「妊娠中なのに飲み会ばかりの旦那にムカつく」と怒る妻がいます。「旦那も付き合いがあるから」と飲み会に寛容な妻もいますが、それでも二次会にまで参加したり、連絡なしに朝帰りしたりするのは考えものでしょう。妊娠中の妻を置いて飲み歩く夫の心理や対処法を紹介します。
妊娠中の妻を置いて飲み会に行く旦那がムカつく!
妻が妊娠しているのに、会社の同僚や友人らとの飲み会をやめない夫がいます。全く飲みに行かないのもかわいそうな気もしますが、飲み会の回数を減らすこともなく、二次会にも参加し、挙句の果てには連絡なしで朝帰りまでするようでは問題外。妻も「妊婦を置いて飲み歩く旦那にムカつく」と我慢の限界を超えてしまうでしょう。
妊娠9ヶ月の初めての出産を控えています。
旦那は職場の人と定期的に飲みに行きますが、帰ってくると(駅まで車で迎えに行きます)倒れ込み、何回もトイレにかけ込み吐いています。
付き合いもあるから、飲みに行くこと自体反対しませんが、前回も同じように車で迎えに行くと、酔い潰れて時間通りの電車で来ず、1時間以上待ちぼうけくらいました。
なので、今回も吐くまで飲まないでと伝えた上で送り出しましたが、案の定吐くまで飲んできました。
現在第2子を妊娠しており、明日が予定日です。
上の子は1才10ヶ月でまだまだ手のかかる状態です。
なのに夫の飲み会(毎回午前様)の多さに腹が立っています。今日も先程帰ってきて爆睡です‥。
仕事上の付き合いが大変なのは分かっているのでうるさくは言っていませんが、臨月に入ってるんだから少しは気をつかえって思いました。
普段は優しく、子供ともよく遊んでくれますが、あまり妊娠中の私に対しては思いやりがないなと感じました(家事はほぼ手伝わず、飲み会の後お迎えの要求etc)
子供が生まれれば、今以上に家ごもりの日々が始まるので更にストレスが溜まります。
それを考えると、今イビキかいて横で寝ている姿にイラっとしています。
どうして夫は妊娠中の妻を置いて、平然と飲み会に参加するのでしょうか。飲み会を我慢できず飲みすぎてしまう夫の心理や、飲み会を減らすための対処法を紹介します。
妻が妊娠中なのに飲み会に行く旦那の心理とは
妊娠中の妻を置いて飲み会に参加する夫は、妻のことが心配にならないのでしょうか。妻が妊娠する前と変わらずに、自由に飲み歩く夫の心理や気持ちを紹介します。
仕事の付き合いで参加しなければならない
最近は、あまり飲み会が好きではないという人も増えているようですが、仕事の付き合いで飲み会に参加しなければならないこともあります。特に営業の仕事をしている人は、商談を進めるため、飲み会に参加しなければならないこともあります。相手によっては、二次会にも付き合い、帰りが遅くなってしまうこともあるでしょう。
仕事熱心で野心家の男性ほど、妻や家庭のことより仕事を優先する傾向があります。その分、収入もあり、「給料を稼いでいる分、妻にも少しは我慢してもらわないと」と思っているのかもしれません。
妊娠中の妻のつらさがわからない
よく「妊娠は病気ではない」といいます。確かに病気ではありませんが、妊娠すると女性の体は変化し、心身の不調も訴えるようになります。特にホルモンの分泌量が変化するため、イライラしたり、不安になったり、疲れやすくなったりします。病気ではないといっても、体を休めなくてはならないときがあるのですが、男性である夫にはそうしたつらさが分かりません。
このため「妊娠は病気ではない」という言葉を真に受けて、「病気ではないから、これまでと同じで大丈夫」「少しくらい放っておいても心配ない」と思ってしまうのです。
父親になる自覚がない
妊娠すると女性は母性本能に目覚め、いつもお腹の中の子供を心配して、自分の体調にも敏感になります。無事、生まれてくれるだろうかと不安になることもあります。自分の不安を夫と共有して気持ちを和らげたいとも思います。ところが、夫の中には、なかなか父親になるという自覚が生まれない人もいます。
父親に自覚がなければ「子供が無事に生まれてくれるだろうか」という妻の不安に寄り添うことができませんし、「家を留守にしている間に、妻に何かあったらどうしようか」と心配になることもありません。このため、平気で飲み会に行ってしまい、妻のことを気にかけることなく飲み歩いてしまうのです。
アルコール依存症で我慢できない
妊娠中の妻を置いて平気で飲み会に行ってしまう夫は、アルコール依存症かもしれません。アルコール依存の人はお酒を飲む誘惑をなかなか断ち切ることができず、妻に「飲むのを控えて」と言われても、何かと理由をつけてお酒を飲んでしまいます。
また、お酒を飲み始めると、止まらなくなってしまうのもアルコール中毒の特徴です。「妻のために、早めに飲み会を切り上げないと」と思っても、飲み始めると止まらなくなり、いつのまにか泥酔してしまいます。こうしたことを繰り返す夫は、病院で診察を受けたほうがいいでしょう。
出典: リコ活MEDIA
妊娠中の飲み会を旦那に控えてもらうには?
妊娠中なのにもかかわらず、夫が飲み会に参加してばかりいると妻は不満やストレスがたまります。妊娠中で感情的になりやすいのも一因ですが、大きな理由は、夫に妻やお腹の子供を気遣う様子が見られないことや、父親としての自覚が感じられないことです。中には「こんな旦那では子育ても不安」と離婚を考える妻もいます。
せめて妊娠中だけでも飲み会を控えてもらう方法はないのでしょうか。効果が期待できる方法を3つ紹介します。
体調が悪いときははっきり言う
普段から体調が悪いときは、はっきり「今日は体調が悪い」と夫に告げ、家事の手伝いなどを頼みましょう。「妊娠で体調がわるいくらいでは、夫に迷惑をかけられない」と我慢してしまう妻もいますが、それでは夫は妊婦の大変さに気づきません。
妊婦には体調の悪い日もあり、妊娠は大変だということを理解してもらうためにも、体調が悪い日は「助けてほしい」としっかり伝えることが大切です。そうすることで夫も「妊婦はいたわらなければならない」とわかってくれるでしょう。
飲みに行くときのルールを決める
夫がどうしても飲み会に行かなければならないときは、飲み会に行くときのルールを決めましょう。「一次会で必ず帰ってくる」「どうしても二次会に行かなければならないときは連絡する」「帰る前に連絡する」などと決めておけば、妻も安心ですし、夫も連絡するたびに、家に置いて来た妻のことを思い出します。
もし、守れなかったときのことも決めておきましょう。「飲み会への参加は禁止」「二次会には行かない」といった罰則は、守られない可能性が高いのでやめておくのが賢明です。「その日のお弁当箱は自分で洗う」「洗濯も自分でする」「翌日、妻が寝坊しても構わない」などと、家事を手伝わせるペナルティーのほうが効果的です。
誓約書を書いてもらう
妊婦の大変さもなかなか理解できず、飲み行くときのルールを守れない夫には、誓約書を書いてもらいましょう。父親になる自覚がない以上、強制的に守らせるしかありません。ただし、誓約書と言っても、あまり無理な取り決めはやめておきましょう。目的はあくまでも父親としての自覚を持ってもらうことです。
内容は「妊娠9カ月を過ぎたら飲みに行かない」「飲みに行っても終電で必ず帰る」などと常識的な範囲にとどめておきましょう。書いた誓約書はコピーを取り、両親や夫の親しい友人にも渡して「誓約書を守れるよう協力してください」と頼めば、夫へのささやかな仕返しになるかもしれません。
父親になる自覚を持たせる
夫が妊娠中の妻を置いて飲み会に行ってしまう最大の理由は、夫に「父親になる自覚がない」ということです。飲み会を減らすには、父親としての自覚を持たせることが大切です。しかし「子供は妻が産むもの」と考えている夫も多く、夫の性格によっては簡単ではありません。
なかなか、父親の実感が持てない夫には、病院でもらったエコー写真を見せたり、検診についてきてもらったりして、自分の子供ができたことを実感してもらうといいでしょう。休日には出産準備の商品を買いに行ったり、ベビー服などを見に行ったりすると実感も湧いてくるものです。
妊娠や出産について勉強してもらい、出産のリスクや無事に子供が生まれることがどんなに大変なことなのかを知ってもらうのもいいでしょう。勉強するといっても、難しい本を読む必要はなく、出産を扱った漫画やドラマでも構いません。産婦人科の現場を扱った「コウノドリ」という漫画はドラマ化もされていて、勧める人が多いようです。
旦那が飲み会に行ったときのストレス解消法
妊娠中、体調が優れないときに、夫が飲み会に出かけると、たとえそれが仕事のためだとしても「旦那だけ自由に飲みに行けてズルい」「自分だって、お酒を飲みたいのにムカつく」などとイライラしてしまうこともあります。
しかし、あまりストレスをためこんでしまうと、お腹の赤ちゃんにもよくありません。適度にストレスを解消する方法を紹介しましょう。
いなくてせいせいすると考えを切り替える
父親になったという自覚に乏しく飲み歩いている夫は、家にいても「男の自分が、妻のそばにいても役に立たないから」などと考えていることがあり、妻がつらそうにしているからといって、積極的に家事を手伝うわけではありません。家にいても、何もすることがなく、ボーっとテレビやスマホを見ている夫を見てもイライラするだけでしょう。
夫がそのような状態なら、「旦那がいなくて、かえってせいせいする」と考えを切り替えましょう。「亭主元気で留守がいい」というフレーズが昔、流行しましたが、まさに夫は自らその道を進んでいるわけです。夫が家にいなければ、家事も減って好きなテレビも見られるので、気ままに過ごせる。そう考えれば、イライラも少しは解消するでしょう。
一人の時間を楽しむ
夫が頻繁に飲み歩いているのであれば、いっそのこと、夫が帰るまでの一人の時間を楽しみましょう。何か趣味を始めてもいいですし、映画やドラマにはまるのもいいでしょう。とにかく一人で悩んだり不安に感じていたりするのはいけません。楽しいことや好きなことに没頭すると、嫌なことも忘れられます。
思い切り好きなことを楽しんでスッキリしたら、酔って帰って来た夫にも余裕を持って接することができるかもしれません。
贅沢をする
イライラしたときは、思い切って贅沢をするのもストレス解消法の一つです。夫もいないので、普段は食べられない好きなものを出前で取ってみてもいいですし、ネットショッピングで前から欲しかったものを買ってみてもいいでしょう。
妊娠中は外出もおっくうになり、夫とは違ってお酒を控えなくてはならないなど、我慢することも増えます。たまには、パーっとストレスを発散させて、気分を明るくしましょう。
妻が妊娠中なのに飲み会ばかりの旦那に悩んだら専門家に相談を
妻が妊娠中だというのに、夜遅くまで頻繁に飲み歩く夫は、父親としての自覚が足りません。今後の子育てのことも考えると「こんな旦那で大丈夫?」と不安になる妻もいるでしょう。離婚を考える人もいるかもしれません。
父親の自覚がなく自由気ままに飲み歩く夫に悩んだら、夫婦問題に詳しいカウンセラーに対処法を相談してみてもいいでしょう。父親としての自覚をもってもらう方法や、飲みに行く回数を減らす方法などをアドバイスしてもらえるかもしれません。