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      離婚が子供に与える影響とは?小中高別に解説|データが示す子どもの気持ちやストレスを抑える方法も

      2025 3/03
      夫婦問題(男女問題)
      2024年1月28日2025年3月3日
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      「離婚したいけれど、子供への悪影響を考えると踏み切れない」と悩む人がいます。幼い子供を親から引き離すのはかわいそうですし、中学・高校生になると受験への影響が心配です。親が離婚したときの子供の気持ちや心理、子供への悪影響を抑える方法などについて解説します。

      子供への影響を考えると離婚をためらってしまう…



      夫婦仲がうまくいかず、離婚を考えているのにもかかわらず、「子供の気持ちを考えると離婚に踏み切れない」という人がいます。やはり、父親も母親も子供にとっては大切な存在。大人の都合だけで子供を親から引き離すのは無責任だとも感じますし、心の傷が成人後の性格に影響を及ぼすのではないかと不安にもなるでしょう。



      現在4歳と1歳の二人の子供をもつ母親です。
      下の子の妊娠後期あたりから夫が不倫しています。
      何度話しても関係が終わることはなく、最近では、私も夫に対して嫌悪感しか抱いておらず、どうでもよくなってきました。最近は本当に仮面夫婦という感じになっています。

      遅かれ早かれ別居や離婚は免れない状況にきています。

      職業は公務員なので頑張れば私一人でも二人育てられるかなあと思っております。

      ただ、離婚したら子供への影響はどうなのかを心配しております。どのように伝えていけばいいか。どんな影響があるのか。夫と子供の今後の交流など。

      引用元: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13271494343?__ysp=6Zui5ama44CA5a2Q5L6b44CA5b2x6Z%2B%2F

      子供が成人したら離婚したいと考えてます。
      子供が生まれてから十何年、自分ではよく頑張ったと思ってます。来年からは受験生。夫婦のことは我慢して、子供に影響与えないように生活していきます。
      高校を卒業したならば、子供は離婚をわかってくれるのかな。

      引用元: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10200475435?__ysp=6Zui5ama44CA5a2Q5L6b44CA5b2x6Z%2B%2F

      親が離婚すると、子供にどのような影響があるのでしょうか。離婚が子供の人格形成や行動にどのように影響を及ぼすのか、影響を抑える方法とともに紹介します。



      離婚が子供に与える10の影響


      親の離婚は、家庭の事情や子供本人の受け止め方によって、さまざまな影響を子供に及ぼします。主な子供への影響としては、10個が考えられます。



      1. 喪失感を味わう
      2. 不安が強くなる
      3. 孤独感を抱える
      4. 自責の念が強くなる
      5. 他人への愛着を失う
      6. 精神疾患を発症しやすくなる
      7. 成績や社会的地位が低下しやすい
      8. 将来離婚する可能性が高くなる
      9. ストレスで健康を損なう
      10. 依存症になりやすい



      1.喪失感を味わう


      離婚することによって、子供は親のどちらかを失うことになります。たとえ、すぐに会える場所にいたとしても、いつもそばにいた人と離れてしまうことには変わりません。このため、子供は親や安らぎを感じる家庭を失ってしまったという深い喪失感を覚えることがあります。



      また、それまで子供にとって普通だった家庭の姿が変わり、周囲との人間関係も変化します。もしかすると、引っ越しして転校する必要がでてくるかもしれません。それまでの友達と別れ、新たな環境に置かれることで喪失感が大きくなる可能性もあります。



      2.不安が強くなる


      親が離婚し、一方の親と離れ離れになってしまうと、「自分は必要とされなくなり、捨てられてしまった」と感じて不安になることがあります。さらに、今そばにいる親に対しても「いずれは自分を必要としなくなり、自分は最後に見捨てられてしまうのではないか」といった恐怖心さえ覚えるケースもあります。



      こうした恐怖や不安は、親との関係でなく、周囲の人たちとの人間関係にも影響を及ぼす可能性があります。せっかく親しい友人ができても、「いつか、自分から離れてしまうかもしれない」などと考えてしまい、常に不安を抱えながら生活することになります。



      3.孤独感を抱える


      両親の不仲の期間が長く続き、喧嘩も絶えなかった場合、夫婦の間で子供が孤独感を味わうこともあります。両親が仲違いをして口も利かない中、寂しく一人でご飯を食べる子供もいます。両親と出かけることも少なく、一人で過ごす時間が長いと「自分は一人ぼっちだ」と感じることも多くなるでしょう。



      自分は孤独だと感じると、他人とのコミュニケーションが苦手になったり、考え方がネガティブになることがあります。逆に誰かに認めてもらいたいという気持ちが強くなることもあります。



      4.自責の念が強くなる


      両親が離婚したことについて「自分のせいで、両親が離婚した」「離婚を止められなかった」などと自分を責める子供もいます。こうした自責の念が、子供の性格や考え方に影響するかもしれません。



      自責の念が強い子供は、自分に自信がなく、自己肯定感も低くなりがちです。「自分はダメな人間だ」と思いこんでしまうため、他人の評価を気にして、相手の顔色をうかがうような性格になってしまう恐れがあります。



      5.他人への愛着を失う


      両親が離婚することで、強い喪失感を味わうと、「もうあんな思いはしたくない」という気持ちから他人に愛情や愛着を持つのを避けようとしてしまうことがあります。



      また、子供は両親から愛されることを当然だと考えています。離婚によって、自分に愛情を注ぐはずの親がいなくなってしまうと、子供は親に裏切られたような気持ちになります。このため、親だけでなく周囲の人からの愛情も信じられなくなり、人を愛せない性格になることもあります。



      6.精神疾患を発症しやすくなる


      喪失感や不安感、孤独感などといった感情は相当のストレスになります。こうしたストレスがうつ病や統合失調症などの精神的疾患の原因となる可能性があるので、注意が必要です。



      もちろん、離婚していなくても両親の仲が悪く、日常的に両親がいがみ合ったり、相手を無視したりする姿を見ていると、心理的な発達・成長に悪影響が及びます。

      7.成績や社会的地位が低下しやすい


      離婚が子供に及ぼす影響を調査したことで知られるアメリカの心理学者、ジュディス・ウォーラースタインによると、両親が離婚した子供には、学校の成績が悪化したり、成人後の社会的地位が低くなったりする傾向が見られます。



      これは、離婚によって強い精神的打撃を受け、「親から捨てられる」という不安を抱くようになって、精神的に落ち着かなくなるからだと考えられています。



      8.将来離婚する可能性が高くなる


      両親が離婚した経験を持つ子供は、自分が結婚した後も離婚してしまう可能性が高くなると言われます。これは離婚に対する抵抗感が薄れ、「離婚は避けるべきものだ」と考えなくなるからだと言われます。



      配偶者に不満を持ったり、トラブルが起きたりしたとき、普通はまず「話し合いで問題を解決して、離婚はできるだけ避けよう」と考えるものです。しかし、離婚に対する抵抗感が弱いと、離婚を回避するために努力しようという気持ちになりにくいことがあります。



      9.ストレスで健康を損なう


      離婚によるストレスは健康面にも悪影響を及ぼします。たとえば、不安から眠れなくなる子供がいますし、思春期には摂食障害を発症する子供も少なくありません。



      また、親が離婚した子供は喫煙したり、過度な飲酒をしたりするようになるという報告もあります。



      10.依存症になりやすい


      親の離婚によって寂しさや不安、孤独感などを抱いた子供は、思春期から青年期にかけて、さまざまな依存症を発症するリスクが高くなるといわれます。アルコールや薬物、セックスなどに依存し、問題行動を伴うケースもあるようです。



      親の離婚は子供のトラウマになる?性格や恋愛観にも影響が?

      出典: リコ活MEDIA


      データで分かる離婚に対する子供の気持ち


      子供のときに親の離婚を経験した人が、どのような環境で育ち、どのようなことを考えているのかを、法務省が2021年に調査しました。この調査結果から、離婚に対する子供の気持ちを紹介します。



      「仲直りしてほしい」が3割


      調査は20代から30代の男女1000人に実施しました。両親が離婚する前、不仲だったのを知っていたり、薄々感じていたりした人は約80%。両親の不仲について、どう感じていたかを複数回答で尋ねたところ「仲直りしてほしい」が30.4%で最も多く、ついで「家族がバラバラになってしまう」が24.3%でした。



      「父母の仲が悪いのは自分のせいではないか」と悩んだ人も16.2%いました。一方で「早く離婚・別居してほしい」と考えていたという回答も21.0%でした。



      悲しさを感じる一方、ホッとしたという声も


      父母が別居したときの気持ち(複数回答)については「悲しかった」が37.4%で最も多く、次いでショックだったが29.9%、「将来に不安を感じた」16.1%などが続きました。精神的に不安定になった人が多いことがうかがわれます。



      一方で、「ホッとした」14.3%、「状況が変わることがうれしかった」11.0%という回答もあり、離婚を歓迎した人も一定数いることがわかります。こうした子供は、両親の離婚前から家庭内で問題を抱えていたことがうかがわれます。



      精神的に不安定になることがある


      調査では、父母の別居後に、生活面でどのような変化があったのかも聞いています。変化があったと答えたのは約半数でしたが、「家族関係を周囲に話すのが恥ずかしかった」19.3%、「自立心・独立心が強くなった」12.3%、「家族でのイベント(旅行など)がなくなった」12.0%という回答が目立ちました。



      深刻なケースも少なくなく、「不登校」7.9%、「家庭内暴力」3.2%、「ひきこもり」5.7%という回答もありました。「自殺を図った」という回答も4.1%あり、ショックや不安から精神的に不安定になる子供も多いことがわかります。



      離婚が子供に与える年代別の影響


      離婚による子供への影響は、子供の年齢によっても変わってきます。年代別に特徴的な影響を説明します。



      小学校入学前の子供への影響


      「離婚するのなら、両親の記憶がないうちがいい」という人もいます。確かに、2歳くらいまでに離婚して、物心つく頃には、父親か母親のどちらかしかいなければ、親を失うという経験はせずに済むでしょう。しかし、親が1人で忙しくても、子供が十分な愛情を受けて育つことができるよう注意を払う必要があります。



      子供が4歳くらいになってくると、社会性が身に付き、親と子の関係や、自分と他人の違いなどを認識するようになってきます。この時期になると、親と離れ離れになることに悲しみや不安を感じますし、なぜ、自分には親が一人しかいないのかと疑問に感じるようになります。



      親の離婚によって精神的に不安定になることも多く、眠れなくなったり、おもらしをしてしまったりする子供もいます。



      小学生の子供への影響


      子供が小学生になれば、離婚しなければならない事情はある程度理解してくれるかもしれません。しかし、親の決断を受け入れることは難しい年ごろで、「寂しい」「悲しい」「親に裏切られた」といった感情を抑えることはできません。このため、不安や恐怖、喪失感などで精神的に不安定になる子供も少なくありません。



      また、「自分には何もできなかった」という無力感や「自分のせいで離婚することになったのではないか」という自責の念が強く現れる子供もいます。そうしたことがないよう十分なメンタルのケアも必要です。



      中学生の子供への影響


      中学生は多感な時期で、親の離婚に対し、さまざまな思いがあっても、親に直接言えないという子供もいます。また、悩みや不安を心の内にしまいこみ、誰にも相談できずに苦しむ子供もいます。こうした子供の変化を周囲の大人が見逃してしまうと、問題行動を起こしてしまい、取り返しのつかないことになるケースもあります。



      中学時代は、高校受験も控え、人生の岐路ともいえる時期です。本人が安心して、納得できる進路を選べるよう、周囲の大人が配慮する必要もあるでしょう。



      高校生の子供への影響


      高校生になると、親との距離感はさまざまです。両親を一人の大人として見て、離婚にも理解を示す子供がいれば、両親への依存心が強く、離婚に強く抵抗する子供もいます。友人に相談することで、悩みや不安を解消する子供もいるでしょう。しかし、不安や寂しさ、怒りなどから問題行動を起こすケースも少なくありません。



      多いのは、家出や外泊、反抗的態度、暴力といった非行でしょう。中には、自暴自棄になったり刹那的になったりして、薬物の使用や、飲酒、快楽だけを目的としたセックスといったリスクの高い行動を取る場合もあります。一方で、引きこもりや摂食障害になるケースもあります。


      本人の性格を踏まえたうえで、本人の考え方や意思を尊重し、親子関係を再構築するつもりで子供と接することも必要です。事情によっては児童相談所や親子関係に詳しいカウンセラーに相談してもいいでしょう。
       



      離婚が子供に与えるストレス・悪影響を抑えるには


      離婚によって子供にストレスや悪影響を与えないようにするにはどうすればいいのでしょう。離婚する際、子供にどのように接すればいいのか、大切なポイントを4つ紹介します。



      離婚の理由をしっかり説明する


      離婚は、あくまでも夫婦の間の問題ですが、それによって子供は大きな影響を受けます。そう考えると、子供も当事者の一人であり、離婚の理由を知り、意見を言う権利はあります。子供の年齢によって理解度には差がありますが、年齢や理解度に応じて離婚の理由を説明するのは親の責務と言っていいでしょう。子供の意見も最大限尊重すべきです。



      子供は、両親が離婚すると聞くと、寂しさを感じるのはもちろん、将来やこれからの生活に不安を抱きます。しっかり話をして、子供の不安や疑念などを払拭しましょう。



      愛情を伝え、安心させる


      両親の離婚することを知った子供の中には「両親の不仲は自分のせいではないか」と考える子供もいます。このため、離婚の話をする際には「あなたには一切責任は無い」ということをしっかり伝えることが大切です。そして、「2人ともあなたを愛している」と伝え、心配することは何もないと言い聞かせることも重要です。



      中には、いずれ両親2人から捨てられてしまうのではないかと不安になる子供もいます。家族が離れ離れになるからこそ、たとえ離れて暮らすことになっても、子供への愛情は変わらないということを強く伝え、安心させることが必要です。



      本人の希望も聞き別居親との面会交流のルールを決める


      子供の成育のためには、両親に好きなときに会える環境を整えておくことが必要です。必ず子供の希望を聞いたうえで、面会交流のルールを決めておきましょう。面会交流は、どうしても親の意見や都合が反映されがちですが、子供には親に会う権利があります。



      もちろん、子供に危害を加える恐れのある親に子供を会わせる必要はありませんし、子供が会いたくないと言っているのに、親の感情だけで面会を強いてもいけません。子供のために何がいいのかを考えて、面会交流のルールや方法を考えましょう。



      経済的な不安を与えない


      子供の中には「両親の離婚によって、希望する高校や大学に行けないのではないか」と不安になる子供もいます。「経済的に困窮して、自分も働かなければならないのではないか」と考える子供もいるでしょう。そうした経済的な不安も解消しておく必要があります。



      離婚する際には、子供に経済的な負担を掛けないよう、安定した生活に必要な資産や収入を確保しておく必要があります。また、養育費は子供のために支払われるお金です。離婚条件を話し合う中で、養育費についてもしっかり取り決めて、離婚後も滞納などがないようにしましょう。



      離婚が子供に悪影響を及ぼさないよう専門家にも相談を


      やむを得ない事情があるにせよ、離婚は子供にとって重い心理的負担となり、時には心に傷が残ることもあります。離婚によって子供が不幸にならないよう、十分に配慮する必要があります。子供の心のケアに自信がないときは、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談するといいでしょう。きっと良いアドバイスが得られるはずです。

      夫婦問題(男女問題)
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