夫婦仲が良い女性に共通点はある?
いつまでもラブラブな夫婦は羨ましいものです。良い夫婦仲を保てる女性に共通点はあるのでしょうか。中には最初は仲良しだったのに子供が生まれてから、急に関係が変化するカップルもあります。夫婦円満のコツや、良い夫婦関係を築く女性の特徴を紹介しましょう。
夫婦仲が良い女性の特徴は?
良い夫婦仲を保てる女性には、どのような特徴があるのでしょうか。夫婦関係は2人で築くものですが、女性には女性なりにできることがあります。夫と協力して円満な夫婦関係を築ける女性の特徴を8つ紹介します。
感謝の気持ちを忘れない
専業主婦の場合、夫が働いてくれていることを、つい当たり前だと感じてしまいがちです。しかし、夫は家族のために懸命に働いてくれています。「妻は家事をするのが当然だ」と思われないためにも、夫への感謝を忘れないようにしましょう。良い夫婦関係を築く女性は「いつもありがとう」と感謝の言葉を忘れません。
夫を立てる・尊敬する
夫婦が仲良しでいるためには相手を尊敬する気持ちが大切です。夫のことを蔑ろにして見下すような行動・発言をしていると、お互いに尊敬し合うことはできません。夫を立て、尊敬している女性は、夫と協力して愛情を育んでいることが多いようです。
相手の立場で思いやる
夫婦仲が良い女性の特徴は相手を思いやる言い方でコミュニケーションをとれることです。相手を責める言い方をしてしまうと、相手を思いやる気持ちが薄れてしまいます。夫にイラついてしまうことはあるとは思いますが、強く言いたい気持ちを抑えられる女性だと喧嘩になることも少なく、夫婦円満でいられます。
話し合いができる
夫婦仲がギクシャクしないよう、言いたいことをはっきり言うことも大切です。言いたいことをはっきり言わないと、ストレスがたまって夫婦仲は悪くなる一方です。言いたいことをはっきり言えば、夫婦のコミュニケーション不足も解消できます。いつでも話し合いができる雰囲気を作れる女性は、夫との関係を良好に保てます。
他人の家と比較しない
夫婦円満を保つ女性は、他人の家と自分の家庭を比較しません。年収や子育ての方針などは家によって異なることをわきまえ、「あの家の子供は勉強ができるのに」「隣の家の旦那は大きな会社に勤めている」などと口にすることもないでしょう。
こうした発言をしていると、夫は妻からの愛情を感じられなくなっていきます。仲良しの夫婦でいるためには、夫や子供を尊重することも必要です。
悪口を言わない
良い夫婦仲を続けられる女性は悪口を言わないのが特徴です。夫に不満を直接ぶつけるだけでなく、ママ友などに愚痴を言うと、夫に伝わってしまうことがあるので気をつけましょう。仲良しでいるためにも悪口や、他人との比較は控えましょう。妻が悪口を言っていると家庭の雰囲気が悪くなり、子供にも悪影響を及ぼします。
家庭的な一面がある
夫と良い関係を続けている女性の多くは、家庭的な一面があります。妻が家庭的な人だと、夫も家でくつろぐことができ、穏やかに過ごせるはずです。夫も気持ちに余裕があれば、自ら家事や育児の手伝いをしようという気持ちにもなり、多少のトラブルがあっても、夫婦仲がぎくしゃくすることはないでしょう。
愛される努力をしている
愛される努力をしている女性には夫もスキンシップを求めるようになり、仲良しでいられます。夫婦間の愛情は当然のものではありません。相手の立場に立って考え、相手を思いやることで、家庭が夫にとって快適な居場所となります。そして、夫が「この人と一緒なら安らぎを覚える」と思える妻でいれば、いつまでも仲良しな夫婦でいられるでしょう。
夫婦円満に過ごすコツは?
どうしたら夫と妻でいつまでも仲良く過ごせるのでしょうか。夫婦円満に過ごすコツを紹介していきます。
感謝の言葉を伝える
夫婦円満に過ごすには、どのようなときも相手への感謝の気持ちを忘れてはいけません。相手が何かしてくれたら、一言でいいので「ありがとう」と言いましょう。ありがとうと言われて嫌な気持ちになる人はいませんし、愛情が伝わって優しい気持ちになれます。日常的に感謝の言葉を伝えると、家庭の雰囲気が良くなります。
お互いに自立する
良い夫婦仲を築いていくためには、互いに自立することも必要です。どちらかが、相手に依存する関係は健全ではありません。夫婦の力関係で、どちらかが弱くて、どちらかが強いという状態だと、夫婦仲が悪くなりやすい傾向があります。
お互いを自立した存在として認め、尊重しあうことで、家庭内の雰囲気も良くなり、良い夫婦仲を築き上げることができます。
コミュニケーションの時間を取る
夫婦仲を保つにはコミュニケーションをとる時間を増やしましょう。夫婦で仲よくショッピングやドライブ、旅行に出かけるなどして2人の時間を大切にしましょう。良い雰囲気を作り、スキンシップを増やすことで、幸福感も高まります。
スキンシップの機会が減ると、2人の気持ちもしだいに遠ざかりがちになります。夫婦仲を保つためにも、意識的にこまめなコミュニケーションやスキンシップを取りましょう。
相手の価値観を尊重する
夫婦仲を良くするには、いくら夫婦という関係であっても相手のことを尊重しなければなりません。一緒に暮らしていても、もともとは他人。自分と相手では価値観が異なることを理解する必要があります。相手がどう思っているのかを聞いたり、自分が思っていることを伝えたりしてコミュニケーションをとることで、お互いを理解しましょう。
相手の価値観を理解し、尊重することを怠っていると、思わぬことで喧嘩になった後、夫婦仲が悪くなることもあります。たとえ喧嘩しても、自分の悪かった点を反省し、相手の気持ちを考えていなかったことを伝えて、すぐに謝罪しましょう。いくら夫婦だといっても、尊重しあって互いを理解していくことが必要です。
二人で趣味やイベントを共有する
2人で趣味を共有するのも夫婦円満のコツです。どちらが仕事や家事、子供の世話で忙しそうにしているのに、もう一方が好きなことをしていたら、忙しいほうは不満が溜まります。お互いの趣味や好きなことを知って、自分も相手も楽しめる時間を作りましょう。
また、相手の趣味の活動に付き合い、楽しい時間を2人で共有するのもよいでしょう。自分の好きなものを、好きな人も好きになってくれたら、うれしくなります。お互いをさらに深く知るきっかけにもなるでしょう。子供の世話や家事を分担して早く終わらせて、楽しい時間を共有できれば夫婦仲もきっと深まります。
夫婦が仲良しでいるためには理解して尊重し合うことが大切
夫婦円満で過ごすためのコツや、妻としてできることなどを紹介しました。夫婦が仲良しでいるためには相手を理解して尊重し合う心が必要不可欠。もちろん、夫の努力も必要です。いつまでも仲良しでいられるよう、お互いを理解し、尊重し合いましょう。
塚本 亜里沙/東京山手法律事務所(第一東京弁護士会所属)
20年以上の経験を持つ弁護士。
弁護士が行うリーガルカウンセリングもカウンセリングの一種であり、カウンセリング能力の向上は不可欠であると考え、日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラー・(一財)日本能力開発推進協会家族療法カウンセラー・アンガーコントロールスペシャリスト取得。
夫婦関係・離婚のお悩みに真摯に向き合い、幸せな離婚に向けた解決をモットーに全力を尽くしている。