MENU
すべては、幸せに向かう再出発のために
リコ活MEDIA
    リコ活MEDIA
      1. ホーム
      2. 夫婦問題(男女問題)
      3. 夫婦関係調整調停(円満調停/離婚調停)とは?流れや注意点を解説

      夫婦関係調整調停(円満調停/離婚調停)とは?流れや注意点を解説

      2026 4/27
      夫婦問題(男女問題) 離婚調停(手続き)
      2026年4月27日
      • URLをコピーしました!

      「夫とまともな会話ができない」「教育方針で口論が絶えない」といった悩みを抱え、離婚までは踏み切れずとも第三者の介入を求めている例は少なくありません。夫婦関係調整調停は、家庭裁判所という公的な場で、調停委員を介して夫婦が冷静な話し合いを行う手続きです。

      この記事では、手続きの具体的な流れや費用、メリット・デメリットを解説します。

      この記事でわかること
      • 夫婦関係調整調停(円満・離婚)の仕組みと違い
      • 調停を利用するメリット・デメリット
      • 申立てから終了までの具体的なステップ
      • 調停が不成立になった場合の選択肢
      本記事の監修者

      弁護士法人 丸の内ソレイユ法律事務所(東京弁護士会所属)
      2009年の事務所開設以来、女性側の離婚・男女問題の解決に注力しています。年間700件以上、累計5000件以上の相談実績があり、多様な離婚のノウハウを蓄積。

      詳しく見る

      経験豊富な男女20名の弁護士が所属し、新聞・テレビ・雑誌・Webなど多くのメディアからの取材も受けています。

      目次

      オンライン離婚調停とは?仕組みをわかりやすく解説

      夫婦関係調整調停とは、夫婦だけで解決できない問題を、家庭裁判所の調停委員会(裁判官1名と調停委員2名)が間に入って整理する手続きです。調停委員は夫婦それぞれの言い分をていねいに聞き取り、トラブルの原因を分析した上で、専門的な視点からアドバイスや解決案を提示してくれます。

      夫婦関係調整調停には、「円満調停」と「離婚調停」の2種類があります。円満調停は、壊れかけた夫婦関係を修復し、円満な家庭生活を取り戻すことを目的とした手続きです。「離婚はしたくないけれど、今のままでは立ち行かない」という場合に選択されます。一方、離婚調停は、離婚すること自体に合意を求める場合や、離婚には同意しているものの離婚の条件(親権・養育費・財産分与・慰謝料など)がまとまらない場合に利用されます。

      これらの調停については、夫婦の状況に応じて同時に申立てることも可能です。「妻は離婚したがっているが、夫は関係の修復を望んでいる」という場合には、妻が離婚調停を、夫が円満調停をそれぞれ申立てることができます。

      リコ活 | 離婚、夫婦問題・修復も…
      【図解】円満離婚を叶える“オンライン離婚調停”とは?弁護士を立てない新しい解決法 | リコ活 離婚は人生の大きな転機ですが、その手続きには時間や労力がかかりがちです。しかし、今「オンライン離婚調停」という新たな選択肢が注目されています。自宅にいながら専門…

      夫婦関係調整調停のメリット

      夫婦関係調整調停には、以下のようなメリットがあります。

      冷静に話し合える

      調停手続きは、夫婦が直接顔を合わせるのではなく、それぞれ交代で調停委員と対話する形式をとります。相手の顔を見てしまうと言葉に詰まったり、つい感情が高ぶったりしてしまう方でも、調停委員を介することで自分の考えを整理しながら落ち着いて伝えることが可能です。物理的に距離を置くことで、対面では言えなかった本音を話しやすくなる効果も期待できます。

      第三者から中立的な意見が得られる

      調停委員は、夫婦のどちらとも利害関係のない完全に中立な立場で介入します。親族や友人への相談ではどちらか一方の味方に偏りがちになりますが、調停委員は客観的な視点から解決に向けたアドバイスが可能です。法律や実務の知識に基づいた公平な意見を聞くことで、双方が納得できる、適切かつ妥当な解決策を見出すきっかけになります。

      リコ活 | 離婚、夫婦問題・修復も…
      【ユーザーインタビュー】単身赴任をきっかけに、突然届いた離婚調停の申立て | リコ活 単身赴任中に妻のカード利用額が急増。節約を促したところ連絡が途絶え、突然届いた離婚調停の申立てがあり、Aさん(30代 男性)はリコ活の無料相談を利用し弁護士に相談す…

      夫婦関係調整調停のデメリットや注意点

      夫婦関係調整調停には、以下のようなデメリットもあります。

      円満解決できるとは限らない

      調停は、当事者同士が話し合って紛争を解決する場です。裁判のように、原告と被告の勝ち負けが決まるわけではありません。相手が話し合いに応じない場合や、話し合いが決裂した場合には、調停は不成立(不調)となります。あなたが夫婦関係の修復を求めて調停を申立てても、相手方の離婚意思が固い場合は、かえって離婚に向けた議論が加速することもあります。

      家庭裁判所に赴く必要がある

      原則として、平日の日中に指定された裁判所へ直接赴かなければなりません。1回の期日で2~3時間ほど要することもあるため、仕事や家事、育児などとの調整が必要です。遠方の裁判所が管轄になる場合は、移動の負担も考慮する必要もあります。

      場合によっては解決までに時間を要する

      調停は、1〜2ヶ月に1回のペースで行われます。特に離婚調停で条件が折り合わない場合や、夫婦関係の再構築に慎重な議論が必要なケースでは、解決までに半年から1年以上かかることも珍しくありません。

      夫婦関係調整調停の一般的な流れ

      夫婦関係調整調停は、管轄の家庭裁判所で行われる公的な手続きですが、その実態は「話し合い」です。申立てから終了までにはいくつかのステップがあり、期間も数ヶ月を要する可能性があります。調停をスムーズに進めるためには、手続き全体を把握し、しっかり準備しておくことが重要です。

      ここでは、夫婦関係調整調停の一般的な手続きの流れについて解説します。

      1.必要書類を揃え申立てる

      調停を開始するためには、管轄の裁判所に必要書類を提出する必要があります。管轄は原則として、「相手方の住所地」の家庭裁判所ですが、夫婦間の合意があれば別の裁判所に申立てることも可能です。

      提出が必要となる書類は、以下のとおりです。

      • 夫婦関係調整調停申立書(裁判所のサイトからダウンロード可能)
      • 夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)
      • 夫婦関係の経緯などを記載した事情説明書
      • 進行に関する照会回答書
      • 子についての事情説明書(未成年の子どもがいる場合)

      費用については、申立て手数料として1,200円分の収入印紙のほか、裁判所が連絡に使用する郵便切手代(1,000円前後、裁判所により異なる)が必要となります。
      参考:裁判所「夫婦関係調整調停(離婚)」

      2.日程調整の連絡を受ける

      申立書が受理されると、1〜2週間ほどで裁判所から第1回調停期日について連絡が入ります。1回目の期日は申立てから1〜2ヶ月ほど先に設定されることが多く、日程が決まると相手方へ「呼出状」と「申立書の写し」が郵送されます。

      調停は平日の日中に行われ、1回あたりの所要時間は1時間半から2時間程度が目安です。議論が熱を帯びたり、合意が間近だったりする場合は延長されることもあるため、当日のスケジュールには余裕を持たせておきましょう。特に仕事をされている方や子どもの送迎がある方は、事前に休みを調整したり預け先を確保したりするなど、早めに準備を進めることが大切です。

      3.調停に出席する

      指定された期日に裁判所に赴き、調停に出席します。裁判所では、夫婦が顔を合わせないよう待合室が別々に用意されているのが一般的です。受付時間をずらすなどの配慮がなされている場合もありますが、入り口や廊下での不意の鉢合わせが不安な場合は、少し早めに到着するなどの工夫をしておくと安心でしょう。

      調停で聞かれる内容は、夫婦関係が悪化する前の状況や不仲になったきっかけ、現在の相手に対する不満や要望などです。調停委員は、双方から交互に話を聞くことで主張を整理し、合意に向けた調整を図ります。

      4.調停が終了する

      夫婦双方の考えが一致すれば、調停成立です。円満にやり直す合意ができた場合は、その内容を確認して調停は終了します。一方で、何度話し合っても妥協点が見つからない場合、調停は不成立です。

      離婚することに合意した場合には「調停調書」が作成され、合意された離婚条件が記載されます。この調書には判決と同じ効力があり、後のトラブルを防ぐために重要な書類です。

      調停離婚の場合、調停成立時点で離婚が成立します。しかし、戸籍への反映には役所への届け出が必要になるため、期限内の手続きが必要です。

      夫婦関係調整調停が不成立になった場合の選択肢

      調停が不成立になった場合、裁判の判決とは異なり、その結果に対して「不服申立て(控訴など)」を行うことはできません。

      調停が不成立となった場合、以下の3つの選択肢が考えられます。

      離婚裁判に移行する

      調停不成立後、法的強制力をもって解決を図る「離婚裁判(訴訟)」を起こすことが可能です。裁判では、裁判官が証拠に基づき、法律上の離婚事由があるかどうかを判断します。判決内容に納得がいかない場合は、上級裁判所へ「控訴」や「上告」ができる点が調停との大きな違いです。

      現状を維持する

      すぐに次の法的手段をとらず、いったん「現状維持」を選択するのも一つの方法です。調停を通じて相手の本音を知ることで、生活に変化が生まれることもあります。無理に結論を急がず、時間を置くことでお互いの感情が冷却され、新たな解決の糸口が見つかる場合もあるでしょう。

      再度調停を申立てる

      調停には回数制限がなく、再度申立てることも可能です。「前回の調停委員と相性が合わなかった」という場合、再度の申立てで委員が交代し、話し合いが進展する可能性もあります。不成立直後の申立ては、事情が変わっていないと判断されてしまう可能性もあるため注意が必要です。

      夫婦関係調整調停をスムーズに進めるためのポイント

      夫婦関係調整調停の本質は、夫婦間の話し合いにあります。限られた時間の中で、いかに自分の思いを正確に伝え、建設的な合意を引き出せるかが重要です。感情に流されることなく、冷静に臨むことで、ご自身の意向に沿う結果が期待できます。

      ここでは、夫婦関係調整調停をスムーズに進めるためにポイントとなる重要な要素について見ていきましょう。

      夫婦間の問題点を明確にしておく

      夫婦関係が悪化したきっかけやこれまでの経緯、自分が「いつ、何をされたか」を時系列でまとめておきましょう。調停委員に事情を説明する際、曖昧な記憶で話すよりも、メモを見ながら伝える方が説得力が増し、理解を得やすくなります。

      たとえば、不仲の原因が相手の不貞行為、モラハラ、DVなどにある場合は、その事実を裏付ける証拠が非常に重要です。メールやSNSの履歴、写真、録音、あるいは詳細な日記などが有力な材料となります。

      夫婦間の問題点を明確にしておく

      調停委員は、夫婦のどちらかの味方ではなく、中立な立場で解決策を探ってくれる存在です。そのため、調停委員に対しては「誠実で冷静な印象」を与えることが大切です。

      話し合いの中で、調停委員からの提案が自分の希望とは異なることもあるでしょう。

      その際に感情的に否定したり、対立したりするのは得策ではありません。まずは「なぜそのような提案がなされたのか」に耳を傾け、冷静に検討する姿勢を見せることが重要です。

      調停委員の信頼を得ることで、こちらの譲れない条件についても理解してもらいやすくなり、結果として納得感のある合意へとつながる可能性があります。

      弁護士等に依頼する

      「自分の考えをうまく言葉にできる自信がない」「法的な手続きが難しそうで不安」と感じる場合は、弁護士に依頼するのも有効な選択肢です。

      弁護士は法律の専門家として、あなたの置かれた状況を法的に整理し、説得力のある主張を組み立ててくれます。また、煩雑な書類作成や裁判所とのやり取りを一任できるため、精神的な負担を大きく軽減できるでしょう。

      調停の場に弁護士が同席することで、調停委員が話の筋道を理解しやすくなり、議論が横道にそれるのを防ぐ効果もあります。また、不利な条件で妥協しそうになった際も、適切なアドバイスにより、専門的な視点からの反論が期待できます。

      丸の内ソレイユ法律事務所

      離婚調停を円滑に進めるためには、調停で争いになるポイント(離婚をするかどうかや親権、財産分与の額など)を事前に整理しておくことが重要です。財産分与や養育費のように数字が出てくる内容については、証拠や説明資料を用意するなどしておいたほうがよいでしょう。
      また、調停においては感情的にならず、法的な観点から説明ができた方がスムーズに進むことが多いです。
      そのため、法律的な問題が多い場合や感情的な対立が強い場合には弁護士に依頼したほうがよいかもしれません。

      弁護士を探す

      「リコ活」で夫婦関係・離婚の悩みをオンライン相談

      「調停を申立てるべきかまだ迷っている」「誰かに今の苦しさを聞いてほしい」という段階であれば、オンライン相談サービス「リコ活」の活用がおすすめです。

      「リコ活」には、夫婦問題のカウンセリングや離婚実務に精通した弁護士・カウンセラーが在籍しています。円満修復に向けた具体的なアドバイスから、調停・離婚を視野に入れた法的な準備まで、現状に即した手厚いサポートを受けられます。

      平日の日中は仕事や家事、育児でまとまった時間が取れない方でも、オンラインなら自宅から気軽に相談できます。

      また、「リコ活」を活用することで、中立的な第三者の目線で夫婦関係の問題点を整理してもらうこともできます。

      リコ活 | 離婚、夫婦問題・修復も…
      リコ活 | 離婚、夫婦問題・修復も無料で相談 あなたの悩みにぴったりの、弁護士とカウンセラーに無料相談。リコ活独自の専門家とカルテで、離婚、夫婦問題・修復も解決

      よくある質問(Q&A)

      Q1.夫婦関係調整調停を拒否または欠席するとどうなる?

      調停を無断で欠席すると、調停委員からの印象が悪くなる可能性があります。

      正当な理由のない欠席に対しては、5万円以下の過料(行政罰)が科される可能性があり、裁判所から出頭を促す勧告が出されることもあります。

      さらに、話し合いが不可能であると判断されて調停が不成立になれば、次のステップとして離婚裁判(訴訟)に移行する可能性が高まります。

      Q2.夫婦関係調整調停が向いていないケースは?

      相手からDV(身体的暴力)やモラハラ(精神的虐待)を受けている場合、調停委員を介したとしても対等な話し合いは困難です。場合によっては、危険や精神的苦痛を伴うこともあり得ます。

      「別居がすでに数年に及ぶ」「一方が離婚の準備を着実に進めている」など関係修復の余地が客観的に見て乏しい場合は、「円満調停」は適しません。この場合には、夫婦関係調整調停のなかでも「離婚調停」の方がよいかもしれません。申立て前に「相手に話し合いに応じる意思があるか」を把握しておくことが、無駄な時間や労力を省くポイントです。

      カウンセラーを探す

      夫婦関係調整調停を利用し夫婦問題の解決を目指そう

      夫婦間の問題は、当事者だけで話し合うと感情が先走り、解決が遠のいてしまうことが多々あります。夫婦関係調整調停は、中立な第三者である調停委員に間に入ってもらうことで、これまで平行線だった議論を整理し、客観的な視点から再構築や解消への道筋を示してくれる貴重な制度です。

      一度の調停で全てが解決しなかったとしても、公的な場で互いの本音や条件を整理することは、あなたとご家族の未来にとって大きな前進となります。仕事や育児で忙しい日々の中でも、専門家のサポートや「リコ活」のようなオンラインサービスを活用し、納得のいく解決を目指しましょう。

      夫婦問題(男女問題) 離婚調停(手続き)
      よかったらシェアしてね!
      • URLをコピーしました!

      カテゴリー

      • お金
      • モラハラ・DV
      • 不倫・浮気
      • 体験談
      • 別居
      • 夫婦問題(男女問題)
      • 離婚準備
      • 離婚調停(手続き)

      最近の投稿

      • 養育費調停とは?手続きの流れや聞かれること、有利に進めるコツを解説
      • 夫婦関係調整調停(円満調停/離婚調停)とは?流れや注意点を解説
      • 養育費の減額は認められる?減額調停の流れと減額請求を受けたときの注意点
      • 子ども名義の預貯金は財産分与の対象?離婚時の学資保険の扱い方も解説
      • 財産分与の割合は原則2分の1|対象財産や財産分与の割合が変更されるケースについて解説
      目次
      バナー