義実家が近いと抱えるストレスとは|子育てにはメリット?家に来てほしくないときの対処法は?

義実家との付き合いに悩む妻は少なくありません。特に隣近所など義実家が近いときは、子育てを考えればメリットもありますが、顔を合わす機会が増え、家に来てほしくないなどストレスを抱えることもしばしばです。実家が近いときもストレスをためずに済む対処法を紹介します。

目次

  1. 義実家が近い!ストレスがたまりそう!
  2. 義実家が近いと抱えるストレスとは
  3. アポなしでやってくる
  4. 合鍵を渡すよう求められる
  5. 夫婦間のことに口を挟む
  6. 何かと頼まれる
  7. 頻繁に呼ばれる
  8. 義実家が近いメリットはある?
  9. 街にすぐ慣れる
  10. 困ったときに助けてもらえる
  11. サポートしやすい
  12. 近所の義父母が家に来てほしくないときの対処法
  13. 今から用事があると言う
  14. 夫と子供を行かせる
  15. 夫から注意してもらう

義実家が近い!ストレスがたまりそう!

結婚生活で、義実家との付き合いには多くの妻が苦労するものですが、義実家が近いとさらに苦労が重なるものです。「孫の顔を見せて」としょっちゅう呼びつけられたり、日頃の行動をあれこれ言われたり、アポもなしに突然押しかけてきたりと、「できれば関わりたくない」と思っている人も多いでしょう。

私の家は、義実家の真隣です。普段はほとんど干渉がありませんが、夏休みなどで義妹家族がこちらに里帰りするときは、一気に付き合いが深くなります(笑)
孫が集まるのが嬉しくて仕方ない義両親のテンションが明らかに上がり、うちにもすべて行動を共にするよう要求にきます。
はっきり言って、とても迷惑です。何とか理由を作って、関わらないよう逃げたいですが、上手く行かず巻き込まれて疲れ果てます。かわいい一人娘の要求には、どんな状況下でも優先して応えたい義両親と、空気の読めない義妹、何一つ意見を述べないうちの旦那に囲まれ、また嫌な日がやってきます。勘弁して欲しい…

義実家が家の近くです。車で5分くらいです。土日の度に義母が予定を聞いてきます。孫に会えるかどうか聞きたいみたいです。旦那は「いちいち毎週予定を聞くな」と言ってくれたのですが、旦那には聞かずに私に予定を聞いてくるようになりました。なんの約束もしてないのに連絡を待ってたのにとか言われることもあり困惑してしまいます。お義母さんがこういう感じなので、前は週に何度か家に行っていましたが、嫌味を言われたり昔の考えを押し付けてお説教されたりとうんざりしていまい、今は月に1度か2度、30分程寄るくらいです。我が強いタイプなので、旦那が何をいっても聞きません。旦那は気の強いタイプではないので、強く言わないのもあるんでしょうが…。私にそういう連絡が来る度面倒に思ってしまうのですが、どうすればストレスなく付き合っていけるでしょうか。

義実家が近いと、どんなメリットやデメリットがあるのか、来てほしくないのに、すぐに家にやってくる義父母への対処法などを紹介します。

義実家が近いと抱えるストレスとは

夫の実家が近いと、妻はどのようなストレスを抱えるようになるのでしょうか。よくあるケースを紹介します。

アポなしでやってくる

近所に住んでいる義父母の行動で、妻が最もストレスに感じるのは、いきなり家にやって来ることでしょう。特に小さな子供がいるときなどは、お昼寝中や食事中にインターホンを鳴らされると、子供が機嫌を損ねて泣き出してしまうことがありますし、部屋着で化粧もしていないときなどは気まずい思いもします。

義両親は「ちょっと寄っただけ」と言いますが、妻にとっては迷惑でしかありません。だからと言って「来ないでください」とはなかなか言えず、妻はストレスがたまります。

合鍵を渡すよう求められる

義実家が近いと合鍵を渡すように求められることがあります。合鍵を渡しておけば、緊急事態のとき、役に立つかもしれませんが、そんなことは年に1度あるかどうかでしょう。それよりも、自分の留守の間に勝手に入られるのではないかと思うと、落ち着いてはいられません。妻にしてみれば、抜き打ち検査を受ける気分でしょう。

しかも、夫が「何かと便利だから」と勝手に合鍵を渡してしまうこともあり、喧嘩のタネにもなってしまいます。義父母が遠慮なく何度も合鍵を使って家に入ってくるようなら、引っ越しや離婚を考える妻もいるでしょう。

夫婦間のことに口を挟む

義実家が近いと、夫と妻の間の問題にすぐ口を挟むようになる義父母もいます。そばにいれば、夫婦間のトラブルを見聞きすることもあるでしょうし、つい忠告や注意をしたくなるのも親心でしょう。2人だけでは解決できないトラブルに助け舟を出してくれることもあります。

しかし、ささいな夫婦喧嘩にまで、口を出されると、妻はたまったものではありません。夫にだけ注意してくれるのならまだしも、夫の肩を持ち、「妻のほうが折れなさい」などと言われれば、余計なお世話でしかありません。「すぐにでも引っ越しをして、この人たちから離れたい」と考えてしまうのも当然でしょう。

何かと頼まれる

息子夫婦が近くに住んでいると、何かと頼み事をしてくる人たちもいます。しかも、頼み事をするのなら、自分の息子に頼めばいいのに、頼む相手は決まって息子の嫁です。たまに「旅行中の郵便物を整理しておいて」と言われるくらいならいいのですが、しょっちゅう「ちょっと手伝ってくれないかしら」と妻を呼びつける義父母もいます。

妻が夫に「なんとかしてほしい」と頼んでも、夫は「少しぐらいいいじゃないか」などと真剣に取り合ってくれないこともあります。こんなことが続くと、妻は不満がたまり「私は旦那の親の家政婦じゃない」と怒りを爆発させてしまうかもしれません。

頻繁に呼ばれる

勝手に家に入ったり、アポなし訪問はしない代わりに、「一緒に食事でもどう?」「孫の顔を見せて」と頻繁に家に誘う義父母もいます。性格的にも合い、気兼ねなく会える間柄なら、それほど苦にはなりませんが、苦手意識があると「あまり行きたくない」と思ってしまうものです。

あまり頻繁に接していると、互いに遠慮がなくなり、性格や考え方の違いから相手を嫌いになることもあります。「老後の面倒はお願いね」と恩着せがましく言われ、「もう義父母とは関わりたくない」と思うようになる人もいます。そして、「行きたくないのに、無理に行かされている」と感じるようになると、妻はますます義父母が嫌いになってしまうでしょう。

義実家が近いメリットはある?

夫の義父母が近いと、何かメリットはあるのでしょうか。「義実家が近いのが嫌だ」と言っても、簡単に引っ越しはできませんが、「義父母がそばにいて助かる」と考えることができれば、少しは不満も和らぐかもしれません。義実家が近いことによるメリットを紹介します。

街にすぐ慣れる

義実家が近いということは、義父母も夫も、周辺地域の地理に詳しく土地勘があるということです。妻が離れた地域の出身でも、公共機関や病院、駅、買い物先などをすぐに教えてもらえ、早く街に慣れることができます。子供が生まれた後のことを考えると、保育所や学校についての情報も教えてもらえると助かるはずです。

なじみのない地域に住むのは、不安も大きいものです。近所づきあいにしても、地域によって慣習が異なります。そう考えると、街に詳しい人がそばにいるのは、非常に心強いといえるでしょう。

困ったときに助けてもらえる

共働き夫婦の場合、子供が生まれた後、面倒を誰がみるのかというのは大きな問題です。最近は子育て支援が充実してきたといっても、子育てのために仕事を辞めなければならなくなる人は少なくありません。そうしたとき、保育園の送り迎えや夕食の準備などを義父母に頼めれば、仕事と育児を両立できます

子育てに限らず、何か困ったときに相談できる人がそばにいると、安心できます。互いに普段から助けあいができれば、義実家が近いのも悪いことではありません。

サポートしやすい

義父母から「将来、介護はお願いね」と言われ、義実家とは関わりたくないと思うようになる妻もいますが、夫には両親を介護する義務があり、妻も全く無関係というわけにはいきません。義父母の介護のために、夫か妻のどちらかが仕事を休んだり、辞めたりしなければならないこともあるでしょう。

そうしたことを考えると、義実家に近いほうが何かとサポートをしやすく、仕事や生活への影響を最小限に抑えられる可能性があります。

近所の義父母が家に来てほしくないときの対処法

義実家が近所にあるとき、最もトラブルになりやすいのは、やはり義父母が頻繁に家にやってくるケースです。アポなしでいきなりやって来たり、合鍵を使って勝手に中に入ったりされると、妻は落ち着きません。近所に住む義父母が家に来てほしくないときに、効果が期待できる対処法を紹介します。

今から用事があると言う

まず、効果が期待できるのは居留守を使ったり、「今から外出する」などと言ったりして、家の中に入れないことです。居留守も効果的ですが、家にいたことが知られてしまうと面倒なので、「今から子供と出かけます」「友人と約束があって…」などと言い、「申し訳ないので、これからは連絡をしてから、来てもらえますか」とやんわり釘を刺しておけばいいでしょう。

居留守や「これから用事が…」を何度か使えば、義父母もアポなしでやってくることは減るはずです。また、義父母が合鍵を持っている場合は「不用心だから、より安全なカギに取り替えます」と言って鍵を変えてしまいましょう。

夫と子供を行かせる

義父母がこちらにやってくる前に、夫や子供を義実家に行かせるのも良い方法です。義父母も息子や孫の顔を見れれば、満足なはず。孫が頻繁に顔を見せてくれれば、家にやってくる回数も減ることでしょう。

「いい物を持って来たわよ」と言ってやって来たり、「おすそ分けがあるから、取りに来て」などと呼びつけたりする義父母もいますが、これもお使いの練習として、子供と夫に取りに行かせるといいでしょう。きちんとお使いができる孫に、義父母も大喜びしてくれるはずです。

夫から注意してもらう

夫が妻をかばってくれる人であれば、夫から義父母に「いきなり家に来ないでほしい」と注意してもらうといいでしょう。義父母の性格にもよりますが、息子に注意されれば、ある程度の効果が期待できます。

このとき、注意したいのは「妻が困っている」などと言わないようにしてもらうことです。義父母が「息子が、妻に言わされている」と感じると話がこじれてしまう可能性があります。あくまでも、夫自身が「勝手に来てほしくないと思っている」「妻は何も言わないが、かわいそうだ」という形にしてもらうと、義父母の不満が妻に向くのを避けられるかもしれません。

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義実家が近いためストレスに悩んだら専門家に相談を

夫の実家の近くに住むと、メリットもありますが、義父母との付き合い方をめぐってトラブルになりがちです。夫とよく話し合い、2人で円満な解決策を考えることが大切です。夫があまり協力的でないときや、実家に頭が上がらないときは、夫婦問題に詳しいカウンセラーに相談してもいいでしょう。何かよいアドバイスが受けられるはずです。

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