夫に愛されていないと感じ、「大事にされていない」と不満を抱いていませんか。愛情を実感できずに離婚を考えることもあるでしょう。しかし、妻が行動を少し変えるだけで夫婦関係が良くなる場合もあります。夫に愛されていないと感じたときの対処法を体験談とともに紹介します。
夫に愛されていない気がして寂しい…
恋人同士だった頃や結婚当初は愛されていたのに、月日が経つにつれて夫からの愛情が感じられなくなったという話はよくあります。夫に愛されていないと感じると、寂しさや苦痛のあまり離婚を考えてしまう妻も少なくないようです。
しかし、妻の言動や物事の捉え方を変えることで現状を打開できるかもしれません。夫に愛されていないと感じる理由や、そう感じたときの対処法について離婚カウンセラーが説明します。
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夫に愛されていないと感じる理由とは?
夫に愛されていないと感じる原因が分かれば、漠然とした寂しさを解決するための糸口が見つかります。まずは、夫に愛されていないと感じる場面を妻の体験談とともに紹介します。自分も同じ状況に置かれていないか、チェックしてみましょう。
出典: リコ活MEDIA
話を聞いてくれない・理解してくれない
人間は「相手から認められたい」という潜在的な欲求を持っています。特に、最も身近な存在である夫に対して「話をしっかり聞いてほしい」「理解してほしい」と思うのは当然のことです。しかし、夫が話をしっかり聞いてくれず、理解も示してくれないと、妻は孤独や不満を抱きます。
育児や仕事のことで夫に相談しても、真剣にこちらの話を聞いてくれないし、理解もしてくれない。ただ話を聞いて、「そうだね、分かるよ」って受け止めてくれるだけでいいのに。大切にされていないと感じて寂しい。
家事・育児を協力してくれない
夫が家事や育児に協力してくれないと、妻は「夫が自分を支えてくれない」と感じ、大切にされていないと考えるようになります。また、家事や育児を一人で抱え込むため精神的な余裕がなくなり、夫のささいな言動にも反応し、悲観的に物事を捉えやすくなります。
子育て、家事、仕事、親の介護を一人で抱え込むのはもう辛いです。なぜ、こんな状態の妻を夫は放置できるのでしょうか。夫に愛されていないとしか考えられません。
愛情表現がない
夫からの愛情表現がなくなり、自分への愛が冷めたと感じる妻も少なくありません。特に、「好き」という言葉やスキンシップなどを重視する妻の場合、夫からの愛情表現がなくなると強い孤独や不満を感じます。
新婚の頃はしょっちゅう「かわいい」とか「好き」とか言ってくれてたのに、近頃は全然言われなくなった。スキンシップもすっかり減ってしまった。付き合っていた頃のように、こまめに愛情表現してほしい。
セックスレスが続いている
日常的な愛情表現が減っても、定期的な夫婦生活があれば夫からの愛情を感じられるでしょう。しかし、セックスレスが長く続くと、夫に愛されていないと感じるようになっても無理はありません。実際は仕事で疲れているだけで、妻への愛情が冷めたわけでも、興味を失ったわけでもないとしても、妻の方は寂しさや不満を抱きます。
最後に夫としたのがいつか思い出せないくらい、セックスレスが続いています。夫に愛されていない事実を突きつけられ、女性としての自信やプライドが崩れてしまいます。こんな思いをするなら、離婚して新しい恋をした方が良いのかな。
夫に愛されていないと感じる理由がわかっても、どうすればいいのかわからないと困る方は多くいます。まずはリコ活のカウンセラーと一緒に、状況の整理をして対処法を考えませんか。オンラインでご相談いただけます。
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夫に愛されていない・大事にされていないと感じたらすべきこと
夫に愛されていない、大事にされていないと感じたとき、感情的になって相手を責めたり、もっと愛してほしいと訴えたりするのは逆効果です。冷静になり、現状を打開する方法を探しましょう。夫に愛されていないと感じたときの対処法を紹介します。
夫がしてくれた行動を書き出して整理する
言葉で伝えることを重視する女性とは異なり、男性は行動で示す傾向があります。疲れている妻のために食器洗いや風呂掃除などをするのも、夫からすれば愛情表現の一つです。また、家事や育児を積極的に手伝うことはなくても、飲み会などに行かずまっすぐ自宅に帰ってくるのも、家族との時間を大切にしようとする夫の気持ちの表れでしょう。
このように、夫の普段の行動の中に愛情が示されていないか思い返してみてください。そして、夫の何気ない愛情表現に気付いたら、日記やノートに具体的な言葉や行動を書き留めてみましょう。それを整理してみると、夫の愛情に気づけるかもしれません。
相手ではなく自分が変わるように意識する
夫に愛されていないと感じる裏には、「夫が自分の期待通りに動いてくれない」という不満が隠れています。自分を愛してほしい、話を聞いてほしい、理解してほしい、そのように望むのは仕方ないことですが、夫には、甘えや身勝手にしか感じられないときもあるのです。
相手に変わることを求めるのではなく、まずは自分自身が変わることを意識しましょう。例えば、どのようなことで夫が喜ぶのかを考えて行動してみてもいいでしょう。妻の思いやりが感じられれば、夫も愛情を返してくれるかもしれません。
共感を期待しない
女性同士の会話では「分かる」「大変だよね」という共感が重視されますが、男性は悩みに共感するより、解決策を提示することを第一に考えるといわれます。夫が妻の話に共感してくれなくても、愛情とは全く関係ありません。男女の考え方の違いだと割り切って、夫に共感を求めるのをやめましょう。
また、何も言わなくても相手が自分の悩みや要求を察するべきだと考える女性もいますが、特に男性に対してははっきり言葉にして伝えることが大切です。「夫が何も分かってくれない」と嘆く前に、自分がしっかり伝えられているか、そして共感してくれなくても解決策を考えてくれていないか考えてみましょう。
して欲しいことは具体的に依頼する
「夫が自分のために何もしてくれない」と思っているなら、して欲しいことを具体的に夫へ伝えましょう。家事を手伝ってほしい場合は、「何か手伝って」と言うのではなく、「食器洗って」「お風呂の掃除して」と具体的に言うことがポイントです。
自分の話に共感してほしい場合は「アドバイスはいらないから、ただ私の話を聞いてほしい」と伝えてから話し始めると、夫側もどのようなスタンスで聞けば良いのかが分かります。また、夫が自分の要求通りに動いてくれたときには感謝することも大切です。
自分の夫に対してどのように伝えたらいいのかわからない、こんなことで自分の不安な気持ちは解消されるのだろかと悩む方もいるでしょう。
リコ活には、夫婦関係の修復方法を得意としているカウンセラーが在籍しています。リコ活のカウンセリングで、自分の夫に効果的な対処法を考えませんか。
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夫に本当に愛されていないときは離婚した方がいい?【体験談】
夫に愛されていないと感じたとき、妻が言動や物事の捉え方を変えて夫婦関係を修復した例は数多くあります。反対に、どうしても我慢できずに離婚した妻も少なくありません。離婚した妻と離婚しなかった妻の双方の体験談を紹介します。
夫から愛されていないと感じ、離婚した人の体験談
夫が妻や子供に対してあまりに無関心だと、妻の精神はすり減っていき、自己肯定感も失われていきます。妻が考え方や行動を変えても夫に変化がなく、耐えきれずに離婚した例もあります。離婚して時間が経ち、冷静に結婚生活を振り返っても夫からの愛情を感じられず、離婚して良かったと思う妻も多いようです。
離婚して時間が経ち、夫に愛されていないと感じ続けることで失われた自信を取り戻して前向きに生きられるようになったという体験談が複数見受けられました。
離婚して一年半が経ち、精神的に落ち着いてきた今だから言えることですが、離婚して良かったと思います。冷静に思い返しても、元夫から愛されていなかったし、孤独や不満をごまかして生活するのは辛いことでした。
あのまま我慢していたら、きっと心が壊れていたと思います。最近は前向きになれて、元気を取り戻せてきました。
夫から愛されていないと感じながら、離婚しなかった人の体験談
夫に愛されていないと感じても離婚しなかった人の意見は、大きく分けて2つのパターンがあります。1つは、「夫のことを愛しているから離れたくない」というものです。そうした妻は夫の気持ちが自分から離れていると感じても、離婚することは考えられないようです。
夫に愛されていないと感じても、私は夫のことが大好きだし、離婚するくらいなら消えてしまいたいとさえ思います。自分にできることをして、前向きに生きていれば、いつか夫が昔のように私を愛してくれると信じています。夫のいない人生は考えられません。
夫の愛情が冷めたように感じたとき、自分の行動を改めました。夫の好物を用意する、小さなことにも「ありがとう」と言う、などを徹底し、夫が帰ってきたくなる環境を作りました。
その結果、夫が以前より優しく接してくれるようになり、夫婦関係が良くなりました。一時期は離婚も考えましたが、努力して良かったと思っています。
離婚を考える前に、まずはカウンセラーに相談を
妻の物事の捉え方の問題ではなく、本当に夫の愛情が冷めてしまっている場合は、離婚によって妻の気持ちが救われる場合があります。妻の行動を変えても夫の態度に変化がなく、愛情を感じられなくてつらいのなら、リコ活のカウンセラーに相談してみましょう。
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夫に愛されていないと感じたら言葉ではなく行動で確認してみては
夫に愛されていないと感じたら、まずは夫が自分のためにしてくれた行動を思い返してみましょう。日頃の行動の中に、妻への愛情が隠されているかもしれません。また、夫に過度な期待をせず、自分自身の言動を振り返り、問題があれば改める努力も大切です。
一人で悩んでいる方はカウンセラーに不安や不満を吐き出しましょう。「こんなことで相談してもいいのだろうか」と心配する必要はありません。どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。
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弁護士法人 丸の内ソレイユ法律事務所(東京弁護士会所属)
2009年の事務所開設以来、女性側の離婚・男女問題の解決に注力しています。年間700件以上、累計5000件以上の相談実績があり、多様な離婚のノウハウを蓄積。経験豊富な男女20名の弁護士が所属し、新聞・テレビ・雑誌・Webなど多くのメディアからの取材も受けています。