スルーすると危険な妻の言葉とは?妻を怒らせない返答例

更新日: 2024年11月01日

パートナーの本音を理解することは意外と難しいもの……。本当は妻が何を言いたいのか、その言葉の裏にある感情や意図を解き明かし、より良い夫婦関係を築くための実践的な解説と返答例を提供する『ホンネがわかる妻ことば超訳辞典』(青春出版社)。リコ活夫婦カウンセラーの高草木 陽光さんが1万人以上の夫婦の悩みに向き合ってきた経験をもとに、コミュニケーションのギャップを埋めるためのヒントが詰まった一冊から、一部抜粋・再構成してお届けします。

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<「スルーすると危険系」妻ことば>

①「気になる」ことは「ストレス」になる

超訳
こっちは心配して言ってるのに、なんでわかってくれないのかな。少しは真剣に受け止めてほしい。今のままの生活習慣じゃ長生きできないよ。自分はいいかもしれないけど、少しは家族の身にもなってよ。

解説
聞き流されやすい言葉ですが、その後の対応や態度によっては離婚の根源にもなる侮れない言葉。

「〜したほうがいいと思うよ」=「してください」です。 一見、何気ない指摘や提案に思っても、妻にとっては「ものすごく気になっていること」だったりします。「気になる」ということは、それだけ “ストレス”なのです。 実際によくある離婚問題は、このような何気ない言葉のやりとりや会話の積み重ねから生じる不満を放置した結果起こるのです。大事なので、要約して再度言います。「妻の不満を放置すると離婚問題にまで進展します」。

はじめは本当に心配して言っていたことでも、何度言っても聞いてくれないとなれば、心配ではなく「憎しみ」に変化することも珍しいことではありません。 このような何気ない妻の言葉を聞き流すか、すぐに改善に努めるか、それは自分次第ですが、どうか真面目に受け止めていただければと思います。

②「絶対に無視したらいけない言葉ベスト3」の一つ

超訳
子どもに関われるのは今だけだよ。私たち二人の子どもなんだから、仕事を理由にして私に丸投げしないで一緒に真剣に考えてほしい。子どもに寂しい思いをさせたら許さないから!

解説
夫婦の会話の中で「絶対に無視したらいけない言葉ベスト3」に入る大事な問いかけ。 子どもが小さいうちの誕生日プレゼントや家族の食事会などは、もちろん子どものためではありますが、「夫・父親としての誠実さ」を確認するための “妻にとっての大イベント”でもあるのです。学校行事などの参加も同様です。 また、親の行事参加は、子どもにとっても愛情を実感できる嬉しい思い出として残ります。 仕事を頑張ってくれていることは、妻も子どもも十分理解はしていますが、一生のうちで何度もない運動会や参観日などは、定年退職してからでは参加したくてもできない行事であり、後悔しても遅いのです。 普段、子どもと関わる時間が短く、家のことを妻に任せきりにしているのであれば、せめて子どものことを相談されたときくらいは妻と同じ目線で一緒に考えてあげてください。 とにもかくにも家族優先であれば間違いありません。今しか経験できない貴重な子どものイベントを楽しみましょう。

ホンネがわかる妻ことば超訳辞典(青春出版社)

※この記事は2024年11月1日に公開しました

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カウンセラー

高草木 陽光

タカクサギ ハルミ

50代 /女性

カウンセラー歴:14年

カウンセリング総件数:約10000件

*料金詳細は各カウンセラーの料金表をご確認ください

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