夫婦仲が悪い男性には共通した特徴があるのでしょうか。「夫には、夫婦仲を悪化させる特徴があるのではないか」と考える妻も少なくありません。夫婦仲が悪い男性の特徴を紹介しますので、夫の言動をチェックしてみてください。夫の良くない言動を改善する方法も紹介します。
家庭がうまくいってないのは夫のせい?特徴はある?
夫婦仲がうまくいっていないのは、夫の言動に原因があると考えている妻がいます。「家事を手伝わない」「自己中心的に振る舞う」など理由はさまざまですが、妻は夫の言動に不満を募らせ、離婚を考える人もいます。
旦那にイライラしています。付き合っている頃は、すごく大好きでした。この人と結婚出来る自分は世界で1番幸せな女だと心から思っていました。なのに、なぜ…て感じです。
もともと亭主関白っぽいところがありましたが、子供が生まれてからはさらに輪をかけたような気がします。性格も少し変わりました。職業柄、頑固なところもあります。
家事や育児が上手くいかない時、子供が泣いてばかりいて疲れてしまう時、おしゃれも出来ず家に子供と2人きり…誰だって楽しいことばかりではないと思います。時には、自分の子供なのにイライラしてしまったりします。けれど私の旦那はそういうのが全く理解出来ない人です。
育児についての価値観も違うのも、辛いです。私がこうしたいと言うと、それが気に入らないのか納得いかないのか、「わかった。なら全部お前のやり方で任せる。その代わり俺は一切かかわらない。」ときっぱり…かなり極端な人です。
夫は子どもの世話をするのが嫌そうなので、私1人で子ども2人の世話をしています。
上の子がご飯中に大きな声で話したりすることが嫌そうなので、夫が帰る前に上の子のご飯を済ませます。
休日は夫の実家で両親に子どもの相手をさせ、自分は実家でゴロゴロしたいと言われれば、そうします。
私の実家に行こうと誘っても、遠回しで断られたりドタキャンされたりします。
今月の家計が厳しいと相談しても聞いてくれません。自分の小遣いを増やすためにパチンコに行き、家計には入れません。
買い物で車を使いたいから置いていってほしいと頼めば嫌な顔をされます。
話したいことがあると言っても、寝るから無理と断られます。普段は遅くまで起きてるのに。
子どもの世話はもちろん、遊ぶこともしません。トイレにこもってばかりです。
毎日何時に帰ってくるか、晩ご飯はいるのかどうか、休日は予定を入れているのか、、何も知りません。
夫婦とはなんなのでしょうか。
「夫のせいで夫婦仲がうまくいかない」と妻を悩ませる夫にはどのような特徴があるのでしょうか。夫婦仲が悪い男性によくみられる共通点や特徴などを紹介します。
夫にも当てはまる?夫婦仲が悪い男性の特徴10選
夫婦の関係が悪化していく場合、互いにさまざまな不満がたまっていくものですが、妻から不信を招き、夫婦関係を悪化させやすい男性には共通した特徴もあります。夫婦仲が悪い男性の特徴を紹介します。自分の夫に当てはまる点がないかどうか、確認してみましょう。
1.妻の話を聞かない
2.妻に関心がない
3.家事や子育てに参加しない
4.周りに妻の悪口を言う
5.記念日やイベントを大切にしない
6.妻との外出を嫌がる
7.妻より自分の親の肩を持つ
8.金銭感覚がルーズ
9.妻を束縛し、支配しようとする
10.考え方が自己中心的
妻の話を聞かない
会話が多い夫婦は仲がいいとよく言われます。逆に、夫が妻の話に耳を傾けずにいると、妻は不満がたまっていきます。女性は、話し好きの人が多いと言われますが、話し好きの女性は、相手にうれしかったことや納得がいかないこと、悲しかったことなどを話して共感を求めています。「よかったね」「大変だったね」と言った一言を待っているのです。
しかし、多くの夫は、妻の話に対し、良かった点や問題点を指摘して、妻の行動を評価してしまいます。中には、妻の話を聞いてあれこれ考えるのがめんどくさいために、適当に聞き流してしまう夫までいます。これでは妻の心は満たされません。こうして妻の話を聞かなくなってしまった夫は、妻のストレスの原因になってしまうのです。
妻に関心がない
妻に関心を示さない男性も、妻の不信感や失望感を招きやすく、夫婦仲を悪化させてしまいます。妻が普段どのように1日を過ごしているのか、困っていることはないのか、夫が自宅で快適に過ごせるよう、どんな工夫をしているのか、全く知らない夫も多いのではないでしょうか。中には妻が髪を切ったり、いつもと違う服装をしていても気付かない夫もいます。
夫が妻に全く関心を示さないと、妻は「夫の愛情が薄れたのではないか」と感じるようになります。このため、夫への疑念や寂しさから夫婦仲が悪化する可能性が高くなります。
出典: リコ活MEDIA
家事や子育てに参加しない
夫が家事や育児をほとんどしないと、妻は家事や育児への負担から疲労がたまり、夫への不満も蓄積していきます。「どうして、私ばかりが苦労をしないといけないの」と怒りを覚えることもあるでしょう。
一方、夫の中は「仕事が忙しくて育児や家事はできない」「子育ては女性のほうが上手だから」などと理由を並べて、家事や育児をしないのは当たり前だという顔をする人もいます。これでは、夫婦で協力しあっていくことが難しく、関係にヒビが入ってしまいます。
周りに妻の悪口を言う
夫の中には、周囲に妻の悪口を言う人がいます。本人は謙遜しているつもりでも「不出来な妻でして」と言われてうれしく思う妻はいません。それどころか、実家の家族や親類に陰口を言う夫もいて、これには、たとえ我慢強い妻も我慢ができないでしょう。
誰だって、悪口を言われるよりは、「よくやってくれている」と褒められたいもの。ましてや陰口を言っていることを本人に知られると、夫婦仲が悪化するきっかけとなってしまいます。
記念日やイベントを大切にしない
女性は記念日やイベントを大切にする傾向があります。誕生日はもちろん、結婚記念日など二人に関する記念日や、クリスマスやバレンタインなどのイベントを楽しみにしている妻は少なくありません。女性は、そうした記念日やイベントを一緒に祝うことで、愛情を確認しているのです。
そうした記念日などを大切にしている妻ほど、夫が記念日を忘れていたり、イベントに無関心だったりすると、失望して不機嫌になってしまいます。そして、そうした不満やイライラから喧嘩が増えていくと、しだいに夫婦仲も悪化していきます。
出典: リコ活MEDIA
妻との外出を嫌がる
一人で過ごすのが好きな夫は、妻との外出を嫌がることがあります。夫は自分で好きなように時間を過ごせて満足かもしれませんが、一人で外出するのは味気ないものです。それに、2人で過ごす時間が減ると、妻との距離も離れていってしまいます。
あまり妻に寂しい思いばかりさせていると、「こんな人と結婚するんじゃなかった」「こんな調子で老後を迎えるのは嫌だ」と妻が考え始めるかもしれません。
妻より自分の親の肩を持つ
妻が夫との実家と不仲になることは珍しいことではありません。互いに「顔を見るのも嫌だ」というほど仲が悪いこともあります。このとき、夫が妻をかばっていれば、夫婦関係への大きな影響は避けられますが、夫が自分の実家の肩を持ってしまうと、妻は孤立してしまいます。夫婦関係の悪化は避けられないでしょう。
妻はいざというときには夫に頼ろうと思っているものです。ところが、義実家との関係で困っているのに、助けてもらえないようでは、大きなトラブルに巻き込まれたときに頼りになるはずがありません。妻は夫に不信感を抱き、夫婦仲も悪化していくことでしょう。
金銭感覚がルーズ
夫婦の間が険悪になるきっかけとなりがちなのが、金銭問題です。特に一方の金銭感覚がルーズで、浪費癖やギャンブル癖などがある場合は、夫婦間に深刻な危機をもたらす恐れがあります。夫に問題があるケースとしては、毎晩のように飲み歩いて生活費まで使ってしまう、ギャンブルで借金をしてしまうといったことが考えられるでしょう。
金銭感覚がルーズな人は、ストレスを発散するためにお金を使ってしまうこともあります。そうなると、ますます夫婦仲は悪化し悪循環に陥ってしまいます。
妻を束縛し、支配しようとする
妻を束縛し、支配しようとする夫もいます。こうした夫は、妻に自由な行動を許さず、自分の考えを押し付けて、妻の意見を聞こうともしません。それどころか、妻はダメな人間だと決めつけ、「自分の言うことさえ聞いていれば間違いはない」と妻を洗脳してしまうこともあります。
こうした態度に妻が反発すると、夫婦関係は壊れてしまいますし、妻が従順でも、夫の束縛と支配はしだいにエスカレートし、やがて妻は疲れ果ててしまいます。いずれにせよ、良好な夫婦関係が保たれることはありません。
考え方が自己中心的
自己中心的な考え方をする夫も、自分勝手な振る舞いで夫婦関係を損なってしまうことがあります。自分の機嫌次第で言うことが変わり、気分が悪いと急に怒り出す。夫がそうした振る舞いを続けていると、妻や子供は夫の顔色をうかがいながら生活するようになり、家庭の中も暗い雰囲気になってしまいます。
また、自己中心的な考えをする夫は自分の非を認めようとせず、妻が言動を注意すると自分が否定されたように感じて、激しい怒りの感情を抱きます。そうした状態が繰り返されると、妻もいずれは夫との関係修復をあきらめてしまうことでしょう。
夫を変えて夫婦仲を改善する方法
夫婦仲が悪い男性の特徴が、自分の夫にも見られる場合、妻はどのように対処すればいいのでしょうか。夫の考えや言動を変えて夫婦仲を改善したいと考える妻もいるでしょう。それは、妻の努力次第で可能かもしれません。
ただし、妻の努力だけでは夫を変えられないケースがあることも覚えておきましょう。ギャンブルや買い物などへの依存、モラハラ、DVなどは妻の力だけで改善することは困難です。依存症は専門医の治療が必要ですし、モラハラやDVも生まれつきの性格や身に付いた考え方などを時間をかけて直していかなければなりません。
特に、モラハラやDVは妻が夫に献身的に接するほど、加害行為がエスカレートしていく傾向があります。場合によっては離婚しか方法がないこともあります。こうした専門的な治療やアプローチが必要な場合を除いて、夫の言動を改善するのに効果が期待できる方法を紹介します。
挨拶や感謝の言葉を欠かさない
妻にあまり関心を示さず、妻の話をあまり聞こうとしない夫には、妻のほうから積極的に接しましょう。最初は「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と必ず挨拶を交わすことから始めましょう。夫は何も言ってくれないかもしれませんが、続けていれば、いつかは返事をしてくれるようになるはずです。
また「ありがとう」「ごめんなさい」と感謝や謝罪の言葉を素直に口にすることも大切です。感謝や謝罪の言葉は、相手に敬意を払い、相手を大切に思っているからこそ出るものです。こうした日々の言葉によって、夫のことをいつも気に掛けている、大切に思っているということを伝えれば、夫の態度も変わってくれるかもしれません。
夫を褒める
家事や育児を手伝ってくれない夫には、とにかく褒めることが大切です。妻はついつい、家事や育児が苦手な夫に対し「そんなこともできないの」「言われなくてもやってよ」などと言いがちです。しかし、そんなことを言われては、夫がやる気を失うのも当然です。会社の新入社員のようなものだと思って、丁寧に教えてしっかりやり方を覚えてもらいましょう。
また、新入社員は「褒めて伸ばす」のが大事だと言われます。夫にも、とりあえずやってもらえれば「ありがとう、助かったわ」「初めてにしては上手ね」などと褒めましょう。多少の失敗には目をつむり、とにかく夫に機嫌よく育児や家事に取り組んでもらうことが大切です。夫が立派な「イクメンパパ」になってくれれば、妻も大助かりで、夫婦仲も良くなるはずです。
話し合う機会を増やす
夫婦仲を良くするにはやはり、2人でよく話し合うことが大切です。挨拶を交わしたり、育児や家事に取り組んでもらったりして、本音で話し合いができる環境が整ったら、今後の生活のことや老後のこと、子供の教育のことなど生活設計についても話し合う機会を設けましょう。2人が共通の目標を持つことは大切です。
話し合う機会が多い夫婦ほど、仲が良いものです。それは話し合うことで、お互いの考えや価値観を知り、互いに折り合いをつけようと努力するからです。話し合いで問題を解決していけば、それだけ夫婦の絆も固く結ばれていきます。週に何回か、2人で話し合う時間を決めてもいいでしょう。
モラハラやDVがある場合はまず自分の身の安全を
妻に対し高圧的な態度を取ったり、冷たく接したりして精神的に追い詰めるモラハラ夫や、暴力を振るうDV夫に対しては話し合いが通じないことがあります。話し合いで相手に譲歩してしまうと、言動がむしろエスカレートすることもあるので注意が必要です。話し合いが通じないと思ったら、自分の身の安全を図ることを考えましょう。
暴力から身を守るのは当然ですが、精神的な攻撃で夫に洗脳されてしまうこともあります。そうした事態に陥る前に、カウンセラーや弁護士、自治体やNPOなどが開設している相談窓口などに相談するといいでしょう。離婚するにせよ、夫の立ち直りに期待するにせよ、適切なアドバイスが得られるはずです。
出典: リコ活MEDIA
夫婦仲が悪い男性の特徴に夫が当てはまったら、専門家に相談しよう
夫婦仲を悪くしてしまう男性は多くの場合、妻の苦労を理解していなかったり、妻の話をよく聞いていなかったりするものです。妻への関心が薄いのが特徴だともいえるでしょう。そうした態度の夫は、妻の働きかけによって考え方や態度が変わることがあります。妻も夫の気持ちや心理を考えながら接することが大切です。
夫への接し方がよく分からないときは、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談するといいでしょう。夫婦関係を改善するための良いアドバイスが得られるかもしれません。ただし、夫にモラハラやDVの傾向があるときは、関係修復が困難になります。場合によっては、カウンセラーだけでなく弁護士への相談も検討したほうがいいでしょう。