夫と将来のことや子どもの教育について話し合いたいのに、夫がすぐに逃げるので困るという方も多いのではないでしょうか。しかし、妻が感情的になったり、夫の話を全く聞こうとしなかったりすると、夫は話し合いから逃げてしまいます。この記事では、夫が話し合いから逃げる原因と、夫婦で話し合うための対処法を説明します。

夫が話し合いから逃げる!将来が心配…
結婚生活を続けていると、夫婦で物事を決めなければならない場面が必ず訪れます。将来設計や子どもの教育方針から、近所づきあい、日々の家計のやりくりまでさまざまな問題がありますが、このとき二人でよく話し合い、互いが納得して問題を解決しないと、後から「だから、反対したのに」「決めたのは君だから」などともめる原因となります。
ところが夫の中には、妻が話し合いをしようとしても「面倒だから君に任せるよ」「今は忙しくてそれどころじゃない」などと言って、話し合いから逃げる夫がいます。妻が勝手に決めてもよい些細な問題ならまだしも、将来設計にかかわることなら、そうはいきません。このため、妻はそうした夫に不満を感じ、将来に不安を覚えることもあります。

自分に都合の悪い話になると逃げる旦那。
まともに話し合いができません。日常の些細なことから、これからの人生についてすべて自分に都合が悪い、今は考えたくない内容は全て無視もしくは急に仕事しなきゃと言って自室に篭ります。今も2人でベッドで横になっていたのに、ちょっと話を始めたら私の話を遮って仕事しなきゃ!(23時半に急に)と自室に篭りました。将来の重要なことだから聞いてほしいと電話をするとあからさまに不機嫌。内容をLINEで送っといてとのこと。
毎日しつこく言い続けたり、追いかけ回す訳にもいかない(夫婦関係悪くなりそうだし、お互い嫌な気持ちになる)ので
どうしたもんかと困っています。
引用元: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13259098093



うちの夫は、話し合いが苦手?です。
逃げる。
シカト。
逆ギレ。
怒鳴る。
とにかく結婚してから話し合いを避けます。
なので、何か夫婦間で問題や不満があっても解決しません。
時間をあけてみたり、手紙にしてみたり、色々試してみますが、しつこい、ウザイと言われたり、え?まだ言ってるの?と驚かれたり。
まだもなにも、何一つ解決していないのに。
夫は何事もないかのように普通に生活しています。
引用元: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14102111579
話し合いから逃げる夫の特徴とは
話し合いから逃げる夫には、どのような特徴があるのでしょうか。問題に直面しても、解決のために向き合おうとせず、妻との話し合いにも応じようとしない夫によく見られる特徴を3つ紹介します。


自分の感情を伝えるのが苦手
男性の中には口下手で説明が苦手な男性がいます。もしかすると、妻も夫の不器用だけれど、一生懸命なところに引かれたのではないでしょうか。こうした男性は、話し合いが苦手で、相手が納得できるように自分の意見を言うのも苦手です。
特に妻との会話では、感情的な話になることが多くなります。口下手な男性は自分の感情をうまく伝えることができず、妻に押し切られることもあるでしょう。そうしたことが続くと、夫は妻との話し合いから逃げるようになってしまいます。
女性とのコミュニケーションに苦手意識がある
女性との会話そのものに苦手意識を持つ男性も少なくありません。これは男女の脳の働きや考え方の違いが関係していると言われています。よく指摘されるのが、「男性は結論を求め、女性は共感を求める」というコミュニケーションスタイルの違いです。男性は論理的に話を進めたいと思う一方、女性の会話は感情や関係性を重視する傾向があります。
このため、まず共感を求める妻に対し、夫は「感情的な話ばかりで、何が言いたいのかわからない」「話が長くて結論が見えない」と感じてしまうのです。一方で、共感してもらえない妻は「ちゃんと話を聞いてもらえない」と不満を募らせます。このようなすれ違いが積み重なると、夫は妻との話し合い自体を避けるようになります。
面倒な問題から逃げる癖がある
そもそも人と話し合わなければならない面倒な問題からは逃げる傾向がある男性もいます。根がめんどくさがりという人だけでなく、相手を説得するのが苦手、自分の意見を押し通さなければ気が済まないという人も、話し合いで嫌な思いをしたくないので、面倒なことから逃げようとします。
こうした男性はこれまでも、面倒なことに巻き込まれそうになったら、とりあえず距離を置くという生き方をしてきたはずです。そうした習性が身に付いていると、なかなか話し合いには応じてもらえません。
夫が話し合いから逃げるのは妻が原因?
夫が話し合いに応じない理由は、夫の性格や考え方によるところも大きいのですが、妻の話し合いに向かう態度に改善の余地がある場合もあります。
夫の気持ちや意見を聞かず、自分の考えばかりを押し付けたり、感情的になって相手を責め立てたりすると、夫は会話そのものを避けたくなってしまいます。
「夫が話し合いから逃げる」という問題の解決には、夫の変化を求めるだけでなく、妻自身の話し合いでの振る舞いを振り返ることも大切です。まずは冷静に自分のパートナーへの接し方を見直してみましょう。


夫が話し合いから逃げる妻の特徴 チェックリスト
夫が話し合いから逃げる原因を作ってしまう妻には、特徴的な態度や行動パターンがあります。以下の7つの項目をチェックして、思い当たることがあれば要注意です。もしかすると、夫が話し合いを避ける理由は、妻自身の対応にも関係があるかもしれません。
夫が話し合いから逃げる妻の特徴
□ 夫の意見や気持ちをじっくり聞こうとしない
□ 相手が話している途中で、話を遮ってしまうことがある
□ 夫と意見が分かれたとき、絶対に自分の考えを曲げようとしない
□ 期待していた答えが返ってこないと、感情的になってしまう
□ 問題の解決策を事前に自分で考えることが少ない
□ 一方的に愚痴や不満をぶつけてしまうことがある
□ 同じ問題を何度も繰り返し持ち出してしまう
このチェックリストで複数該当する項目があるなら、夫婦の話し合いを改善するために、妻自身のコミュニケーションの取り方を見直すことが大切です。お互いを理解し合える関係性を築くために、まずは相手の声に耳を傾ける姿勢から始めてみましょう。
夫が話し合いから逃げる原因となる妻のNG行動
どうして夫は妻との話し合いから逃げてしまうのでしょうか。チェックリストの中から、特にNGの妻の行動や夫の心理を紹介します。


思い通りの意見でないと怒る
夫の意見をあまり聞かず、夫と意見が異なっても絶対に譲らない妻は、夫の意見が自分の期待していたものと異なると怒り出すことがあります。これは、妻が自分の意見はいつも正しいと思い込んでいるからです。少なくとも、夫より家庭のことを考えていて、家庭のことは自分が思う通りにやればうまくいくと自負しています。
こうした妻に自分の意見を言っても、途中で遮られ「そんな考えは間違っている」と一刀両断されるかもしれません。妻と意見が合わなければ、妻が不機嫌になったり怒りだしたりするのは確実で、夫は既に「妻と話し合っても意味がない」と感じ、話し合いから逃げているように見えている可能性もあります。最悪の場合、そうした妻の態度に愛情が薄れ、離婚を考えている可能性もあります。
感情的に愚痴や不満をぶつける
話し合いは互いに考えや意見を述べ合い、お互いが納得できる妥協点を見つけるためのものです。このため、感情的に愚痴や不満をぶつけ、怒ったり泣いたりしていては、話し合いになりません。しかし、自分の気持ちを知ってほしい、共感してほしいと考えがちな女性は、つい感情的に話を進めがちです。
こうした妻の態度に、論理的に話を進めたいと考えてる夫は気持ちが引いてしまいます。中には「泣いたり、怒ったりして相手をするのが面倒だ」と感じる夫もいます。このため、「妻は感情的にしか話せないから、建設的な話し合いができない」と妻との対話をあきらめているのかもしれません。
話が脱線し、本質的な問題を解決しない
話をするときに感情が先走ると、「この間もこんなことがあった」「2年前もあなたは話を聞いてくれなかった」などと過去の出来事を蒸し返して、不平や不満を夫にぶつけることがあります。しかし、それでは話し合いになりません。もし、夫が反論し始めたら、結局は不満をぶつけあうだけで終わり、話は脱線したままで終わるでしょう。
たとえ、夫が妻の不満を聞き流しても、妻がこのような態度では、本質的な問題に解決にはつながりません。最後は妻が溜まった不満を吐き出して、ストレスを解消するだけになるかもしれません。問題の解決を期待していた夫は、ただ文句を言われただけという形になり、拍子抜けするだけでなく、怒りを覚える人もいるはずです。
夫が話し合いから逃げるときの対処法
夫が話し合いから逃げるのは、妻の態度にも問題があるのかもしれません。妻がどのような態度で話し合いに臨めば、夫も応じてもらえるのか。夫も話し合いがしやすくなる対処法を紹介します。


夫の話から聞く
話し合いで相手に共感を求めがちな女性は、つい自分から気持ちや考えを話してしまいます。しかし、それでは口下手な夫や妻との話し合いをあきらめている夫は、自分から話をしようとしないでしょう。まずは、妻が夫の話をしっかり聞く姿勢を見せることが大切です。
相手の話を聞くと決めたら、決して途中で話を遮ったり、頭から否定してはいけません。そして、話を聞いたらそのまま夫の気持ちや考えとして受け止めましょう。その日は夫の話を聞くだけで終わり、続きは別の日にするくらいで構いません。妻が夫の話に耳を傾ける姿勢を見せるだけで、夫も話をしやすくなるはずです。
穏やかな雰囲気を心がける
話し合いをする場の雰囲気も重要です。離婚話のような緊張した場面ならともかく、互いの将来や生活設計を話し合うのに、とげとげしい雰囲気を作る必要はありません。夫が話しやすいよう穏やかな雰囲気になるよう心がけましょう。
夫から話を聞くときは「途中で何も言わないから、思っていることを聞かせて」と優しく語りかけてもいいでしょう。努めて明るく振る舞うことも大切です。「あなたを責めるわけではない」という気持ちが伝われば、夫も不安なく本音を口にできるでしょう。
時間や場所を変えてみる
夫が疲れて会社から帰宅した後に「今から話し合いましょう」と言っても、夫は「もう休ませてくれよ」という気持ちになります。くつろげるはずのわが家に帰ってきた途端に面倒な話をされ、うんざりする夫もいるでしょう。
そこで、夫を食事や外出に誘い、いつもとは違う場所で話を切り出してみましょう。場所や時間が変われば、夫の態度も変わるかもしれません。家で妻と二人きりだと委縮してしまうという夫もいます。開放的な場所で気分が変わることもあるでしょう。
手紙やメールで気持ちを伝える
面と向かって話をすると、どうしても感情的になってしまうという妻もいるでしょう。そうした場合は、手紙やメールで自分の気持ちを伝えてみるのもいいでしょう。夫も文章なら自分の気持ちを伝えられるかもしれません。
考えながら文章をまとめると、自分の気持ちや意見も整理でき、客観的に物事を考えられるようにもなります。文章を書きながら、ゆっくりこれまでの夫婦関係を振り返ってみてもいいでしょう。
話し合いをあきらめ、結論だけを伝える
夫がどうしても話し合いから逃げるのであれば、あきらめることも大切です。「君に任せるよ」と言うのであれば、自分で決めてしまいましょう。もちろん、後でなにか問題が生じたときは、妻に任せきりだった夫にも責任があります。
結論だけを夫に伝え、「何か意見があったら言ってください。何も言わずに、あとから文句だけは言わないでくださいね」と言い添えておけばいいでしょう。そうすれば、夫も話し合いの必要性に気付くかもしれません。もちろん、夫が話をしてきたら、しっかり夫の意見に耳を傾けることが大切です。
夫婦カウンセリングを受ける
夫が話し合いから逃げる問題が深刻な場合、夫婦カウンセリングを検討してみましょう。カウンセラーという第三者が入ることで、感情的になりがちな二人の間に冷静さをもたらすことができるはずです。
客観的な視点から夫婦関係の問題を整理し、お互いの考えや気持ちを理解するためのコミュニケーション方法を学べます。夫婦カウンセリングは一人でも、夫婦二人でも受けることが可能です。夫婦関係の専門家によるフォローで、建設的な話し合いができるようになるでしょう。




夫が話し合いから逃げるときは、自分の態度も振り返ってみよう
子どもの教育方針や家計の管理、育児の分担など、夫婦生活を送る上で避けては通れない重要な話題について、夫が話し合いから逃げてしまうと怒りを感じるものです。「こんな無責任な人とは離婚したい」と思うこともあるかもしれません。しかし、夫が話し合いを避ける原因は、妻の話し合いに臨む態度にも関係している可能性があります。
特に、感情的になって一方的に話し続ける女性を苦手と感じる男性は少なくありません。普段の夫との話し合いで、どのような態度を取っているか一度冷静に振り返ってみることが大切です。
自分の接し方を見直してみても、どう改善すべきかわからない場合や、不安や悩みを抱えている場合は、夫婦カウンセラーに相談することを検討してみましょう。夫婦関係の専門家とともに心の整理をし、建設的な解決策を見つけていくことができるはずです。