夫婦仲が冷え切っているのに仮面夫婦を続けている妻の中には「夫の本音を知りたい」「いつまで続けるつもりなのか」と悩む人もいます。離婚すべきか、関係修復を目指すべきか、判断に迷うこともあるでしょう。仮面夫婦を続ける夫の本音や気持ちを知る方法、関係修復のポイント、離婚を選ぶべきタイミングなどを詳しく解説します。
この記事でわかること
・仮面夫婦を続ける夫の本音と心理
・夫の気持ちを知るための具体的な方法
・仮面夫婦から関係を修復する方法と離婚を選ぶべきタイミング
遠藤 裕子
これまで2,000人以上の相談実績を持つ離婚カウンセラー。過去に年間1,600件の調査を担う探偵事務所にいた経験から、多角的な現状分析、効果的な問題解決方法の提案に定評がある。
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自身でも夫の浮気を経験し、夫婦関係を修復したことから、夫婦問題の解決まできめ細かいサポートに注力している。
【保有資格】
- 日本家族問題相談連盟 離婚カウンセラー
- NLPマスタープラクティショナー
- LABプロファイルプラクティショナー
- ホームカウンセラー

仮面夫婦とは?定義と特徴
仮面夫婦とは
仮面夫婦とは、夫婦関係が冷え切っているにもかかわらず、世間体や経済的理由、子供のためなどの事情から、表面上は夫婦として生活を続けている状態を指します。互いに愛情はなく、会話も必要最低限しかありませんが、離婚という選択をせずに同居を続けているのが特徴です。
仮面夫婦の主な特徴
仮面夫婦には、以下のような特徴が見られます。
- 会話がほとんどない:日常的な会話が極端に少なく、必要な連絡事項のみをやり取りする程度です。世間話や感情を共有することはほとんどありません。
- 寝室が別々:多くの仮面夫婦は寝室を別にしています。夫婦としての親密さがなくなり、互いのプライベート空間を重視するようになります。
- 休日も別行動:一緒に過ごす時間を避け、それぞれが別々に行動します。家族としての共同活動や外出もほとんどありません。
- 外では普通の夫婦を演じる:親戚や友人、職場の人の前では、仲の良い夫婦を演じることがあります。これが「仮面」と呼ばれる理由です。
- 互いに無関心:相手の仕事や趣味、交友関係に関心を示さず、干渉もしません。良く言えば「自由」ですが、実際には互いへの愛情や興味が失われた状態です。
こうした状態が長く続くと、「このまま仮面夫婦を続けるのか」「相手は何を考えているのか」と悩むようになる人も少なくありません。
仮面夫婦を続ける夫の本音とは
夫婦関係が悪化して離婚してもおかしくないのに、さまざまな事情から仮面夫婦を続けている人たちがいます。しかし「仮面夫婦を続けるのがしんどい」「老後をどう過ごすのか、夫の気持がわからない」などと悩む妻もいて、仮面夫婦を続けるにしても、仮面夫婦に特徴的な苦悩もあるようです。

仮面夫婦に疲れてしまいました。
仮面夫婦になってしまったのは去年の夏頃からです。
結婚して15年。色々ありましたが乗り越えてきました。でも夫が限界になってしまったようでそれから冷たい態度です。
昨年秋には新居に引っ越し、夫の書斎を作ったので家にいるほとんどの時間をそこで探しています。
今日まで何度も話し合いましたがその時だけで時間がたつと元通りになってしまいもう話し合いをする気力がありません。
こうなってしまった一番の原因は、家計は私が管理していますがその管理がずさんだったこと。また何に使ったのか分からないということは言えないことなの?→私の浮気を疑っている。信用できないということです。
離婚はしたくないというので仮面夫婦として一緒にいますが、私にはまだ夫への気持ちがあるので時々辛くなってしまいます。
夫も気持ちはあると言ってくれていますが、それも本心なのかはわかりません。
引用元: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11275243311
子供のいない夫婦で仮面夫婦状態です。
結婚して5年になります。
ここ半年とくに長い会話もなく休日も別行動しています。
寝室も別です。お互い愛情もないように思えます。
人間性が嫌いになったわけではないので一緒にいる事は苦痛ではありませんが、私は仕事後まっすぐ帰宅し夕飯を作らねばなりませんし
掃除したりお風呂洗ったり。(家事の分担がないので)負担だけはあります。
メリットないのはいいとして、デメリットだけあるので、いっその事離婚してもいいかなと思います。ですが苗字がかわれば会社に報告したり親も泣くだろうし(すでに姉妹が離婚してまして)面倒が多いです。
人生失敗しましたと諦めるには早い気もします。ただ離婚するには決定打に欠け、一緒にいるには家事が面倒だし暮らしが楽しくありません。
夫はどう感じているのでしょうか。
改善したいわけではないので本人に聞くのは面倒です。
仮面夫婦を続ける夫はどのようなことを考えているのでしょうか。仮面夫婦を続ける夫の本音や気持ちを紹介します
離婚すると世間体が悪い
仮面夫婦を続ける理由として多いのは、「離婚すると世間体が悪い」でしょう。離婚すると、会社や友人、知人に説明しなければなりません。結婚を喜んでくれた家族や同僚、友人に申し訳なさを感じる人もいるでしょう。離婚したことで、周囲の見る目が変わるのではないか、と不安になる人もいます。
また、夫婦関係が壊れた理由によっても「世間体が悪い」と感じることがあります。浮気が原因だった場合、「浮気をしたらしい」「浮気をされた」などと陰で言われたくないと考えるのは当然ですし、理由を明らかにしないことで、あれこれ詮索されるのも嫌なものです。
離婚する労力がもったいない
離婚するには、労力がかかるものです。結婚後に築いた財産を平等に分けなくてはなりませんし、子供がいれば、どちらが子供も引き取り、養育費をいくら支払うかの協議も必要です。そのうえ、引っ越しが必要な場合もあり、新たな生活を始めるにあたって、役所や会社に届け出をしなければならないこともあります。
離婚が決まる前にも、条件をめぐって話し合いが難航することもあり、親が話し合いに口を挟んできてこじれてしまうケースがあります。仕事や育児に忙しい時期は、こうした煩わしい話し合いや手続きに、なかなか時間を割けません。しんどいことに時間を取られるくらいなら、当面は仮面夫婦でいようと考える人もいます。
離婚すると生活水準が下がりそう
離婚すると、2人で行っていた家事を1人でしなければならなくなります。共働き夫婦の場合は1カ月の総収入も減ってしまいますし、2人の生活が1人になったからといって、生活費が半分になるわけではありません。多くの場合、離婚すると生活水準が下がってしまうようです。
このため「家から出たくない」「今の暮らしを続けたい」「家事をしてくれる人がいてほしい」などといった理由で、仮面夫婦を選択する人もいます。互いに愛情はなくても、きっちり生活のルールを決めていれば、同居人として最低限の協力をしながら生活は続けられます。
互いに干渉せず気ままで楽
仮面夫婦の生活について、「互いに干渉せず、気ままで楽」と感じる人がいます。こうした人は1人でいることを楽しむ傾向があり、他人と話す機会が少なくても苦になりません。妻や夫のおしゃべりに付き合わなくて済むので、自分の好きなように時間を過ごせます。
「一緒に生活しているのに、互いに無関心を装う生活がしんどい」と感じることもないので、相手が「離婚したい」と言い出さない限り、夫婦生活を解消しようとは思わないでしょう。
子供のために離婚は避けたい
離婚の大きな支障となるのは、大抵の場合、子供の養育です。どちらが子供を引き取るのか、養育費はいくらにするのか、といった問題はもちろん、離婚することが子供にとって幸せなのか、という悩みもあります。また、夫婦双方が「子供とは離れたくない」「子供の前では仲の良い両親でいたい」と考えることもあります。
こうした場合、夫婦としての関係は終わったけれど、子供のために同居するという選択を望む人もいます。この場合は、子供が独立した後に離婚することも多く、老後の生活をしっかり考えておく必要があります。
いつまで続ける気?夫の気持ちを知るには
始めた理由はどうであれ、老後2人きりの生活になっても仮面夫婦でいるということはあまり考えられません。特に夫に生活費の多くを頼っている妻は、結婚生活を解消した後の生活について考えておく必要があります。このため、いつまで仮面夫婦を続けるつもりなのか、夫の本音を知りたいと思っている妻は多いでしょう。
夫の本音や気持ちを探り、聞き出すための方法を紹介します。

仮面夫婦を続けていくためのルールを決める
仮面夫婦を続けるためのルールづくりを通じて、夫の本音や気持ちを探る方法があります。仮面夫婦を続けていくには、できるだけ相手に関わらずに生活するためのルールづくりが必要です。生活費の負担や家事の分担などをあらかじめ決めておかなければ、その都度、もめてしまいます。
こうしたルールを決めたり、見直したりする場合に、結婚生活を解消したくなった場合の取り決めについても話し合っておくと、ある程度、夫の考えもわかります。しばらく仮面夫婦を続けたいと思っているときは、あまり細かなルールも決めようとはしないものです。
将来について話し合う
もし、可能なら、夫にこれからの生活や将来について話し合いをもちかけてみましょう。とりあえず、このまま仮面夫婦生活を続けたいと思っているのなら、「めんどくさい」などと言って応じないことが多く、夫なりに考えがあるのなら、話し合いに応じてくれる可能性があります。
夫が離婚と関係修復のどちらを考えているのかはわかりませんが、話し合いの中で夫が本音を明かしてくれるかもしれません。たとえ、本音を全て話してくれなくても、どのようなことを考えているのかは、ある程度理解できるでしょう。
第三者を交えて話し合う
どうしても夫の本音を知りたいときは第三者を交えて話し合いをするのも一つの方法です。信用できる知人や友人を交えて話し合いをすれば、夫も自分の考えや本音を話してくれるかもしれません。ただし、間に入ってもらう人は中立的な立場であることが大切です。親やどちらかの友人は、一方に肩入れしてしまう可能性があるので避けましょう。
また、中立的な立場の知人がいないときや、他人に夫婦の事情を知られたくないという場合は、夫婦関係に詳しいカウンセラーを交えて話をするといいでしょう。カウンセラーであれば、守秘義務があるので安心して話ができますし、2人の話を整理してくれるはずです。
仮面夫婦から離婚を選ぶべきタイミング
仮面夫婦の状態を続けることが必ずしも悪いわけではありませんが、以下のような状況になった場合は、離婚を真剣に検討すべきタイミングかもしれません。

子供が独立した
子供のために仮面夫婦を続けていた場合、子供が独立したタイミングは離婚を考える大きな節目です。子供への影響を心配する必要がなくなり、自分自身の人生を優先できるようになります。老後を仮面夫婦のまま過ごすことに疑問を感じたら、離婚について話し合う時期でしょう。
精神的・身体的に限界を感じる
仮面夫婦の生活が精神的な負担となり、ストレスで体調を崩すようになった場合は要注意です。不眠、食欲不振、抑うつ状態などが続くようであれば、無理に結婚生活を続けるよりも、離婚して新しい生活を始めた方が健康的な場合もあります。
相手に新しいパートナーができた
仮面夫婦であっても法律上は婚姻関係にあるため、相手に新しいパートナーができた場合は不貞行為に該当します。こうした状況になった場合は、離婚を前提とした話し合いが必要になるでしょう。慰謝料請求も視野に入れて、弁護士に相談することをおすすめします。
経済的に自立できる見通しが立った
経済的理由で仮面夫婦を続けていた場合、自分自身で生活できる収入が得られるようになったタイミングは、離婚を検討する好機です。離婚後の生活設計がある程度見えてきたら、具体的な準備を始めましょう。
関係修復の見込みがまったくない
話し合いを試みても相手が全く応じない、関係改善の意思が見られない場合は、これ以上仮面夫婦を続けても状況は変わらない可能性が高いでしょう。互いの人生の時間を無駄にしないためにも、離婚という選択肢を真剣に考える必要があります。
離婚を決断する前には、弁護士やカウンセラーなどの専門家に相談し、財産分与や年金分割、離婚後の生活設計について十分に準備することが大切です。
子供への影響は?仮面夫婦が子供に与える心理的影響
「子供のために離婚しない」という選択をする夫婦は多いですが、仮面夫婦の状態が子供に与える影響についても理解しておく必要があります。

家庭内の緊張を敏感に察知する
子供は親が思っている以上に、家庭内の雰囲気を敏感に感じ取ります。両親の会話がない、一緒にいても笑顔がない、互いに無関心といった状態は、子供にとって居心地の悪い環境です。表面上は喧嘩をしていなくても、冷たい空気や緊張感は子供の心に影響を与えます。
健全な夫婦関係のモデルを学べない
子供は親の関係を見て、将来の人間関係や夫婦関係のモデルを学びます。仮面夫婦の姿を見て育つことで、「夫婦とはこういうものだ」と認識してしまい、将来自分が結婚する際にも、コミュニケーションの取り方や愛情表現の仕方がわからなくなる可能性があります。
自己肯定感の低下
両親が不仲であることを、子供は自分のせいだと感じることがあります。「自分がいるから両親は我慢しているのではないか」「自分がもっと良い子だったら両親は仲良くなれるのではないか」と考え、自己肯定感が低くなってしまうケースもあります。
心理的ストレスと行動への影響
仮面夫婦の家庭で育つ子供は、以下のような心理的ストレスや行動の変化が見られることがあります。
- 学校での集中力低下や成績不振
- 友人関係のトラブルが増える
- 感情を表に出さなくなる
- 過度に良い子を演じようとする
- 反抗的な態度や問題行動が増える
離婚と仮面夫婦、どちらが子供のため?
「子供のために離婚しない」という選択が必ずしも正しいとは限りません。仮面夫婦の冷え切った雰囲気の中で育つことと、離婚して親が笑顔で暮らす姿を見ることのどちらが子供にとって良いかは、ケースバイケースです。
重要なのは、仮面夫婦を続ける場合も、離婚を選ぶ場合も、子供の気持ちに寄り添い、愛情を注ぎ続けることです。どちらの選択をするにしても、子供にとって安心できる環境を整え、「あなたは大切な存在だ」というメッセージを伝え続けることが何よりも大切です。
子供への影響が心配な場合は、児童心理に詳しいカウンセラーや専門家に相談することをおすすめします。

仮面夫婦から抜け出し関係を修復する方法
仮面夫婦の状態から抜け出し、夫婦関係を修復したいと思ったとき、どのように対処すればいいのでしょうか。互いの関係を少しずつ改善し、修復を目指すために効果が期待できる方法を紹介します。

相手の良い所を探す
夫婦仲が悪くなると、互いの悪い面ばかりを見がちです。「きっと、こうしてくれるはず」「言わなくてもわかってくれるはず」といった勝手な甘えから、相手に不満を抱くようになることもあります。夫との関係を改善したいのなら、そうした部分から考えを改め、相手の良いところを探しましょう。
相手の良いところを探し、相手の行動を好意的に見るようにすれば、多少の失敗があっても許そうという気持ちになり、不満を抱くことも減るはずです。そうして、夫に優しく接することができるようになれば、相手の態度も変わってくるかもしれません。
感謝の気持ちを持つ
仲の良い夫婦は、互いに敬意を払い、感謝の気持ちを持っているものです。「相手がいるから、今の自分がある」と思っているので、多少の考えの違いや行き違いはあまり気にしません。相手の意見を尊重して、よりよい解決法を見つけようとします。
夫との関係を修復したいのなら、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるところから始めてみましょう。自分が感謝されていると気付けば、相手も悪い気はしないはずです。夫も「ありがとう」と言ってくれるようになれば、それは関係修復の第一歩かもしれません。
素直にやり直したいと伝える
相手の良い所を見るようにして、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えれば、夫の態度も少し変わってくる可能性があります。少しづつ、日常会話を交わすようになるかもしれません。夫と本音で話し合いができそうだと思ったら、思い切って「やり直したい」と素直に気持ちを伝えてみましょう。
夫からどのような答えが返ってくるかはわかりませんが、素直に「やり直したい」という気持ちを伝えられれば、夫もその気持ちを受けて、今後の2人の関係について考えてくれるはずです。「妻は変わった」と思ってもらえれば、関係修復も不可能ではないでしょう。
夫婦カウンセリングを受ける
仮面夫婦の状態から関係を修復したいと思っても、2人だけでは何から始めればいいかわからない、話し合いがうまくいかないということもあります。そのようなときは、夫婦関係の専門家である夫婦カウンセラーに相談することをおすすめします。
カウンセラーは夫婦双方の話を公平に聞き、中立的な立場からアドバイスをします。コミュニケーションのズレや誤解を整理し、関係修復のための具体的な方法を提案してくれます。守秘義務があるため安心して相談でき、関係修復を望む夫婦にとって効果的な第一歩となるでしょう。
夫婦カウンセラー遠藤 裕子仮面夫婦と言っても夫婦の状態は様々です。専門家は現状に至った背景と経緯、継続するメリットや事情など、それぞれに話を聴き、夫婦間にある潜在的な問題を見つけます。また、コミュニケーションのズレを修正する事も出来ます。中立的な第三者が介在する事で相談者も安心し、本音を口にしやすくなりますので、効率よく話し合う事が出来ますし、関係修復への糸口が見つかるケースも多いです。このままでは…と思った方は是非ご相談下さい。




【Q&A】仮面夫婦についてよくある質問
Q.仮面夫婦は何年くらい続くものですか?
仮面夫婦の期間は夫婦によって大きく異なります。子供が独立するまでの10年以上続けるケースもあれば、数年で離婚や関係修復に至るケースもあります。期間の長さよりも、互いにとって納得できる選択をすることが重要です。
Q.仮面夫婦でも浮気は不貞行為になりますか?
はい、仮面夫婦であっても法律上は婚姻関係にあるため、浮気は不貞行為に該当します。離婚の際に慰謝料請求の対象となる可能性があります。もし相手に新しいパートナーができた場合は、証拠を保全し、弁護士に相談することをおすすめします。


Q.仮面夫婦の生活費は誰が負担すべきですか?
法律上、夫婦には婚姻費用の分担義務があるため、収入に応じて双方が生活費を負担する必要があります。仮面夫婦であっても、この義務は変わりません。トラブルを避けるため、生活費の分担ルールを明確に決めておくことが大切です。
Q.仮面夫婦の状態で別居することはできますか?
はい、仮面夫婦の状態でも別居することは可能です。別居することで互いに距離を置き、冷静に今後について考える時間が持てます。ただし、別居期間が長引くと離婚理由として認められることもあるため、将来の方向性を考えながら判断しましょう。


Q.仮面夫婦を続けることで年金に影響はありますか?
仮面夫婦を続けている間は婚姻関係が継続しているため、年金には影響ありません。離婚した場合は年金分割の対象となり、婚姻期間中の厚生年金記録を分割できます。老後の生活設計を考える上で、年金分割制度について理解しておくことが重要です。
仮面夫婦を続ける夫の本音を知りたいと思ったら、専門家に相談を
夫婦の愛情が失われ、一度は仮面夫婦を選択しても、生活を続けていくうちに気持ちは変化していくものです。やはり離婚したほうがいいと思うことがありますし、関係を修復したいと思うこともあります。相手はどう考えているのか、気になることもあるでしょう。
仮面夫婦を続ける夫の本音を知りたいと思ったら、話し合いができる関係や環境をつくり、素直に自分の気持ちを伝える必要があります。話し合いが難しいときは、夫婦関係に詳しいカウンセラーに相談してみましょう。きっと2人にとって役に立つアドバイスが受けられるはずです。

