「定年後の夫がリビングを占拠していてうざい」と感じている妻は少なくありません。一日中、リビングでテレビばかり見ている夫にストレスがたまり、心身の不調を訴える妻もいるようです。リビングを占拠する定年後の夫の心理や、そんな夫との上手な付き合い方を紹介します。
定年後の夫がリビングを占拠するのがうざい…
「定年後の夫が一日中リビングを占拠している」「何もせずゴロゴロしている定年後の夫との生活に耐えられない」と訴える妻が多いようです。日本人の平均寿命も伸び、定年後といっても2人が健康であれば、20年近い期間があります。その間、夫がずっとリビングを占拠し続けるのかと思えば、うんざりするのも仕方ありません。
朝から晩までテレビばかり、寝てばかりとリビングに居座る夫の姿に不満やイライラが募り、ついつらくあたってしまうという妻もいます。中には心身の不調を訴える妻までいるようです。
夫が定年後、ソファの番人になってます
遅く起きて、朝ご飯食べては寝る、なのに12:00には昼ごはんを食べて、ビデオなど観てはまた寝る
夕飯前も寝てます
寝てばかりだからか、深夜までテレビを観てるようです
あと20年以上、このままの毎日を送るとのかと思うと、こちらも嫌ですが、本人のボケを心配します
直接言うと、多分反撃されるので無視してますが、何か何かの毎日です
やはり、何かアドバイスとか言った方が良いのでしょうか
ほっとけば良いのでしょうか
旦那が定年後、契約更新途中に切られて家にずっといます。
昼頃起きてテレビとタバコ、夕方から晩酌の毎日です。身体には悪そうな日々。
たまに飲みに行くのと、失業保険の為にハローワークに行く程度。
私はなるべく顔を合わせたくないので外に出るようにはしていますが、、
私が家にいるとご飯作る回数増えるし、会話もあまりありませんから気が滅入ります。
夫源病、夫在宅ストレス症候群に半分くらいなっていそうです。
夫はこれは普通なのでしょうか?
どのくらい続くのでしょうか?
妻にうざいと思われながらも、リビングを占拠し続ける定年後の夫はどのような心理状態で、何を考えているのでしょうか。リビングに居座る定年後の夫の気持ちや、そんな夫との付き合い方などをカウンセラーが紹介します。
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定年後の夫がリビングを占拠する心理
定年後の夫が常に家にいてリビングを占拠しているような状態は、妻のイライラや不満の原因になるだけでなく、夫の健康にもよくありません。夫も「これではいけない」と思っているのではないでしょうか。それでも、リビングに居座る夫の心理や気持ちを解説します。
何をしたらいいのかわからない
それまで30年以上、毎日決まった時間に会社に行き仕事をする生活を続けてきた夫は、いきなり仕事がなくなると、一日をどうやって過ごせばいいのかわからなくなる人がいます。家事をする妻の手伝いをしようかと思っても、やり方はわからないし、下手に手を出すと怒られそうです。結局、自分には無理だと決めつけて、ぼんやりテレビばかり見ることになります。
こうした夫は、新しいことに挑戦するという気持ちが乏しく、「働こうか」と思っても「今さら新しい仕事を覚えるのはしんどい」「今までの経験を活かす仕事はないか」と考えているうち、最後はめんどくさくなって寝てばかりです。もちろん、新しい趣味を始めようという気持ちにもなれません。
友達がおらず寂しい
仕事一筋で働き続けてきた男性は、仕事をやめて気付いてみれば、友人が一人もいなかったということがあります。たとえ、友人がいても定年後もしばしば会ってくれるような人はあまりいません。相手も忙しいのです。
そうなると、友達がいない寂しさを抱える夫にとって、頼りになるのは妻しかいません。妻のそばにいられるよう一日リビングで過ごすことになります。中には、妻が買い物などに出かけるときも必ずついて来る夫がいて、妻は「うざいから、一日中つきまとわないで」と感じ、ストレスをためこむのです。
生活に張り合いがなく落ち込んでいる
自分の仕事にやりがいを感じていた夫の中には、定年退職した後、張り合いを失って落ち込んでしまう人がいます。また、収入がなくなり「一家の大黒柱」という立場を失ったことで、家庭内での居場所がなくなったと感じる人もいます。こうした人は、環境の変化にストレスを感じ、「退職うつ」になってしまうこともあります。
退職うつとは、退職後に見られる気分の落ち込みや、抑えられないほどの不安や焦燥感といった症状を指し、必ずしもうつ病とは限りません。しかし、放置していると本当にうつ病などを発症してしまうことがあります。もし、夫が一日中テレビばかり、寝てばかりという生活を送っているのなら、環境の変化でエネルギーが低下しているのかもしれません。
出典: リコ活MEDIA
常に家にいてリビングを占拠している定年後の夫にイライラしてしまうばかりで、夫の気持ちなんて理解できないと不満を募らせる方もいるでしょう。
夫に対する不満な気持ちを、リコ活のカウンセラーにオンラインで相談してみませんか。必ずお力になります。
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定年後の夫にイライラ…主人在宅ストレス症候群?
定年後に、張り合いを失った夫が「退職うつ」になることがある一方で、リビングに居座る夫にストレスがたまり心身の不調を訴えるようになる妻もいます。こうした症状は「主人在宅ストレス症候群」と呼ばれます。正式な病名ではありませんが、大阪府の心療内科医、黒川順夫さんが1991年に発表しました。
「夫が定年退職して家にいるようになってから体調が悪くなった」というのが特徴で、夫が「自分の身の回りの世話を妻がするのは当然だ」という考えを持っていると発症しやすいそうです。妻のストレスやイライラも、それが原因かもしれません。主人在宅ストレス症候群について説明します。
主人在宅ストレス症候群の症状とは
主人在宅ストレス症候群になると、高血圧や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、気管支ぜんそく、過敏性腸症候群などストレスと関係のある身体的な症状のほか、うつ状態や不安神経症などの精神的な症状が現れるそうです。イライラや気分的な落ち込み、頭痛、めまい、吐き気、動悸なども初期の症状かもしれません。
心療内科や精神科、内科などを受診して、治療が必要な病気があると診断されれば、薬などを処方してもらえますが、家にいる夫が原因の一つとなるため、症状の改善が見られないことがあります。そうした場合は、生活態度や妻の役割への考え方を改めるなど、夫にも治療に協力してもらう必要があります。
どうしても夫にイライラしてしまう、ストレスが解消できないと悩んでいませんか。一人で抱えている悩みをリコ活のカウンセラーに吐き出して、まずは今の気持ちを整理しませんか。「こんなことでカウンセリングを受けてもいいのだろうか」と心配する必要はありません。どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。
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定年後の夫との上手な付き合い方は?
常にリビングを占拠し続ける定年後の夫へのストレスや不満がたまると、妻が病気になってしまうことがあります。病気にならなくても、「リビングに居座る夫がうざい」などと考え続けるのは、精神衛生上もよくありません。定年後の夫にできるだけストレスを感じない、上手な付き合い方を紹介します。
夫の自立を促す
定年後の夫に必要なことは自立です。会社生活が終わった以上、家事で夫の仕事や生活を支えるという妻の役割も変わらざるを得ないということを夫に理解してもらいましょう。簡単に言えば「自分のことは自分でやる」です。いつまでも、夫に頼られても困ります。
いきなり「明日からすべて自分でやりなさい」と言うのはかわいそうですから、できることから始め、しだいにできることを増やしていってもらいましょう。夫は抵抗するかもしれませんが「私に何かあったら、どうするの」と言って説得すると、重い腰を上げてくれるかもしれません。一緒に料理をするなど、夫も気分よく家事に取り組める工夫をするといいでしょう。
家事や孫の世話などをやってもらう
することがなく暇そうにしているのであれば、夫にも役割を与えるといいでしょう。家事のやり方が分からないといっても、ごみを出したり、掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりといったことはできるでしょう。孫の相手を頼んでもいいかもしれません。
毎日ルーティーンの仕事が一つあれば、生活にもリズムが出てくるものです。家事をしてもらった後、「本当に助かるわ。ありがとう」と褒めれば、もっと上手にやろうと前向きになってくれるでしょう。このとき注意してほしいのは、曖昧な指示ではなく、具体的に何をするのか伝えることです。また、夫のプライドが傷つくような否定的な言葉も避けましょう。
夫の存在を忘れる
自立を促し、具体的に家事の分担を頼んでも、あまりやろうとしない夫もいます。こうした夫に対しては、存在をあまり意識せず、できるだけ関わらないようにしましょう。夫がリビングでゴロゴロしていることなどがイライラの原因なのですから、最初からいないと思っていれば、腹も立ちません。「夫はこういう人なんだ」と割り切って期待しないことが大切です。
人は自分の行動について、他人からあれこれ言われると反発してしまうものです。何も言わず放置していると、夫も「自分はこのままでいいのだろうか」と考え始め、「このままでは捨てられるかも」と自分から行動し始めるかもしれません。ただし、本当にやる気がなく、落ち込んで見えるときは「退職うつ」かもしれません。夫の様子には気を付けましょう。
趣味を見つける
何もしたいことが見つからず、ただテレビばかり見ていたり、寝ていたりする夫には、何か趣味を見つけてあげるのも、行動を促す一つの方法です。夫と一緒でも嫌でなければ、同じ趣味を2人で始めてもいいでしょう。何か打ち込めるものが見つかれば、夫の様子も変わるかもしれません。
もちろん、夫だけでなく妻自身が趣味を見つけて、気分転換を図ることも大切です。趣味で外に出かける時間を作れば、ゴロゴロしている夫を見なくて済みますし、「出かけるので、留守中、自分のことは自分でお願いします」と言えば、夫の自立を促すこともできるでしょう。
自分も気ままに過ごす
夫が毎日気ままにリビングで過ごしているのなら、妻も気ままに過ごしましょう。「夫のために何かしなければならない」という気持ちは捨てて、家事の手を抜くことも必要です。夫は「俺の飯はどうした」などと不機嫌になるかもしれませんが、「これからは互いに自由に過ごしましょう」と言って涼しい顔をしていれば大丈夫です。
夫が何もしないのであれば、自分も何もしないという態度も見せれば、夫も少しは考えを改め、変わってくれるかもしれません。ただし、これはどうしても夫が変わらないときの最終手段。最初は、話し合いをするなどして、夫の自立ややる気を促しましょう。
出典: リコ活MEDIA
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リビングを占拠する定年後の夫に悩んだら専門家に相談を
「定年後の夫がリビングを占拠してうざい」と嘆く妻は決して少なくありません。裏を返せば、定年後の環境や生活の変化に戸惑い、何をしていいのかわからなくなる夫も多いということです。夫の気持ちも汲んで、一緒に生活のリズムを立て直し、生活の張り合いを見つけてあげましょう。
中には仕事をやめたストレスから「退職うつ」になる夫もいるので注意が必要です。定年後の夫の様子がおかしかったり、何もしない夫にストレスを感じてどうしようもないときは、夫婦関係に詳しいリコ活のカウンセラーに相談してみてみましょう。
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