」「言わない」のトラブルを防げます。公正証書は公証役場で作成できます。

ただ、相手が離婚を拒否した場合は、一方的に離婚はできません。また、財産分与などの条件をめぐって話し合いがつかないこともあります。離婚の協議が難航すると、「悪いのは相手のほうだから」と勝手に離婚届を出してしまう妻もいますが、夫の同意がなければ離婚は無効になってしまうことがあります。

調停で話し合う

離婚をめぐる話し合いが決着しない場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てることが可能です。調停とは裁判所の調停委員を介した話し合いで、調停委員が双方の意見を聞き、言い分を整理して合意を目指します。

調停での話し合いは、夫婦それぞれから調停委員が話を聞き、相手の言い分を伝えるという形で進み、基本的に相手側と顔を合わせることはありません。調停委員は互いの話を突き合わせて、合意できそうな案を示すなどします。調停案に双方が合意すれば、離婚が成立しますが、合意できる見込みがないときは調停不調として調停が打ち切られてしまいます。

調停が打ち切られると、再び離婚の話し合いを続けるか、離婚裁判を起こして裁判所に離婚を求めることになります。裁判で認められれば、相手の合意がなくても離婚が可能です。ただし、離婚裁判を起こすには離婚調停を行うことが前提で、離婚調停を行わずに裁判はできません。

離婚裁判を起こす

調停が不成立となり、打ち切られてしまった場合、残された手立ては再度の話し合いと離婚裁判だけです。離婚裁判では、民法に定められた離婚の理由(離婚事由)があり、夫婦関係が修復困難な状態になるのかを証拠に基づいて判断します。

「離婚事由」とは次の5つの事情のことです。

・配偶者が浮気や不倫(不貞行為)をした
・一方的な別居や生活費の未払いなど配偶者の悪意で遺棄された(悪意の遺棄)
・配偶者の生死が不明で3年以上経つ
・配偶者が重症の精神病で治る見込みがない
・婚姻を継続しがたい重大な事由がある

妊娠中の浮気は不貞行為に当たりますから、問題は夫婦関係が破綻しているかどうかです。夫が真摯な反省の態度を見せ、夫婦関係の再構築を訴えた場合、事情によっては裁判所が「夫婦関係の修復が困難だとは言えない」と判断する可能性も残されています。夫が強く離婚に抵抗する場合は、弁護士に相談したほうがいいかもしれません。

妊娠中に浮気した夫が許せないときは弁護士に相談を

妊娠中に夫が浮気をすると、たいていの妻はショックを受けるものです。怒りや悲しみから離婚を考えることもあるでしょう。しかし、生まれてくる子供や将来の生活を考えると、感情的に離婚を決めるのは得策ではありません。相手の言い分をよく聞いたうえで、よく考えましょう。

また、ひとりで思い悩んでしまうと、なかなか決断できないことがありますし、どうやって離婚の話を進めていけばいいのか、わからないときもあります。そんなときは夫婦問題に詳しい弁護士に相談しましょう。きっと法律や具体例に基づいた適切なアドバイスが受けられるはずです。

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