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      モラハラ夫の定番セリフ・発言例|離婚が認められた具体な事例も

      2025 10/03
      モラハラ・DV
      2022年12月20日2025年10月3日
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      「俺と同じだけ稼いでこい」「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ」――こうした言葉を夫から繰り返し浴びせられていませんか?モラハラ夫には共通する定番セリフがあり、それらは妻の人格を否定し、精神的に追い詰める言葉ばかりです。この記事では、モラハラ夫の典型的な発言例と対処法、離婚が認められた実例まで詳しく解説します。

      この記事でわかること
      ・モラハラ夫が日常的に使う15の定番セリフ
      ・モラハラと判断される言動の基準と、離婚が認められた裁判例
      ・モラハラ夫への効果的な対処法と、専門家への相談方法

      本記事の監修者

      弁護士法人 丸の内ソレイユ法律事務所(東京弁護士会所属)
      2009年の事務所開設以来、女性側の離婚・男女問題の解決に注力しています。年間700件以上、累計5000件以上の相談実績があり、多様な離婚のノウハウを蓄積。

      詳しく見る

      経験豊富な男女20名の弁護士が所属し、新聞・テレビ・雑誌・Webなど多くのメディアからの取材も受けています。

      目次

      モラハラの定義とは?

      最近、夫婦間の問題としてクローズアップされるようになったのが「モラハラ」です。モラハラとは、「倫理・道徳(モラル)に反した嫌がらせ(ハラスメント)」という意味で、肉体的な暴力などではなく、暴言や嫌味、無視といった陰湿な嫌がらせで人を精神的に追い詰めることを指します。

      具体的にどのような行為や発言がモラハラにあたるのか、具体例を挙げていきましょう。

      暴言などで人格を否定すること

      自分より立場が下の相手に対して「お前は役立たずだ」「ダメな奴だ」などと暴言を吐き、相手の人格を否定するような行為はモラハラです。こうした人は、相手をおとしめることで優越感を覚えます。

      わざと他人の前で「自分がいないと何もできない」と発言して、上下関係を誇示することもあります。

      学歴や職業で見下すこと

      モラハラ傾向がある人は学歴や職業で人を判断し、自分より学歴が低い人や規模の小さな会社に勤めている人などを攻撃します。夫婦間であれば「大学を出ていないくせに」「たかがパートの分際で」などと発言し、学歴や職業によって妻を否定します。

      「専業主婦のくせに」「金を稼げないなら黙っていろ」などという専業主婦の妻への暴言も典型的なモラハラです。

      家事や育児を軽視し、否定すること

      妻を見下す夫は、家事や育児を軽視し、苦労を全否定します。育児や家事のような楽な仕事に自分が関わる必要はないと考え、妻のことを子育てや家事くらいしかできない女と軽視しています。

      このため、妻が協力を求めたり不満を漏らしたりすると「家で家事しかしていない」「子育てしか能が無いくせに」などと罵倒しますが、間違いなくモラハラ発言です。

      機嫌を損ねると物に当たること

      モラハラの傾向がある人は、自分の思い通りにいかないと機嫌を損ねます。八つ当たりして、物を投げつけたり、テーブルを叩くなどして大きな音を立てたりすることも、相手を威圧するための間接的な暴力と見なされます。

      モラハラにあたるのはもちろん、程度によってはDVとして刑事事件になる可能性もあります。

      話しかけても無視すること

      暴言や高圧的な態度をとることだけが、モラハラではありません。妻が話しかけても返事をしない、自分からは一切話しかけないという態度もモラハラになります。無言の嫌がらせという意味で「サイレントモラハラ」とも呼ばれます。

      暴力とは違って周囲からは分かりにくいモラハラですが、被害者は精神的に大きなダメージを受けることがあります。

      自分の考えや価値観を押し付けること

      モラハラ夫は、自分が絶対に正しいと信じていて、自分の非は絶対に認めようとしません。妻と考え方が異なると、「お前の考えは間違っている」「何もわからないくせに」などと妻の考えを否定し、自分の考えや価値観を押し付けます。

      それでいて、失敗すると「お前が余計なことを言ったせいだ」「素直に俺の言うことに従わないからだ」などの発言で責任を転嫁するのもモラハラ夫の特徴です。

      妻を束縛し、管理しようとすること

      モラハラ夫の中には妻を束縛し、常に管理しようとするタイプもいます。こういう夫は、実は妻に依存していて、妻がいなくなると不安になります。だからこそ、妻を支配下に置こうとするのです。

      他人と電話で話をしていると、相手が誰か執拗に尋ねたり、外出先からも定時連絡させるなどして、妻が自由に行動するのを許さないのもモラハラです。エスカレートすると、スマホを取り上げたり、外出を許さなかったりするケースもあります。

      モラハラ夫の定番セリフ15選

      モラハラ夫にはよく口にする定番のセリフがあります。暴言だけでなく、こうしたセリフを口にすると要注意。夫がモラハラ気質ではないかと感じたら、口癖やときどき口にする言葉をチェックしてみましょう。

      女性に何かを訴える男性、頭を抱える女性

      俺と同じだけ稼いでこい

      自分は妻より収入が多いので、自分のほうが立場が上だという意識が現れた言葉です。または、自分がどれだけ大変な思いをして働いているのかをアピールしていることもあります。そこに妻が支えてくれているという感謝の念はありません。

      妻が大変な浪費家で、収入以上に出費してしまうというのなら別ですが、単に虫の居所が悪く、妻に暴言を吐いて鬱憤を晴らしているのであればモラハラです。

      俺の稼いだ金を勝手に使うな

      これも自分に収入があることを理由に、妻より自分の立場のほうが立場が上だと主張しています。「自分が稼いだ金の使い道は自分で決める」と考え、ぎりぎりの生活費分だけ妻に渡して「これでやりくりしろ」と命令することもあります。

      そして、お金が必要になったら、妻に頭を下げさせ、「生活費のやりくりもできないのか」と罵倒して妻を支配しようとします。

      誰のおかげで飯が食えると思っているんだ

      「お前は俺無しでは生きていけない」という意味で、妻を自分に依存させようとしています。妻を自分に依存させて思い通りにしたいという気持ちと、妻をそばに置いておきたいという気持ちの両方があります。

      疲れて帰ってきたのにこんな飯しか出せないのか

      自分は仕事をしてきて、大変な思いをしている、苦労をしているというアピールのために口にする言葉です。おそらく嫌なことがあり、不満を妻にぶつけてスッキリしようと思っているのでしょう。

      母親や他人の料理と比較して、「お前は料理すらできないのか」と引け目を感じさせようともしています。また、家事は自分がすることではない、妻がやるのが当たり前だという意識もあります。

      とっとと家から出ていけ

      住宅ローンを夫の収入から支払っている場合や所有者が夫名義になっている場合、「ここは俺の家だ」「住まわせてもらって感謝しろ」などと言うこともあります。

      もちろん、妻が出ていく必要なないのですが、妻に対して「夫の機嫌を損ねたら、家を追い出されてしまう」と思い込ませようとしています。

      主婦は暇で気楽だな

      主婦をバカにした言葉を吐くのもモラハラの特徴です。「どうせ、ずっと家にいるだけなんだから」「お前には仕事の大変さがわからないだろう」などと言い、主婦の仕事には価値がない、仕事をしている自分のほうが価値のある人間だと思っています。

      こういう人は、卒業した大学や就職先などでも、人の価値を判断する傾向があります。

      社会的に価値のない人間のくせに

      社会的地位や収入で人を判断する傾向にある夫は、このような言葉で専業やパートの主婦を軽視することがあります。

      モラハラ夫は、相手を徹底して貶めることで、相対的に自分が偉い、優秀な人間だとアピールします。これによって「自分は価値のない人間だ」と思い込まされた妻は、夫の顔色をうかがいながら生活するようになってしまいます。

      掃除くらいまともにやってくれ

      モラハラ夫は「自分は外で大変な思いをしている」という気持ちが強く、妻は家で楽をしていると考えがちです。実際は、妻も忙しくて家事に十分手が回らないことがあるのですが、そんなことには頭が回りません。

      少しでも片付いていない個所を見つけると「掃除もできないのか」「何もできないんだな」などと妻を責めます。これも、家事を軽視する意識の現れです。

      子供の面倒くらいしっかり見ろ

      モラハラ夫は、家事だけでなく育児も妻の役割だと考え、全てを押し付けます。小さな子供がぐずったり、駄々をこねたりすると「うるさい、黙らせろ」などと妻に怒鳴る夫もモラハラの傾向があります。

      たいした仕事をしているわけじゃないだろ

      モラハラ夫は、家事や短時間のパートを価値のある仕事だとは認めません。毎日、職場に出かけて長時間働く自分に価値があると思っています。

      このため、すぐに自分と妻の仕事を比較して、「価値のない仕事をしているくせに生意気なことを言うな」と妻を小ばかにします。

      お前の親のようにはなりたくない

      モラハラ夫は妻の人格を否定するだけでなく、妻の親族や友人までも否定することがあります。「類は友を呼ぶというが、お前の周りはつまらない人間ばかりだな」などとも言い、価値のない妻の周りには価値のない人しかいないと、妻と関わる人たちをまとめて侮辱します。

      これも妻の人格を批判して、優越感に浸るモラハラの一種です。

      俺をイラつかせるな

      モラハラ夫は、妻が思い通りの行動をしないと不機嫌になります。そして「どうして、俺の言う通りにしないのだ」と怒鳴ります。イラつきの原因は、自分の独占欲や支配欲にあるのに、それを妻のせいにするのです。

      自分が不機嫌になるのも「妻のせいだ」と妻を精神的に追い込むことで、妻を自分の思いのままにしようとしています。

      お前のせいでこんなことになった

      モラハラ夫は、自分の意見が常に正しいと主張し、自分の非を認めません。妻と意見が異なったときは「俺の言うことを聞いておけば間違いない」と決して譲りません。

      ところが後から間違っていたことに気づくと、一転して「お前が余計な口を挟んだからだ」「最初から俺のいうことを聞かなかったからだ」などと妻のせいにします。

      モラハラ夫はどうしても、妻より優秀な存在でありたいのです。

      よくそんな恥ずかしい恰好ができるな

      妻の服装やメイクなどについて、嫌味を言うのもモラハラの一つです。妻が自分の好みに合う姿をしていないと、不機嫌になり、嫌がらせをするのです。

      これも、妻を自分の思い通りにしたいという意識によるものです。

      お母さんのような人間にはなるなよ

      妻をおとしめるために、子供にまで妻の悪口を吹き込むことがあります。「お母さんはダメな人間だから」などと言われて、信じ込んでしまった子供は、母親を「かわいそうな人」「役に立たない人」と思い込んでしまいます。

      こうして子供まで、母親にモラハラ的な暴言を吐くようになることもあります。

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      モラハラにあたる言葉の具体例は?離婚原因として認められる?

      モラハラは言葉や態度による嫌がらせです。しかし、夫婦喧嘩のときに売り言葉に買い言葉で「出ていけ」と言ってしまうこともありますし、感情の行き違いでお互いに口を利かないということもたまにはあります。

      ですから「出ていけ」と言ったからといって、すぐにモラハラと判断されるわけではなく、非情にわかりにくいハラスメントだといえます。

      女性に暴言を吐く男性

      言葉の過激さよりも日々の積み重ねで判断される

      口喧嘩や一時的な「冷戦状態」とモラハラはどこで区別されるのでしょうか。

      それは暴言や高圧的な態度、無視などといった嫌がらせが長期間、執拗に繰り返されているかどうかです。モラハラの場合は、言動の激しさや厳しさだけではなく、繰り返し行われたかどうかも重視されます。

      それは、一時的に激しい言葉を使ってしまうこともあるというだけではなく、たとえ短い言葉でも、冷たく何度も繰り返せば精神的なダメージを与えることができるからです。

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      モラハラ夫の暴言で離婚が認められた事例

      離婚届けに記入する手元

      夫の暴言や態度がモラハラと認定された場合、夫が夫婦関係を破綻させる要因をつくったと認められる可能性があります。普段は威圧的な態度をとっているモラハラ夫は、一方で妻に依存し、妻を見下すことで満足を得ている傾向があり、またそもそもその認識がないため、離婚に応じないこともよくあります。

      こうしたモラハラ夫から逃げ出したいと考えている妻にとって、モラハラの認定は大きな力となります。夫のモラハラで離婚が認められた事例を紹介しましょう。

      酔った夫が「居候のくせに」などと暴言

      夫が酒に酔うと、妻に対し「俺に食わせてもらっている居候のくせに」「お前は俺に文句があるのか、バカ野郎」などの暴言を吐き、家族の悪口も繰り返したなどとして、妻からの離婚請求が認められました。しかし、妻からの慰謝料の請求は認められませんでした。
      (東京地方裁判所平成16年11月2日判決)

      過去に暴力もあった夫からの暴言

      夫が「妻失格」「お前には母親の資格はない」「そもそもお前は親の教育がなっていない」などの暴言を繰り返したため、妻からの離婚請求が認められました。以前は夫からの暴力もあり、慰謝料150万円の請求も認められました。
      (東京地方裁判所平成16年4月28日判決)

      モラハラ夫への対処法

      モラハラ夫との関係に悩んでいる場合、一人で抱え込まず専門家の力を借りることが重要です。状況を客観的に見つめ直し、適切な解決策を見つけるために、以下のような専門家への相談を検討しましょう。

      夫婦カウンセラーに相談する

      夫婦カウンセラーは、夫婦間のコミュニケーション問題や関係改善の専門家です。 モラハラの問題を抱えている場合でも、まだ関係修復の可能性があると考えているなら、夫婦カウンセリングが選択肢の一つになります。

      カウンセラーは第三者として客観的な視点から夫婦の問題を整理し、お互いの気持ちや考えを伝え合うサポートをしてくれます。そのような場合でも、妻一人でカウンセリングを受けることで、自分の置かれている状況を整理し、今後の方向性を考える助けになります。

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      弁護士に相談する

      モラハラが深刻で離婚を考えている場合や、すでに夫婦関係が破綻していると感じている場合は、早めに弁護士に相談することをおすすめします。 弁護士は法律の専門家として、離婚に向けた具体的な手続きやモラハラの証拠収集についてアドバイスしてくれます。

      弁護士に依頼すれば、夫との直接交渉を避けることができ、精神的な負担を軽減しながら離婚協議を進められます。初回相談は無料で対応している法律事務所も多いので、まずは気軽に相談してみましょう。

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      ADR(裁判外紛争解決)を検討する

      ADR(裁判外紛争解決手続き)とは、裁判所を通さずに中立的な第三者が間に入って、紛争解決をサポートする制度です。 離婚問題においても、弁護士や家事調停委員などの専門家が仲介役となり、話し合いによる解決を目指します。

      ADRは裁判よりも柔軟な解決が可能で、手続きが比較的短期間で済むこと、費用が抑えられること、プライバシーが守られやすいといったメリットがあります。ADRは日本弁護士連合会や各地の弁護士会、法テラスなどで案内を受けることができます。

      【Q&A】モラハラ夫に関するよくある質問

      Q.モラハラ夫は自分の行動をモラハラだと認識していますか?

      多くの場合、モラハラ夫は自分の言動がモラハラだという自覚がありません。 彼らは「正当な指摘」「妻のため」と考えており、むしろ妻のほうが間違っていると本気で信じています。この認識のズレが、問題解決を難しくする大きな要因の一つです。

      Q.モラハラ夫と話し合いで解決することは可能ですか?

      モラハラ夫との直接的な話し合いによる解決は、非常に困難です。 モラハラ夫は自分の非を認めず、話し合いの場でも妻を責めたり、論点をすり替えたりする傾向があります。第三者(カウンセラーや調停委員など)を介した話し合いのほうが、建設的な解決につながる可能性が高いでしょう。

      Q.モラハラの証拠はどのように残せばよいですか?

      日々の暴言や嫌がらせを記録することが重要です。日記に日時・場所・具体的な発言内容を詳しく書き残す、スマホで音声や動画を録音・録画する、メールやLINEのやり取りを保存するなどの方法が有効です。 証拠は離婚調停や裁判で、モラハラの事実を証明する重要な材料となります。

      Q.モラハラ夫から逃げる際に注意すべきことはありますか?

      別居や避難を決意した場合、事前に綿密な計画を立て、相手に気づかれないよう準備を進めることが大切です。 住民票の閲覧制限手続き、新しい住所を知られないための対策、必要書類(通帳、印鑑、保険証など)の持ち出し準備などを行いましょう。DV相談窓口や弁護士に事前相談しておくと、安全な避難方法についてアドバイスを受けられます。

      Q.モラハラで慰謝料請求はできますか?

      モラハラを理由とした慰謝料請求は可能ですが、金額や認定のハードルは高い傾向にあります。慰謝料が認められるには、モラハラの悪質性や継続期間、精神的苦痛の程度などを客観的な証拠で示す必要があります。 一般的な相場は50万円~300万円程度ですが、ケースによって大きく異なるため、弁護士に相談して具体的な見通しを確認することをおすすめします。

      モラハラ夫の暴言に悩んだらまずは記録から

      室内で手帳に文字を書きつける女性の手元

      モラハラ夫には、同じような暴言や決まった行動パターンが見られます。そうした夫のモラハラを周囲に認めてもらうには定番セリフや行動が執拗に繰り返されていることを証明する必要があります。

      そのためには、何よりも記録が大切です。夫からのモラハラから逃れるため、日記や録音、録画などで夫の言動を残しておきましょう。そうすれば、きっと救いの手が差し伸べられるはずです。

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