「最近、夫に嫌われた?」と感じたことのある妻は多いのではないでしょうか。はっきり「嫌いになった」とは言われなくても、夫の態度が冷たくなったように感じることがあるものです。夫が妻を嫌いになったときのサインや、夫に嫌われたときの関係修復の方法を紹介します。
夫に嫌われても関係修復できる?
「夫に話しかけても素気ない返事しか返ってこなくなった」「自室にこもって、顔を合わなせくなった」「体に触れようとすると、さりげなくかわされる」夫の行動にこんな変化を感じてはいませんか。もしかすると、これらは夫に嫌われたサインかもしれません。
「喧嘩したわけでもないのに、嫌われる理由がわからない」という場合、夫は長い間我慢を続けてきたために愛情が冷めてしまったのかもしれません。最悪の場合、離婚を考えている可能性もあります。どうして夫に嫌われてしまうのか、夫に嫌われても関係修復できるのかをカウンセラーが説明します。
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夫に嫌われたサインとは?
妻への愛情が冷めて嫌いになってしまうと、夫の態度や行動にはしだいに変化が現れます。妻は最初、「ちょっと疲れているのかな」ぐらいにしか思わないかもしれません。しかし、疲れているのなら「最近、仕事が忙しくて」「大丈夫だよ」などと返事するはずですが、嫌われたときは「別に」などとそっけない返事しか返ってきません。
ほかにも、妻と距離を置こうとしたり、冷たい表情をしたりと夫に嫌われたときのサインはいくつかあります。主なサインを5つ紹介しますので、夫の態度に違和感を覚えたときの参考にしてください。
夫から話しかけてこない
夫に嫌われると、夫から話しかけられることが減り、夫婦の会話も減ってしまいます。妻から話しかけても、「ああ、そう」「わかった」などとそっけない答えしか返ってこなくなり、ときには聞こえないふりをされてしまいます。
一般的に、夫婦の会話時間と夫婦の仲の良さは関連していると言われ、仲が良い夫婦ほど夫婦の会話時間が長いという調査結果もあります。疲れていて機嫌が悪く、会話する気にならないという日もたまにはあるでしょうが、何日も会話がない状態が続けば、夫に嫌われた可能性があります。
出典: リコ活MEDIA
妻と目を合わせようとしない
妻への愛情が冷めてしまった夫は、妻と目をあわせようとしなくなります。妻に隠し事がある夫も、妻から視線をそらすことがありますが、その場合はどこか挙動不審で、愛想笑いをするなど何かごまかすような仕草が加わるものです。
しかし、妻を嫌いになった夫の目はどこか冷たく、視線をそらすというより、顔をそむけるといった印象を受けます。中には話しかけると、露骨に嫌な顔をする夫もいます。
妻の前では笑顔を見せず表情が固い
夫の妻への愛情が冷めると、妻に笑顔を見せることもなくなります。どこかしら表情も固く、話しかけられるのを拒絶するような雰囲気も漂わせます。夫が関心や興味をもっていた話題を振っても、以前のように笑顔で答えることはないでしょう。
疲労やストレスで気分が落ち込み、笑顔が消えたり、周囲への関心を失うこともあります。しかし、笑顔を見せないのは妻だけで、子供や両親、近所の人の前では笑顔を見せるときは、夫に嫌われた可能性が高くなります。
一人になりたがる
夫が自室にこもるようになり、妻との接触を避けるようになるのも、夫に嫌われたサインかもしれません。夫は家庭内別居をしているつもりで、今後、妻とはできるだけ顔を合わせない生活を送るつもりでいる可能性もあります。
家で一人になりたがるだけでなく、帰宅時間が遅くなったり、休みの日の外出が増えたりとすれ違いが増えるのも、妻を避けているからかもしれません。ただ、浮気をしている可能性もあるので、夫の行動には注意が必要です。
スキンシップを避ける
妻がハグしようとしたり、軽くボディタッチしたときに、夫が身をかわしたり、振り払ったりして、スキンシップを避ける仕草をしたときは、妻を拒絶している可能性があります。妻への愛情が冷めたという程度ではなく、嫌悪感さえ覚えているのかもしれません。
長くセックスレスが続くと、いまさら体に触れる気もなくなるということもありますが、妻を嫌っている場合は表情もこわばり、冷たい視線を向けることもあります。そうなると、妻に触られることがストレスになっているのかもしれません。
夫に嫌われたのかもしれないと思っても「何をどうしたらいいのかわからない」「こんなこと、誰に相談したらいいのだろうか」と悩む方は少なくありません。
夫の態度に悩んでだとき、まずはリコ活カウンセラーと一緒に心の整理をしましょう。
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夫に嫌われたときしてはいけないこと5選
自分は普通に夫と接し、不満もなく過ごしていたのに、いつの間にか夫に嫌われていたと気付くと妻は動揺します。中には、冷めてしまった夫の愛情を元に戻そうと夫に詰め寄り。かえって反発を招いてしまう妻もいます。
愛情が冷めてしまった夫との関係をさらに悪化させないよう、夫に嫌われたときに決してやってはいけないことを5つ紹介します。夫の態度を硬化させたり、修復不能な状態にまで悪化させたりしないよう慎重に行動しましょう。
話し合いを強制してはいけない
夫婦の間での話し合いは大切なことですが、それは互いに幸せな家庭を築いていこうと思っている間のことです。妻への愛情が冷め、嫌いになってしまった夫にとって、妻との話し合いは既に意味がありません。話し合いを強制しても、夫の心は離れていくばかりです。
特に話し合いを強制する女性は、自分の意見ばかりを言いがちで、夫の話を聞こうとしない傾向があります。もしかすると夫は、妻のそうした自己中心的なところが嫌になったのかもしれません。
不満を態度で示してはいけない
夫に冷たい態度を取られたり、無視されたりしたからといって、自分も不満や怒りを態度で示してはいけません。ますます2人の心の距離は離れてしまうでしょう。関係修復を望むのであれば、我慢して冷静な対応に努めましょう。
これまでにも、自分の感情を態度で示し、夫に冷たい視線を送ったり乱暴な態度をとったりしてこなかったでしょうか。もし、心当たりがあるのなら、夫はこれまでそうした妻の態度に傷ついていたのかもしれません。感情を態度で示すのは、モラハラ気質の特徴です。今までの自分の言動がモラハラではなかったか、振り返ってみてもいいでしょう。
感情的になって怒ってはいけない
夫が冷たくなったからと言って、感情的に怒ってはいけません。そうでなくても、夫の多くは、感情をあらわにして怒ったり泣いたりする女性に嫌悪感を覚えます。最初のころは、心配したり戸惑ったりしながら、気持ちを落ち着かせようとしますが、何度も繰り返されると「めんどくさい」「いい加減にしてほしい」と感じるようになります。
もしかすると、夫は感情の起伏の激しい妻に長年我慢してきたのかもしれません。そうであれば、感情的になって怒る妻に、夫はさらに嫌悪感を抱き、ますます妻を嫌いになるだけです。もう、関係修復は無理だと考えるかもしれません。
夫を他人と比べてはいけない
妻を嫌いになった夫を、知人や近所、芸能人などの夫と比較してはいけません。「どうして、あなたは他の家の旦那さんと違うのかしら」などと口に出すのはもってのほかです。仲のいい夫婦でも、こうしたことを言うと喧嘩の原因になります。ましてや不仲なときに言ってしまうと、夫婦の距離はもう戻らなくなってしまうかもしれません。
誰にでも長所と短所はあります。それなのに、他人の長所と自分の短所を比べて、あれこれ言われれば、誰でも不愉快になります。夫だって、知人や同僚の妻と自分の妻を比較して、不満を抱えているかもしれません。夫にしてみれば「お互い様だろう」という気持ちもあるはずです。
必要以上につきまとってはいけない
夫の機嫌を取ったり、会話の糸口をつかんだりしようと必要以上につきまとうのもよくありません。愛情が冷めてしまった夫にとっては、相手をするのもめんどくさく、鬱陶しいだけでしょう。夫は妻をストーカーのように感じるかもしれません。
夫と話す必要があれば、当面はごく普通に声をかけましょう。挨拶はしっかりして、時折、さりげなく感謝の気持ちを言葉で伝えれば、夫も少しは軟化してくれるかもしれません。どうしても「早く何とかしなければ」という気持ちになるものですが、焦りは禁物です。
夫に嫌われたと感じたとき、夫婦関係を修復しなければと誰しも焦ってしまいがちです。しかし、間違った対応をすると逆効果になってしまうことも…。
リコ活のカウンセラーなら、オンラインで正しい対処法をお伝えできます。まずはお気軽にご相談ください。
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【体験談】夫に嫌われたときの修復方法とは
夫に嫌われたと感じたとき、どのように関係の修復を図ればいいのでしょうか。効果が期待できる5つの方法を紹介します。夫との関係や状況に合わせて試してみてください。
夫の気持ちを聞く
まずは、夫の気持ちを素直に尋ねてみましょう。このとき、気をつけなければならないのは話し合いを無理強いしないことです。「最近、様子がおかしいけれど、何かあった? よかったら話を聞かせて」などと言って、夫の話を聞く姿勢を見せるといいでしょう。
最初は、何を言われても黙って話を聞くことに徹しましょう。妻が感情的になったり、ムキになって反論したりすると、夫は話をやめてしまいます。話を聞いた後は、誤解を解いたり、反省すべき点を謝罪するにとどめ、「関係を修復したい」という気持ちを伝えることが大切です。
自分でもされたら嫌なことを、うっかり夫にしてしまいました。当然夫は怒って文句を言ってきましたが、今回は完全に私が悪いので黙って聞いていました。
その後は夫を刺激しないようそっとしておくと、翌日には普通に話しかけてくれたので、安心しました。
自分の気持ちを手紙で伝える
夫から話を聞こうと思っても、夫が話に応じてくれないときがあります。そもそも男性は、自分の本心を話すのが苦手な人が多く、「気持ちを聞かせて」と言われても戸惑ってしまうことが多いようです。そうしたときは、手紙などの文章で気持ちを伝えましょう。
自分の気持ちを文章にすれば、ある程度、気持ちを整理できますし、相手の気持ちも考えながら言葉も選べます。ただ、相手に読んでもらえるように、恨み言や言い訳は書かずに「関係修復を図りたい」「以前のように仲良く生活したい」という気持ちを素直に伝えましょう。その気持ちが伝われば、夫も不満の理由を話してくれるかもしれません。
夫への不満や直してほしいことを伝えたいとき、言い方が悪くて嫌われることがよくあります。私はしゃべるのが苦手なので、言いにくいことは手紙やメールで伝えることにしました。
言葉を選びながら文章にすると、感情的にならずに気持ちを伝えられる気がします。夫からの返事には、今まで気付かなかった夫の素直な気持ちがつづられていて、私も自分の無神経さを反省しています。
夫への接し方を改める
これまで夫に対し、「これくらいなら許してもらえるだろう」と相手を傷つける言動をしていたり、わがままに振る舞っていたりしたという自覚があるのなら、まずは反省していることを行動で示しましょう。言葉遣いを改め、柔和に接するように心がけるだけで、夫も「妻が変わった」と感じてくれるかもしれません。
夫が何に不満を持っているのか、よく分からないときは「悪い所を直したいので、不満に思っていることを教えて」と素直に言ってみましょう。もし、夫が話してくれたら、素直に受け入れて行動を改めることを約束しましょう。夫に対しても不満はあるでしょうが、まずは自分のことが先です。
夫に嫌われているけど理由が分からないときは、心当たりをいろいろと考え、それらを1つ1つ直すように気を付けています。
続けているうちに夫も認めてくれたのか、以前のように仲の良い夫婦関係に戻ることができました。
冷却期間を置く
夫に嫌われたと感じたら、少し冷却期間を置きましょう。冷却期間といっても、夫と距離をとったり、妻もそっけない態度を取るわけではありません。夫に対して不満があっても決して感情的にならず、受け流すのです。妻としての役目はしっかり果たし、挨拶や必要最低限の会話はおろそかにしません。
そうして、努めて冷静さを保てば、これまでの夫婦のあり方も客観的に振り返ることができるはずです。その間、夫も冷静になり、関係修復のための糸口が見つかるかもしれません。
私が愚痴ばかり言うことに夫が我慢できなくなって「会話するのが嫌」と言われてしまいました。無理に詰め寄るとますます嫌われると思って、しばらく最低限の会話のみで距離を置きました。
数日たってから「コーヒーでも飲む?」といった当たり障りない会話からはじめると、夫もいつも通り話してくれて夫婦仲を修復することができました。
カウンセラーに相談する
夫に嫌われたとき、妻一人でなんとかしようとしても、夫が心を開いてくれず、どう対応すればいいのかわからなくなることがあります。妻なりに頑張ってみても、空回りするばかりで、夫に相手にされないということもあるでしょう。そんなときは1人で抱え込まずに、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談してみましょう。
自分の気持ちを他人に話すことで、現在の状況を整理できますし、今まで気付かなかった点に気付くこともあります。不満や悩みを聞いてもらえれば、ストレスも解消するでしょう。すぐに解決策は見つからないかもしれませんが、解決に向けて一歩踏み出そうという気持ちになれるはずです。
夫に嫌われているのではと不安で、私1人でカウセリングを受けてみました。話を聞いてもらっているうちに、自分の普段の言動を客観視でき、改善すべきポイントが分かったので、受けてみてよかったと思います。
リコ活のカウンセリングでは、ご相談者様の気持ちに寄り添うことを第一に、夫の性格や夫婦の事情に合う解決法を一緒に考えます。夫婦関係の修復方法について悩んでいる方は、夫婦関係の修復が得意なリコ活カウンセラーにご相談ください。
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夫に嫌われたときに修復はどのくらい時間がかかる?
夫に嫌われたとき、「夫の機嫌が良くなれば元の関係に戻れるだろう」「あやまれば許してもらえるだろう」などと甘く考えてはいけません。もちろん、妻が真摯に謝罪することで許してもらえることもあります。しかし、それはたまたまうまくいっただけで、次に同じことがあっても、すぐに許してもらえるとはかぎりません。
妻を嫌いになった夫はおそらく、長い間抱えてきた妻への不満やすれ違いに我慢ができなくなったのでしょう。もし、その不満が5年かけて蓄積したのであれば、その解消には5年かかると思っていたほうがいいでしょう。妻が修復を望むのなら、マイナスから愛情を積み上げていくしかないのです。
一度壊れかけた夫婦関係の修復にどれくらいの時間がかかるかは、互いの関係や事情によってさまざまです。しかし、そう簡単なものではなく、時間もかかると覚悟しておいたほうがいいでしょう。
カウンセリングを受けることで、現状の問題点に気づいて、夫婦関係を修復できるケースがあります。夫に嫌われたと感じたときは、リコ活のカウンセラーにオンラインでご相談ください。
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夫に嫌われたときの関係修復は長期戦を覚悟
互いに悪口を言い合う夫婦喧嘩もありますが、そうした感情をぶつけ合う喧嘩は、意外と早く仲直りしたりするものです。しかし、夫の態度が急に変わった場合は、それまでの長い間の不満やストレスが限界に達した可能性があります。そうしたとき、関係修復には一定の期間がかかるとの覚悟が必要です。
いずれにせよ、夫に嫌われたときに関係修復を図るには、まずは自分の素直な気持ちを伝えることが大切です。カウンセラーの力も借りながら誠実に夫と向き合いましょう。
リコ活のカウンセラーは、ご相談者様のメンタルのサポートも得意としています。「夫に嫌われたかもなんて話を相談してもいいのだろうか」と心配する必要はありません。どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。
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