家族に疲れた…ひとりになりたい主婦の心理とは?ひとりになれる場所10選も
毎日、家事や育児に奮闘する主婦の中には、ふと「ひとりになりたい」と考えてしまう人がいます。家族に「家事をやってもらうのは当然」という顔をされると「どこかひとりになれる場所はないか」と考えるのも当然。ひとりになりたい主婦の心理と願いをかなえる方法を紹介します。
目次
たまにはひとりになりたい|家事や育児に疲れたらどうする?
「主婦休みの日」という日があるのをご存知でしょうか。サンケイリビング新聞社が2009年から提唱している日で、もちろん、日頃家事に追われて疲れやストレスがたまりやすい家庭の主婦に休んでもらおうというのが趣旨です。1月25日、5月25日、9月25日の年3回で「年末年始・ゴールデンウイーク・夏休み直後の給料日」という主婦の声で決まったそうです。
そのサンケイリビング新聞社が2013年に実施した「主婦の自由時間についてのアンケート」によると、「たまにはひとりになりたい」と思っている主婦が93%にのぼるという結果がでたそうです。ひとりの時間の楽しみ方も、自宅でのケーキバイキングやコンサート、公園での一人お花見、バスツアーとさまざまでした。
私は疲れたり気分転換したい時は、ちょっとお値段が高いケーキを一人で食べたり、良い香りがする癒しのお店に行って、足ツボマッサージや全身マッサージをしてもらっています。かなりリフレッシュできますよ。後は髪形を変えたりするのもオススメです。
主婦ですが、仕事と家事でもう無理!と思うと都内ホテルに逃げます(笑
大学生の子供が自分も行く!と付いてくる事もありますけど・・・。
日々の生活から離れてゆっくりすると私はまた頑張ろ!と思えてしまいます。
主婦がたまにはひとりになりたいと考える心理や、そうした思いをかなえる方法を紹介します。「最近、妻が疲れているようだなあ」と感じている男性も、ぜひ参考にしてください。ひょっとすると「たまにはひとりになりたい」と考えているのかもしれません。
主婦がひとりになりたくなる心理とは?
どうして、主婦はひとりになりたいと思うようになるのでしょうか。ひとりになりたいという主婦の主な心理を4つ紹介します。
子育てや家事に疲れた
子育てと家事をしていると、1日はあっという間に過ぎてしまいます。予定を立てていても、急な来客があったり、子供がいたずらをして後片付けに追われたりと、なかなか思い通りにはいきません。子供が幼稚園や学校に通い始めると、多少余裕ができるとはいえ、お弁当作りや学校行事の準備などがありますし、夏休みもあります。
たまに休みたくても、なかなか時間は取れないし、予定を立ててもすぐにつぶれてしまいます。そんな日々を送っていると、いくら家族のためだとはいえ、疲れてしまい、「何もしたくない」「たまにはひとりになりたい」という気分になります。
子供から離れられない
わが子はかわいいもの。しかし、24時間常に一緒にいるとストレスを感じてしまうこともあります。お昼寝をしている間に、たまった家事をしようと思っていたのに、急に泣き出し、「もう邪魔をしないで!」と思わず叫びたくなってしまうこともあるでしょう。子供は何をするのか分からないので、目を離すわけにもいかず、精神的にも疲れてしまいます。
特に夫が育児を手伝ってくれず、家事や育児をすべてひとりで行っている場合は、夫への不満も募り、イライラが頂点に達します。「もう疲れたから、すべてを誰かに任せて、ひとりになりたい」と思ってしまうのも仕方がないでしょう。
夫に不満がある
夫への不満は家事や育児をしてくれないことだけではありません。話し相手になってほしいのに帰宅が遅い、休みの日も一人で遊びに出かけてしまう、義母の肩ばかりを持つなど、さまざまな不満を抱くことがあります。また、夫が浮気をしたり、ギャンブルにのめりこんだりして、裏切られた気分になることもあるでしょう。
そうした夫への不満が我慢できず、何もかも投げ出したくなることもあります。とはいえ、子供たちを放っておくわけにもいかないので、「せめて、たまにはひとりになりたい」「家事や育児のことは忘れてのんびりしたい」などと考えるのです。夫への不満が溜まると、離婚を考えてしまうこともありますから、不満やストレスは早めに解消することが大切です。
ストレスがたまっている
家事や育児というのは、なにかとストレスが溜まるものです。ほかにも近所づきあいや親類との付き合い、働いている主婦であれば、仕事先での人間関係などでストレスを感じることもあるでしょう。最近のように新型コロナのような感染症が流行すると、家族が感染しないように気を使わなければなりません。
ただでさえストレスがたまっているのに、コロナ感染防止の外出の自粛や制限で、精神的にもつらくなったという人は少なくなかったはずです。ストレスを解消するには、ひとりになることも大切。コロナの感染拡大も落ち着いてきた今こそ、ひとりで過ごす時間を作りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
ひとりになりたい主婦がすべきこと
「ひとりになりたい。その時間だけは何もしたくない」と考えたとき、どうすればいいのでしょうか。ただ、考えているだけでは、なかなか実行には移せません。ひとりになれる時間を作るために必要なことを紹介します。
ひとりになれる場所を見つける
まずは、ひとりになれる場所を具体的に探すことが必要です。家にいると、来客があったり、家の中の片づけが気になったりと、落ち着いて休めません。思い切って家を出て、のんびり過ごせる場所を探すことが必要です。
場所は一人になって落ち着ける場所であれば、公園でも近くのカフェでも構いません。カラオケやスポーツジムなど自分の好きなことを楽しめる場所でもいいでしょう。とにかく、家のことは忘れて、ひとりでのんびりできる場所、好きなことだけを考えられる場所にしましょう。
ひとりになれる時間をつくる
ひとりになる時間を積極的に作りだすことも大切です。「暇なときに時間をつくればいい」などと考えていると、いつまでたっても時間はできません。夫に子供を預ける日を決めておくとか、子供を早く寝かしつけて後は夫に任せるとか、夫にも協力を求めましょう。
夫が協力的ではないときも、夜や早朝に工夫次第で短い時間は作りだせるはずです。「たまには私にも休みをちょうだい」と迫れば、夫も協力してくれるかもしれません。
協力してくれる人を見つける
ひとりになる時間をつくるには協力してくれる人も重要です。その第一候補はもちろん夫ですが、頼りにならないので安心して子供を預けられないという人もいるでしょう。そんなときは、両親や義父母に子供を預かってもらう方法もあります。
また、協力してもらえる身内が近くにいないときは、保育サービスを利用する方法もあります。自治体によっては、育児疲れ解消のため、保育施設を無料や割引料金で利用できるクーポンを発行しているところや、子供を預かる有償ボランティアを斡旋しているところもあります。一度、住んでいる市区町村に利用できる子育て支援サービスがないか尋ねてみましょう。
ひとりになりたいときにどこで過ごす?おすすめの場所10選
主婦が「ひとりになりたい」と思ったとき、どのような場所に行くのでしょうか。ひとりになり、疲れた心を癒せそうな場所や過ごし方10選を紹介します。
ショッピングモール
子育て中の女性は、買い物もいつも子供と一緒。落ち着いて自分の好きな服を選ぶこともできません。たまには、ひとりで買い物を楽しみたいものです。大型のショッピングモールに行けば、いろいろな店舗があり、洋服やアクセサリーだけでなく、好きな本を探したり、オシャレなインテリアを探すこともできます。
映画を見たり、食事を楽しんだり、甘いスイーツを味わってみるのも、普段頑張っている自分へのご褒美です。夫や子供のことを忘れて一日楽しんでもよし、帰りに夫や子供へのお礼にお土産を選ぶ時間を作ってもいいでしょう。
スーパー銭湯
普段は、子供の世話でゆっくり入浴する時間もないのなら、スーパー銭湯でゆっくり体を休めるのもいいでしょう。最近は、大浴場やサウナ、岩盤浴、露天風呂などさまざまなお風呂が楽しめる施設があります。休憩スペースが充実している施設に行けば、1日中楽しめます。
のんびりと湯船に浸かって体を温めれば、日頃の疲れもとれストレスも解消します。身も心もさっぱりして、また頑張りましょう。
美容院
「子供が生まれてから美容院にほとんど行けない」という主婦も多いでしょう。美容院に行くことも、女性にとっては大切な気分転換の方法の一つです。カットだけでなく、ちょっと奮発してトリートメントやヘッドスパなどを頼んでみると、気分も変わるかもしれません。新しい髪型に挑戦して、気持ちを新たにしてみてもいいでしょう。
カフェ
あまり時間がとれないときは、近所にお洒落なカフェを見つけて、ひとときの休息を楽しみましょう。家でもお菓子を食べたり飲み物を飲んだりはできますが、気分を変えて落ち着いた時間を過ごすには、外出するのが一番です。短時間であれば、夫や子供が帰宅する前の午後のひと時を楽しめるはず。
非日常的な空間で好きなスイーツやドリンクなどを楽しんだら、夫や子供を迎えるために買い物を済ませて家に帰りましょう。
インターネットカフェ
ひとりになると言っても、家でゴロゴロしてビデオを見たり、漫画を読んだりするのが好きだという人は、インターネットカフェや漫画喫茶に行ってみてはどうでしょうか。最近は女性も安心して入れるお洒落なインターネットカフェなども増えています。
個室ブースを借りれば、ひとりで好きな映画を見たり、漫画を読んだりでき、疲れたら仮眠もできます。飲み物やスイーツのサービスもあるので、前から気になっていた映画や漫画をゆっくり楽しみましょう。
カラオケ
歌を歌うのが好きなら、ひとりカラオケがストレス解消には一番でしょう。最近はひとりでカラオケを楽しむ人が増えており、ひとりカラオケ専門店や専用ルームも増えています。一人でも気兼ねすることはありません。
多少、歌が苦手だという人でも、周りに人がいなければ恥ずかしくありませんし、大きな声で歌ってストレスも発散できます。普段、「カラオケはどうも苦手で」という人も、たまには挑戦してみてはどうでしょうか。
エステ
家事や育児に追われて、普段はあまりおしゃれもできないという人は、エステやネイルサロン、マッサージなど自分磨きに時間を使ってもいいでしょう。忙しさのあまり、つい肌の手入れも怠りがちです。
女性にとってはおしゃれも大事な気分転換の一つです。たまには自分磨きにお金を使い、綺麗になった自分をみてストレスを解消しましょう。
スポーツジム
体を動かして、汗を流すのが好きな人はスポーツジムに通ってもいいでしょう。出産後、育児に追われて生活リズムも乱れ、運動不足になったり、体重も少し増えていたりしているかもしれません。ひととき、家のことは忘れて体を動かせば、日頃のストレスも吹き飛ぶはずです。
最近は、さまざまなスポーツジムがあり、朝早くから夜遅くまでやっているジムや、短時間単位で気軽に利用できるジムもあります。自治体によっては、体育館やコミュニティーセンターに低料金で利用できるトレーニングマシーンを置いているところもあるので、調べてみるといいでしょう。
ドライブ
車の運転が好きな人は、ひとりでドライブをしてストレス解消を図るという方法もあります。車の中で好きな音楽を流し、お気に入りの場所に出かけてみましょう。
近くに海や山があれば、自然の風景を眺めるのもストレス解消法の一つです。緑が豊かな公園に出かけてみても、木々や野鳥の声に心が癒されます。また、子供が寝た後、夜景を見に行ってもいいでしょう。どこか景色のよいところで、ひとりで美しい眺めを楽しめば、日頃の嫌なことも忘れられるかもしれません。
ホテル
一晩、夫や両親に子供を見ていてもらえるのなら、思い切ってホテルに泊まってみてもいいでしょう。わざわざ旅行に出かけなくても、最近はおしゃれなビジネスホテルが増えています。家が観光地に近いのなら、ホテルに泊まることで地元の良さを再発見できるかもしれません。
手ごろな値段のビジネスホテルで一人の時間を楽しむのもいいですし、ちょっと奮発して観光旅館で至れり尽くせりのサービスを楽しんでもいいでしょう。非日常の体験でリフレッシュできるはずです。
「ひとりになりたい」と思い悩んでつらくなったら専門家に相談を
育児や家事の疲れで「ひとりになりたい」と思うことは、誰にでもあることです。しかし、不満やストレスをうまく発散できないと、離婚を考えるほど思い詰め、心身に不調を来たしてしまうこともあります。不満やストレスは溜めこまず。できるだけ早く発散しましょう。
どうしても気分が晴れないときは、既に相当なストレスが蓄積している可能性があります。そうしたときは、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談してみてもいいでしょう。また、気分が落ち込み、不安を感じたり、眠れなかったりするときは、精神科や心療内科などの専門医の診察を受けたほうがいいかもしれません。
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